ツーリング野郎7号

好きなクルマ・バイクについての「好き」や「まとめ」、この他レースゲーム等について「好き…

ツーリング野郎7号

好きなクルマ・バイクについての「好き」や「まとめ」、この他レースゲーム等について「好き」を書いていきます。

記事一覧

固定された記事

V7シリーズについて

21世紀の屋台骨 ついこの3月15日に創立102周年となったモトグッツィ、同社といえば縦置きVツインのシャフトドライブ、そんな前置きで書き始められる記事は幾重にもある。…

MOTOGUZZI EAGLE DAY JAPAN 2024

雨予報との闘い 書き出しとしてこんな話はどうかと思うが、日本におけるモトグッツィの公式イベントは兎に角雨に祟られる。それでなくとも、オーナー達による非公式ミー…

今度はカリフォルニア?

伝統ネームが復活? 以前、アプリリア製の457㏄パラツインエンジンを使用したグッツィの入門モデルについて憶測と持論を展開した。まだそんなに日が経っていないので覚え…

ベルテッドバイアスタイヤ

バイクとタイヤ 今回は久しぶりにバイクの話、筆者の愛車はモトグッツィ V7IIストーン、2015年製のネイキッドバイクでよくあるオートバイ!という形をしたモデルだ。 も…

ミラーレス一眼を買っちまった

ことのはじまり ミラーレス、その存在はずっと認知していたし、何も昨日今日知ってとても驚いたというモノではない。ただ、筆者は何の所以か、小さいデジカメから始まり…

来るのかパラツイングッツィ

Vツインじゃないグッツィ モトグッツィといえば、空冷のVツイン………… はいはいわかったわかった知ってるってば。 と、話をぶった切っても良さそうなぐらい、どこで…

身体は闘争を求める

このnoteはアーマード・コア6のネタバレを含みます。 閲覧の際は、その点をご留意下さい。 レースゲームじゃないし・・・ 何かしらの事象を羅列した後に、身体は闘争を求…

俺的イケてる自動車ランキング 2023

何のランキング?このランキングは筆者のnoteページに於いては初お披露目になるのですが、遡ること10年前、ちゃんと言うと数えて10年前 みんカラに、あ、みんカラっていう…

ラリージャパン2023観戦放浪記

行くぜ!ラリージャパン! 今年もラリージャパンに行ってきました。WRC好きとしては見逃せないし、昨年はサービスパークしか行けなかったので、今年は絶対SS観戦チケット…

WRC 2023 Rd.13 FORUM8 Rally Japan

今年もやってきた! 今年も日本にやってきた!!昨年、長い沈黙を経て復活したラリージャパン。あの興奮から早くも1年が経ち、再びあの世界最高峰の舞台が日本へ戻ってき…

WRC 2023 Rd.12 Central European Rally

初の欧州3カ国跨ぎ WRC史上、国境を跨いでラリーをやる。という事は案外珍しくない。 スウェデッシュラリーでは一部ノルウェーに入ることもある年があったし、モンテカル…

WRC 2023 Rd.11 Rally Chile BIOBÍO

ちょっと名前が可愛い ビオビオ、そんな語感になんか可愛いな・・・ヨーグルトみたい。と思ったスペクテイター達は少なくないと思う。ダノンビオってあるし・・・(笑) …

スバルが帰ってく・・・る?

喧々諤々 波乱万丈のアクロポリスラリーが開催されている傍ら、一つのニュースがクルマ好き達を騒がせた。 どうやらスバルがWRCにカムバックする可能性がある"らしい"と…

WRC 2023 Rd.10 EKO Acropolis Rally Greece

神々のラリー アクロポリスラリーは、前戦フィンランドと同様に1973年のWRC初年度からラリーを開催してきた伝統のイベントだ。 この伝統のイベントは何と言っても、その…

GT7リバリー制作 GRカローラ編

忘れている もうすっかりWRCの事しか書いていないこのnote グランツーリスモ7のリバリーの事なんて初回にあげたっきりだ。 あれだけ声高に”いいぞ”とか言っておいて無責…

WRC 2023 Rd.9 Secto Rally Finland

伝統のフィンランドGP ラリーフィンランドは1973年のWRC黎明期からその姿をシーズンに並べてきた。古くは1000湖ラリーとも呼ばれ、フィンランド湖水地方らしい多くの湖沼…

