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二階氏、衆院選に不出馬

自民党の二階俊博元幹事長が次期衆院選への不出馬を表明したのは「派閥政治」の一つの節目となる。幹事長を歴代最長の5年あまり務めて「老練」と評された政治家とのこと。

要約文

自民党の二階俊博元幹事長が次期衆院選に出馬しないことを発表し、これが「派閥政治」の一つの節目を示しています。二階氏は歴代最長となる5年以上幹事長を務め、「老練」と評され、政治技術で安倍晋三首相の政権を支えました。彼は人間関係に重きを置き、派閥政治に対する郷愁を示していますが、政治資金問題や派閥内の人事問題についても批判があります。不出馬の理由については明確な説明はなく、年齢に関する質問には不快感を示しました。

日経新聞の図引用

幹事長とは?

幹事長は、政党内での非常に重要な役職です。この役職にある人は、政党の日常運営を管理し、政策立案の調整、党員間の意見調整、選挙戦略の立案と実行などを担います。また、党内の様々な派閥間の調和を図り、党の方針や戦略を具体化し実行する役割を持ちます。つまり、幹事長は党の「実務の司令塔」として機能し、政党の成功に不可欠な役割を果たします。

政治資金問題で政治不信

自民党の二階俊博元幹事長が、次期衆議院選挙への不出馬を表明しました。これは、自らの派閥に関連する政治資金問題によって政治不信を招いた責任を取る形です。彼の関連政治団体が5年間で3526万円の寄付を記載せず、秘書が政治資金規正法違反で有罪判決を受けたためです。二階氏は派閥解散を決定し、政治的責任を認めて謝罪しました。自民党は政治資金問題に関連する議員の処分を検討中であり、二階氏は自らの判断で不出馬を選び、政界引退については地元の判断に委ねると述べました。

感想

記者会見を見る限り、話し方がたどたどしく、政治家としての適性に疑問が残ります。政治家に年齢制限を設ける必要はないものの、引退を容易にするための制度を整えることは考えられます。政治家が引退した後でも、党の顧問として活躍する道を用意することで、その経験を活かし続けられる仕組みも有効かもしれません。

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