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季節感がわからない

目に見えない障害者の服装問題です。

その辺りをよく見ると、多くは春物と秋物を着てないことに気づきます。
夏物と冬物は、単に肌で感じる不快感をカバーできる手段として着てる感じかなと。(あくまでわたしの印象ですが)

いろいろとそれ関連について調べてみました。
感覚鈍麻という症状で選別できなかったり、気温による不快感より特定の素材による刺激がもっと不快なため選別できなかったりと、理由は人によって様々なようです。

わたしはどちらも該当しませんが、ずっと以前まで遡ると、どうも季節感を無視したひとりだったようです。(母親がそう記憶してます)
当時は、他人からどう思われるかを気にする割に、見た目がどう見られるかにおいては無頓着だった。ただそこにあるから着てたという感覚です。
(そこにあるというのは、母親が独断で用意した服装のことです)

つまり、他人に自分をどう見せるかという気遣いより、自分を優先しているということ。目に見えない障害の名称はいろいろありますが、そのひとつの自閉症スペクトラムの「自閉」はその名の通り、自分の世界に閉じこもる。
国語辞典でそう解説されてるのを確認したとき、納得できました。

何だか冷たい言い方をしてるなという気もしますが、それは普通の人が抱く感情を、そして搾取したがる人の感情をようやく理解できたから。
わたし自身、当事者と普通の人が見る世界を行き来して、どう折り合いをつけるか。このあたりも慎重に向き合い続けたいです。



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