V7シリーズについて

V7シリーズについて

21世紀の屋台骨

ついこの3月15日に創立102周年となったモトグッツィ、同社といえば縦置きVツインのシャフトドライブ、そんな前置きで書き始められる記事は幾重にもある。だが、モトグッツィといえばつまるところそのコンポーネントに依るキャラクターは、欠く事が出来ないほどのものであるため、そう書かざるを得ない。
そうした縦置きVツインのエンジンは、大きく分けて2023年現在は3つの系譜がこの世に存在す

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MOTOGUZZI EAGLE DAY JAPAN 2024

MOTOGUZZI EAGLE DAY JAPAN 2024


雨予報との闘い

書き出しとしてこんな話はどうかと思うが、日本におけるモトグッツィの公式イベントは兎に角雨に祟られる。それでなくとも、オーナー達による非公式ミーティングでさえ雨に祟られる。
グッツィスタ達が集まり、ミーティングの思い出話になると大抵雨が降ったことの思い出が話題に出る。とにかく雨にやられるのだ。
何か特級呪物でも抱えているのだろうか?と疑心暗鬼になる程度には祟られ、一体だれが雨男、

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今度はカリフォルニア?

今度はカリフォルニア?


伝統ネームが復活?

以前、アプリリア製の457㏄パラツインエンジンを使用したグッツィの入門モデルについて憶測と持論を展開した。まだそんなに日が経っていないので覚えている諸兄も居るかと思う。
そして今度は、20年っきりで系譜が途絶えてしまったカリフォルニアについて復活するのでは?という噂を聞きつけた。
時間の無い方のためにこの噂がどういうものか、三行で書き表そう。

1.アメリカで"MOTO G

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ベルテッドバイアスタイヤ

ベルテッドバイアスタイヤ


バイクとタイヤ

今回は久しぶりにバイクの話、筆者の愛車はモトグッツィ V7IIストーン、2015年製のネイキッドバイクでよくあるオートバイ!という形をしたモデルだ。
もう遡ること8年前、広島の地で愛車として迎え入れたイタリア生まれのオートバイで、筆者の大事な大事な宝物だ。日本でよく名を馳せているドゥカティとかMVアグスタとかそういう"走る工芸品"とか"走る宝石"みたいな渾名はとくにないオートバ

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ミラーレス一眼を買っちまった

ミラーレス一眼を買っちまった


ことのはじまり

ミラーレス、その存在はずっと認知していたし、何も昨日今日知ってとても驚いたというモノではない。ただ、筆者は何の所以か、小さいデジカメから始まり、一眼レフへの辿る道は大体PENTAXだった。
一度使えばブランドに愛着というのは湧くもので、気が付けば身の回りには何かしらPENTAXのカメラがあった。

たったここまででもうお気づきの人は
「さてはミラーレス買いたくてもPENTAX

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来るのかパラツイングッツィ

来るのかパラツイングッツィ


Vツインじゃないグッツィ

モトグッツィといえば、空冷のVツイン…………

はいはいわかったわかった知ってるってば。

と、話をぶった切っても良さそうなぐらい、どこでもかしこでも使い倒された過ぎた導入文句。今ではもう水冷のVツインもしっかり日本上陸を果たしたので、空冷云々の言い出しはちょっとヒネってやらないとダメかも。

それにしてもモトグッツィといえば縦置きVツインだよね!というのは個性や伝統

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身体は闘争を求める

身体は闘争を求める

このnoteはアーマード・コア6のネタバレを含みます。
閲覧の際は、その点をご留意下さい。

レースゲームじゃないし・・・

何かしらの事象を羅列した後に、身体は闘争を求める。故に、アーマード・コアの新作が出る。みたいな大喜利をSNSで見かけたことのある人は結構居るんじゃないかと思う。当然、筆者もその一人、その謳い文句はTwitterでも度々見かけていた。
しかしながら、今まで全くアーマード・コア

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俺的イケてる自動車ランキング 2023

俺的イケてる自動車ランキング 2023


何のランキング?このランキングは筆者のnoteページに於いては初お披露目になるのですが、遡ること10年前、ちゃんと言うと数えて10年前
みんカラに、あ、みんカラっていうのはですね、自動車オーナーたちが集まって愛車に関するいろんなコミュニケーションを取るクルマのSNSでして
TwitterとかFacebookというよりかは、クルマ版mixiみたいなものです。

で、そこに当時大学生で、いっちょ前に

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ラリージャパン2023観戦放浪記

ラリージャパン2023観戦放浪記


行くぜ!ラリージャパン!

