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ようやく理解できた気がする『不動心』

小学校から高校まで剣道を習っておりまして、今まで生きてきた中で我ながら頑張っていた時期がありました。

特に中学生の時が一番部活に燃えていて、その頃の辛かった練習、悔しかった試合、大嫌いだった顧問の先生の記憶が今でも蘇ります。

剣道をしている方ならよく分かると思いますが、面を被るときに手拭いを頭に巻く?被る?のですが、親に買って貰った手拭いに書かれていた言葉が、
タイトルの通り『不動心』でした。 

この言葉の意味が理解もできず気にも止めていなかったのですが、30年近く経ってようやく今の自分の心に刺さっています。

剣道は相手の動きに惑わされない平常心が大切です。
本来生きるか死ぬかの真剣勝負ですからね。

ですが、不動心という言葉を纏いながら日々練習に打ち込んでいた記憶もすっかり忘れ、今じゃ相手の言動に惑わされて、イライラしたり落ち込んだり動揺することが増えてしまいました。

練習してきた通りに試合をする平常心、相手の動きにも瞬時に対応できるこだわりのない心。きっと精神的にも鍛錬してきたはず。
試合で負けるとしょっちゅう泣いてましたが。

青春時代に鍛えられた精神を思い出して、
あたしゃそんなことじゃ動揺しないよ。と自分に鼓舞したい。


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