「スポットワーク」開始！

フリマアプリのメルカリが4月から数時間の仕事をする「スポットワーク」仲介事業「メルカリ ハロ」の全国展開を始めた。フリマアプリから求人をみられることが売りで、5万店以上が求人を掲載する。

最近の若者の働き方を理解する上で、押さえておきたいニュースである。

転職活動中、隙間4時間で5200円　メルカリ仲介ピザ配達 - 日本経済新聞

要約文

メルカリが始めた「メルカリ ハロ」という仲介サービスにより、短期間の「スポットワーク」が全国で展開されています。このサービスを利用して、ドミノ・ピザなど5万店以上が求人を出しており、特にドミノ・ピザでは664店舗がこのシステムを採用しています。例えば、東京都のドミノ・ピザ西麻布店では、自転車を使ったピザの配達員を募集しており、時給は1300円です。

この仕組みを利用して、現在転職活動中の28歳の女性が、ドミノ・ピザでピザ配達のアルバイトを行いました。彼女は4時間働いて5200円を稼ぎました。彼女にとってメルカリ ハロは、短期間で働けるため、転職活動中の不安定な時期に適していると感じています。

ただし、スポットワークの普及には課題もあります。店舗の受け入れ体制や教育が不十分なこと、ドタキャンによる人手不足のリスクなどが挙げられます。他のアプリと比較しても、メルカリ ハロでは働き手の評価制度がなく、ドタキャンを予測しにくい状況があります。これに対し、競合他社では互いに評価するシステムを設け、遅刻やキャンセルに対するペナルティを課しています。

このように、メルカリ ハロはスポットワークを通じて労働市場に新たな動きを提供していますが、サービスの安定と信頼の構築が今後の課題となっています。

感想

メルカリはアメリカ事業で失敗しているようなので、本事業をぜひ頑張って欲しい。
また田端さんの以下記事は必見である。

mercari REBOOT~メルカリ・山田進太郎を救いたい！田端信太郎からメルカリ社への提案～

スポットワークのメルカリハロだが、今後主流の働き方になる可能性を秘めている。メルカリは知名度もあり、親しみやすいからだ。ただその日暮らしをする人が増えることは日本国にとって良いことなのかは微妙である。外国人観光客に対する高単価のスポットワークへとつながることを期待している。