今年もラリージャパンに行ってきました。WRC好きとしては見逃せないし、昨年はサービスパークしか行けなかったので、今年は絶対SS観戦チケットをゲットするぞ!!と意気込んでいました。



なんといきなり初動のSS観戦券抽選販売の日を忘却しており、8月末のガチ争奪戦に参加しないといけないハメに・・・
特にSS観戦券のマイカー観戦チケットは争奪率が高いようで・・・金曜日の

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WRC 2023 Rd.13 FORUM8 Rally Japan

WRC 2023 Rd.13 FORUM8 Rally Japan


今年もやってきた!

今年も日本にやってきた!!昨年、長い沈黙を経て復活したラリージャパン。あの興奮から早くも1年が経ち、再びあの世界最高峰の舞台が日本へ戻ってきた。
言わずもがな最終戦を飾る日本の愛知県・岐阜県を舞台に繰り広げられるターマックラリーで、2004年に開催された北海道でのラリージャパンとは大きく異なる。
全てのステージ構成がターマックとなり、その狭く曲がりくねった"スーパー林道"は

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WRC 2023 Rd.12 Central European Rally

WRC 2023 Rd.12 Central European Rally


初の欧州3カ国跨ぎ

WRC史上、国境を跨いでラリーをやる。という事は案外珍しくない。
スウェデッシュラリーでは一部ノルウェーに入ることもある年があったし、モンテカルロラリーは基本的にモナコとは銘打っているが、サービスパークそのものがフランス国内に設置されてたり、何なら殆どモナコを走らない年だってある。
ただ、そうした色々な事情にせよ、WRCのホスト国というのは基本的に1戦1国という暗黙の了解が

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WRC 2023 Rd.11 Rally Chile BIOBÍO

WRC 2023 Rd.11 Rally Chile BIOBÍO


ちょっと名前が可愛い

ビオビオ、そんな語感になんか可愛いな・・・ヨーグルトみたい。と思ったスペクテイター達は少なくないと思う。ダノンビオってあるし・・・(笑)

ラリーチリは4年ぶりの開催、2019年にWRCに登場し、ヤリスWRCを駆ったタナックが優勝したことを覚えている人も居るだろう。だが、2020年は国内の情勢不安に伴う政治日程との重複によりカレンダーから外れてしまった。
本当であれば、2

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スバルが帰ってく・・・る?

スバルが帰ってく・・・る?


喧々諤々

波乱万丈のアクロポリスラリーが開催されている傍ら、一つのニュースがクルマ好き達を騒がせた。
どうやらスバルがWRCにカムバックする可能性がある"らしい"ということだ。

Motorsport.comでそう報じられたニュースは、SNSでも注目を浴びX(旧Twitter)でも様々なクルマ好き層が喧々諤々の様相を呈している。
ゴリゴリのWRCファンではなくとも、スバルがラリーで大活躍してい

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WRC 2023 Rd.10 EKO Acropolis Rally Greece

WRC 2023 Rd.10 EKO Acropolis Rally Greece


神々のラリー

アクロポリスラリーは、前戦フィンランドと同様に1973年のWRC初年度からラリーを開催してきた伝統のイベントだ。
この伝統のイベントは何と言っても、その荒れた路面と照り付ける太陽を含めマシンにもドライバー、コ・ドライバーにも厳しいラリーであることが挙げられる。
切り立った岩々は特にタイヤへ攻撃的であり、パンクを如何にして避けて走るかという部分もこのラリーを戦う上で重要な要素。更に

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GT7リバリー制作 GRカローラ編

GT7リバリー制作 GRカローラ編

忘れている

もうすっかりWRCの事しか書いていないこのnote
グランツーリスモ7のリバリーの事なんて初回にあげたっきりだ。
あれだけ声高に”いいぞ”とか言っておいて無責任ここに極まっている。

マズい

であるからして、今回はグランツーリスモ7に8月アップデートで加わったGRカローラ MORIZOエディション'22を素体に、筆者が貼り込んでったリバリーについてお届けしたいと思う。
GT7で作成

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WRC 2023 Rd.9 Secto Rally Finland

WRC 2023 Rd.9 Secto Rally Finland


伝統のフィンランドGP

ラリーフィンランドは1973年のWRC黎明期からその姿をシーズンに並べてきた。古くは1000湖ラリーとも呼ばれ、フィンランド湖水地方らしい多くの湖沼と針葉樹が織りなす風景はWRCに欠かせない情景となっている。
前戦のエストニアから変わり、硬く引き締まった路面は幅広く、うねるようなジャンプが続き、平均時速は130km/h以上、最高速度に至っては200km/hにも迫る。

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