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行列店に「ファストパス」

飲食店向けの予約サービスを手掛けるテーブルチェック(東京・中央)は、行列のできる飲食店を有料で予約できるサービス「テーブルチェックファストパス」を始めた。顧客の利便性を高めながら、飲食店の新たな収益源になるサービスとして普及を目指すとのこと。

個人的には今の500円程度の値段から、2-3千円まであげても良いと思っている。

要約文

テーブルチェック社(東京・中央)が「テーブルチェックファストパス」という新しい有料予約サービスを開始しました。このサービスは、行列ができる飲食店を事前に予約できるもので、顧客の利便性を向上させると同時に、飲食店に新たな収益源を提供することを目指しています。すでにミシュランに掲載されたラーメン店などが、数百円の予約手数料でこのサービスを導入しており、2024年中には300店舗への拡大を計画しています。

社長の谷口優氏によると、この有料予約サービスの目的は、需要と供給のバランスに基づいて価格を設定し、時間をお金で買いたい人や追加料金を支払ってでも来店したい人に対応することです。特に、観光客などが時間を有効に使えるようにし、リピーターを増やすことが狙いです。また、外国人観光客にとっては、記帳や整理券の制度を理解する難しさを回避し、ネット予約の利便性を高めることができます。

しかし、飲食店は人件費などのコスト増加に直面しており、客数がコロナ前の水準に戻っていない中で苦しい状況が続いています。テーブルチェックファストパスは、需給に応じた価格設定により飲食店の利益率を改善する可能性を秘めています。将来的には、消費者の来店意欲を可視化し、より意欲のある人を優先的に案内するシステムを構築することも考えています。

感想

日本の時間に対する意識の低さを考えると、このようなサービスは非常に価値があると感じます。私は最近家族とディズニーランドを訪れた際、美女と野獣のアトラクションが180分待ちという状況に遭遇しました。これほどまでに長時間並ぶ理由が私には理解できませんでした。私は2,000円でファストパスを購入し、ほとんど待つことなくアトラクションを楽しむことができました。わずか2,000円で待ち時間を省くことができるのであれば、そのコストパフォーマンスは非常に高いと思いますが、それでも並ぶ人々の気持ちは理解しがたいです。日本人は並ぶことを好むのか、あるいはそれが特有の文化なのかもしれませんが、それゆえに「テーブルチェックファストパス」のようなサービスには大きな価値があります。このような優れたサービスがさらに普及することを望みます。さらに言えば、行政や郵便局のサービスにもファストパスのような制度が導入されれば、興味深いと思います。

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