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《54字の物語》まとめ⑨

 初めまして。三日月月洞(みかづきげつどう)と申します。

 今迄SNS上に投稿してきた54字の物語作品のまとめとなります。 

 手元にあるものから、順不同です。

 (※各タイトルは画像の下にございます)

タイトル『雨音に隠す本音』
タイトル『私のヒーロー』
タイトル『いとしあやかし』
※雪仏は、雪で作った仏像です。
※《百年/ももとせ》
※山童は、あやかし
大昔一度だけ共に野を駆けた友人。その友人が或る冬『遂に亡くなった』と風の噂で耳にした山童。そののちより、毎冬、指のあかぎれに耐えながらただひたすらに伝説を信じ雪仏を作り続けている、心の純粋な妖です。
タイトル『落ち武者の作り方』
 《訝しげな武士》 と言いたかっただけです。
 良きリズム。
武士が実として木に生り、その後落実したならば、それ は、つまり《落ち武者》……?
タイトル『命の棚田』
戦後生まれの私には想像するしか出来ませんが、追いつめられていた当時、「逝くなら穴ではなく田で逝きたい」というお姉さんも居たかもしれない
…という思いから書きました。
※《兎鼓/うさぎつづみ》
※弟ば、かろうた=弟をおんぶした
タイトル『紳士的な鬼一口』
予告状を出すタイプの、ナルシストかつジェントルマンな鬼一口です。参考・伊勢物語。
タイトル『人に為った贖罪山羊』
野に放たれ永しえの時を彷徨っていたアザゼルの山羊 (贖罪山羊) と偶然出会い己が牧場の先頭の山羊へ据えてしまったばかりに、全人類の罪を背負った贖罪山羊と中身が入れ替わってしまった八木さん。
助けを求めて必死で叫ぶけれど、気性の荒い先頭の山羊だなとしか思われない八木さん。
あわれ八木さんは代わりを求めて今日も彷徨う。
タイトル『落日と渇望』
タイトル『帰りたい』
故郷が野山にある方が上京なさった場合は
自然溢れる地に帰りたくなりますが、
地方に1人嫁ぎ
故郷はネオン街と共にあるのなら
逆にネオンの森に帰りたくなるのではないかな、
と感じて書きました。
タイトル『別れた女と一回休み』
※《賽子/さいころ》