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発達障害を持つ人のためのお金の管理テクニック

発達障害を持つ人は、日常生活での様々なことに苦労しています。
その中でも、お金の管理はとても大切なことですが、多くの当事者が苦手だと感じていると思います。

私自身も障害特性上、お金の管理が苦手な一人です。しかし、いくつかの対策を考え、少しずつ改善することができました。今回は、私自身の経験をもとに、発達障害を持つ人がお金の管理に苦労しないための対策とお金の管理のコツについてご紹介します。

対策

予算を立てる

お金の管理をするためには、予算を立てることが大切です。自分が収入と支出を把握し、毎月の予算を立てることで、無駄遣いを防ぐことができます。予算は簡単な表を作るだけでも効果的です。

目的を持つ

お金を使う目的を明確にすることも大切です。何のためにお金を使うのか、どのくらいの金額が必要なのかを考え、目的を持って使うことで、無駄遣いを減らすことができます。

キャッシュカードの利用を制限する

キャッシュカードの利用を制限することで、無駄遣いを減らすことができます。自動支払いや現金での支払いを中心に、クレジットカードなどの利用は控えるようにしましょう。

支出を記録する

支出を記録することで、自分がどれだけお金を使っているかを把握することができます。紙やスマホのアプリなどを利用して、毎日の支出を記録しましょう。

家族や友人の協力を得る:家族や友人に協力してもらうことで、お金の管理がしやすくなります。支出の相談や、支払いの手伝いなど、協力してもらうことで、安心してお金を管理することができます。

お金の管理のコツ

買い物は計画的に

買い物は計画的に行うことが大切です。あらかじめ買うものを決めて、予算内で買い物をするようにしましょう。また、買い物前にリストを作成し、必要なものだけを買うようにしましょう。

安価な商品を選ぶ

安価な商品を選ぶことで、予算内でお金を使うことができます。高価な商品を買う場合は、必要性や長期的なメリットを考えてから決めるようにしましょう。

値引き商品を活用する

値引き商品を活用することで、予算内でお金を使うことができます。
賞味期限の近い商品やセット販売など、割安な商品を探すこともおすすめです。

余計なものを買わないようにする

買い物で余計なものを買わないようにすることも大切です。
買い物前にリストを作成し、必要なものだけを買うように心がけましょう。
また、買い物中に誘惑された場合は、一旦立ち止まり冷静に考えてから購入するかどうかを決めるようにしましょう。

節約生活を楽しむ

節約生活を楽しむことで、お金の管理がしやすくなります。例えば、家で自炊をすることや、趣味を探して自分で楽しむことなど、自分に合った節約方法を見つけると良いでしょう。

まとめ

発達障害を持つ人がお金の管理に苦労することはよくあることですが、予算の立て方や目的を持つこと、支出の記録などの対策をすることで無駄遣いを減らし、お金の管理をしやすくなることができます。

また、買い物は計画的に行い、節約生活を楽しむことも大切です。家族や友人の協力を得ることで、安心してお金の管理をすることができます。自分に合った方法を見つけて、上手にお金を管理しましょう。

と言ってはいますが、私もまだまだ金銭管理は大きな課題です。
鬱気味の時は自炊が出来ずエンゲル係数は跳ね上がり、躁状態の時は散財したりといろいろありますが、同じ様な特性を持つ人たちに向けて情報共有するという形でコミュニケーションすることが励みになっていて、支えられているのだなとつくづく実感します。


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