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モスクワ郊外で銃乱射

ロシアの首都モスクワ郊外のコンサートホールで22日夜に銃乱射事件が発生した。60人以上が死亡、140人以上が負傷した。ロシア当局はテロ攻撃として捜査を始めた。ロイター通信によると、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出したとのこと。

要約文

モスクワ郊外のコンサートホールで22日夜、銃乱射事件が発生し、60人以上が死亡、140人以上が負傷した。犯行はイスラム国(IS)が声明を出して認め、ロシア当局はテロ攻撃として捜査を開始。事件はコンサート開始前に、迷彩服の数人が警備員を撃って侵入し、観客に向けて発砲した。犯行グループは最大5人で、一部が会場に立てこもったと報じられている。大規模な救援活動が展開され、現場は厳戒態勢に。ロシア大統領は報告を受け、対応を指示した。ウクライナは関与を否定し、アメリカも現時点でウクライナの関与を示す情報はないとしている。モスクワでは過去にも武装組織によるテロが発生しており、今回も大使館が事前に警告していた。

夜空に黒煙 惨劇に逃げ惑う人

モスクワ郊外のコンサートホールで発生した銃乱射事件では、激しく燃えるホールから黒煙が上がり、多くの市民が惨劇に遭遇しました。通信アプリには逃げ惑う人々の動画が投稿され、周囲はパトカーや救急車、ヘリコプターで騒然となりました。事件は人気ロックバンド「ピクニック」の公演直前に発生し、会場は約6000人で満員でした。多数の遺体が施設入り口に横たわり、生き残った人々は恐怖を語りました。深夜には炎が消え、治安部隊は厳重な警備を続けました。

国連や欧米「テロ攻撃を非難」

モスクワ郊外で発生した銃乱射事件を受け、国連や欧米諸国が非難や哀悼の意を表明しました。国連のグテレス事務総長はテロ攻撃を強く非難し、フランスのマクロン大統領やイタリアのメローニ首相も同様に攻撃を非難し、犠牲者への哀悼と連帯を表明しました。在ロシア米国大使館も犠牲者に哀悼の意を示し、米国民に安全を呼びかけました。事件では60人以上が死亡し、140人以上が負傷しており、死傷者は増える可能性があります。イスラム国が犯行を認めています。

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