愛の形 #春弦サビ小説
あなたが出かける、こんな雨あがりの夕暮れは不安になる。そして聞きたくなるの。
『可哀想じゃない私の事も愛してくれる?』
私のことを愛しているのは確かだけど、その理由が、私が可哀想な人だからじゃないかと思うの。
「私のどこが好き?」
そんなふうに聞いても、あなたは
「ぜんぶ!」
と言ってはぐらかすから、きっと答えるのが面倒なんだと思う。
いつから面倒くさい人になったんだろう…
本当は、信じきれない自分のことが不安なのかもしれない。
どこからか聞いたような歌詞が流れてくる〜
早く見つけてほしい
私の心の欠片を
あなたに移した
残り香を
不安なまま
もう独りでは
いられないの
壊れていくわ
その前に
見つけてほしい
私の心の残像を
キラリ光る涙を〜
夕闇が迫っている。
せめて、あなたが優しい嘘つきだったらよかったのに…
画像は『Keiさんの作品』を使わせていただきました。ありがとうございました✨
歌詞は『Rain〜花散らしの雨』からイメージしてみたのですが、小説と言えるかどうか…
(自分の歌詞からでごめんなさい(_ _;))
以前、コメントをいただいてから気づいたのですが、小説は、20字小説しか書いたことがなかったかもです(。・ω・。)ノ♡
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