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潤心(柊原のお寺 真宗寺)
2024年5月19日 23:22
いろんな人を使い捨てて生きてきた。つなぎとめる力がなく、多くの人を。声も思い出せない人。名前も思い出せない人。顔も思い出せない人。何も思い出せない人。不義理もはたらいた。忘れたいその人の事は忘れられなくて、きっと死ぬまで覚えてる。未練がましくも思い続けている人。忘れたいその人の事は忘れられなくて、けどその人は私の事などきっと忘れ去っている。大通りを闊歩する。たくさ
2023年6月30日 11:35
龍のごつ 宙の細霧に 鱗をぬらし 星を度って 独り𠹛きたしごつ は鹿児島弁で 「ごとく」岡崎体育さんも同じような歌を歌っていたけど、こんなことを思う夜がたまにあるよね。遠くに行ってしまいたい。指先にラメが付くみたいに、星屑に塗れたキラキラした鱗を天の川で洗ったら、世界を瞰ろし、憂いに浸りたい 。
2023年1月20日 15:34
ベトナム出身の僧で「エンゲイジド・ブッディズム」(行動する仏教、社会参加する仏教)を提唱した、ティク・ナット・ハンは、仏教とは何か、縁起の理法とは何かていうことを、「この一枚の紙のなかに雲が浮かんでいる」という有名なフレーズで述べています。仏教の教説を簡潔で美しい表現に落とし込んでいますね。私の仏道の歩みもかくの如くありたいと思ってます。
2022年12月16日 00:15
※最近の深夜、「不労所得」と題した詩のようなものを作っていた。あまり記憶はない。深夜テンションの愚痴や本音の発露だろう。面白いから載せます😂不労所得座右の銘では無いけど、私の好きな四字熟語。憧れと安らぎ感じる四字熟語。それは「不労所得」という言葉。いや真に安らぎを覚えるなら、「春風駘蕩」「平穏無事」、「鳳凰来儀」「偃武修文」、極め付けには「恒久平和」……挙げるべき四字熟語が
2022年12月11日 01:28
ひかりのはたらき暗いものごとには明るさを与え冷えたものごとには温かさを与え燻んだものごとには輝きを与えしかもそのものごとを選り分けもしないでたちまちに貴方を照らし出す光は貴方のために射すいまいる場所を むかうべき向きを世界に照り帰り 世界を映す一隅を照らし 私を生かす2022.夏※詩のようなもの。大事な人とのメッセージを整理した、詩というかメモ。死別人間、生
2022年12月8日 09:43
貴方は事ある度に私にアクセサリーをプレゼントしてくれた。はじめは嬉しかったが、だんだん素直に喜べなくなってしまった。或る日、私は不意に、アクセサリーには二つの意味があると思った。ひとつは身を彩なす装飾品。もうひとつは身を柵める束縛具。何かに触れるたびに目につく指輪。私を靡かせないための髪留。外からの呼びかけへの結界のようなピアス。鉄の頸木よりも重たいネックレス。足枷のよう
2022年12月4日 12:39
味噌汁をつくりて結婚してから幾年かほとんど毎朝、私が味噌汁をつくっているけれど様々なことが頭をよぎるのたとえば昔の私たち 「君のこと幸せにするよ」 なんて曰う男は嫌いよ 私は既に幸せだし 貴方は私で幸せになるかもしれないけれど 私を幸せにするのは私なの 「貴方といるだけで幸せよ」 なんて曰う乙女ではないわ 貴方といると悲
2022年12月3日 20:06
閃爍潤跡(せきしゃくじゅんせき)希死念慮の漣(さざなみ)に、夜毎(よごと)、蹠踏(せきとう)の砂を浚(さら)われています。自己嫌悪の濤(おおなみ)に、夜毎、樹(た)つべき台(うてな)を流されています。頭燃 頭燃 頭燃。「体は何も悩んじゃいません。」そんな事は分かっております。「分かる」と「在れる」の間にある20000哩(マイル)の溝を零(お)ちに落ち往く途中です。ザ
2022年12月1日 14:08
遠近法遠近法。遠くのものは小さくなる。距離が離れたり、時間が経ったり、遠ざかるものはやがては忘れられる。私はそれが怖いです。けど忘却が癒す傷心もあります。川の石が水に当てられ丸くなるように。こんな生々しく青すぎた私も、距離や時間が余熱を奪い、少しは洗われるでしょうか。そしてこの生々しさや青さや余熱を。未熟な日々を。それが愛しいと愛せるでしょうか。たかが五劫ほど
2022年7月20日 15:52
※法律変わって成人年齢変わっちゃいましたけど、昔、成人式の折に、成人する方に向けて書いた詩です。こんだけ文字数あればエッセイでしょうか?詩とエッセイの違いって何だろう?成人式を迎える二十歳のあなたへ成人式を迎えた君。そうだ。君だ。今日はたくさんの馬鹿な大人たちが、君に明るく、賑やかで、煌びやかな未来が展望されていると、煽て、唆し、誑かしてくるだろう。人生が恰も輝かしきも