本当に頭がいい人とは


これは敵わないな

岩手県の盛岡一高、盛岡中央高校特進SZクラス、大阪桐蔭高、花巻東でも頭が切れる人がいる。

佐々木麟太郎くんはそういう典型だ。野球部監督佐々木洋さんを父に持つスラッガーで名門中の名門盛岡一高でもタジタジになるほどだ。アメリカのスタンフォード大学に入学した彼は本当に切れ者だ。

2.僕の同級生

僕は昭和59年生まれのアラフォー。高校と出身は違うけれど、同級生がいる。それは西岡剛君だ。僕はどんなに頑張っても勝てるわけない。レベルが違うと半分努力を諦めかけている。頭脳も野球も努力も一流と認められた少年が大阪桐蔭高校に入れる。有名なスーパースター軍団だから、やる前からあいつは別格という意識を持つ。だから、大阪桐蔭高は早稲田や慶應義塾、東大、京大に進学できる。

3.努力ができる人とできない人の違い

アメリカテネシー州ナッシュビル市のヴァンダービルト大学の研究によると努力できる頭脳とできない頭脳かを分ける決め手といえば、頭の前頭前皮質腹内側部、左線条体、島皮質の3つの違いによるもの。左線条体と前頭前皮質腹内側部とは報酬予測能力。島皮質とは損得勘定の能力。
勝てなくても諦めない人は損得勘定できていないけれど、報酬予測能力が活発に動く。逆に、途中で投げ出す人は報酬予測ができていないけれど、損得勘定は十分に肉薄。それにより、「こんな努力しても無駄」とブレーキをかける。脳の機能の一つとして同じものはないから、努力がすべてではなく、いろんな要素で生み出されるもの。

4真の叡智

確実に言えるのは、頭のいい人は世の中たくさんいる。頭のいい人はそれなりの価値はあるが、絶対的な価値じゃない。記憶力や発想力ではない。事を成すために起業家だろうと、政治家だろうが、医者だろうが、科学者だろうが、行政官だろうが、教師だろうが、必要な能力がある。それは、「相手のことを自分の目で見抜く」だ。これがあったら賢い。成果を得るためには相手のことを見抜く練習が不可欠。それは、努力でしか言い表せないのも事実。見抜く力があれば、自分を含むあなたたちの人生は鬼に金棒だ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?