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ドコモ、Amazonと決済・ポイント連携

NTTドコモは10日、アマゾンジャパン(東京・目黒)と決済やポイント事業で提携すると発表した。ドコモと回線契約したうえでスマートフォン決済「d払い」を使ってアマゾンで買い物をした利用者に対し、共通ポイント「dポイント」を最大3.5%還元する。国内最大級のネット通販を経済圏に組み込み、利用者の囲い込みにつなげるとのこと。

要約文

NTTドコモがアマゾンジャパンと決済やポイント事業で提携することを発表しました。この提携により、ドコモと契約し「d払い」を使用してアマゾンで買い物をすると、最大3.5%の「dポイント」が還元されます。これはドコモが自社の経済圏を拡大し、利用者を囲い込む戦略の一環です。アマゾンでの支払いに他社のポイントを利用できるのは初めてのことです。また、アマゾンプライムをドコモ経由で契約すると、追加のポイント還元特典があります。日本ではポイント意識が高いため、この提携はポイント好きな消費者を取り込む上で重要です。この提携はドコモのEコマース領域の弱点を補強し、顧客満足度を向上させることを狙っています。また、各社は非通信事業の成長とポイントを軸にした経済圏の拡大に注力しており、ドコモも非通信事業に力を入れ、非通信事業の売上比率を高める計画です。

日経新聞の図引用

ドコモが「ポイ活」プラン

NTTドコモが新たに「ドコモポイ活プラン」を発表し、これは2024年4月1日から開始されます。このプランでは、スマートフォン決済サービス「d払い」を使用することで、支払額の3%に相当するポイントが還元されます。特に若年層を対象にスマホ決済の利用を促進することを目指しています。オンライン専用プラン「ahamo」利用者は、月額2970円の通常プランに加えて、「大盛り」オプションで80GBを1980円で追加でき、ポイ活オプションを2200円で利用できます。このオプションを利用すると、最大で月4000ポイントの還元が受けられます。さらに、ドコモのクレジットカード「dカードGOLD」で携帯料金を支払うと、5%のポイント還元が2024年夏ごろから始まります。dポイントは全国523万カ所の小売店などで利用可能です。

感想

ドコモがポイント還元率で楽天ポイントを上回る形で経済圏争いに本格参戦してきました。しかし、私は普及は難しいと見ています。理由は、ドコモのポイントサービスがユーザビリティの面で問題があると感じるからです。過去にドコモのサービスを利用していた私の経験から、その使い勝手の悪さが目立ちます。一方で、楽天は使いやすさとわかりやすさを特徴としており、これが同社のサービスが広く普及した一因だと思います。

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