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SELECTION PROJECT 感想雑談 #2 キャラクター編

キャラクター編いきます。ひとことずつくらいで。コミカライズとか本編とか見ながら勝手に解釈した内容がかなり含まれます(というかそれしかない)のでご注意ください。というか解釈違いがあったらTwitterシェアなりコメントなりで書いてくれると嬉しい…だからこそ燃えるよね💚(コミカライズ今鵜凪咲②より)

こういうキャラクターとしての感想では、声優さんについてのことを書くのはあんまりよろしくないかもしれないのですが、フレッシュな声優さんを集めた作品ということでせっかくなんで声優さんについてもほんのちょっとだけ書いていこうと思います。

Suzu☆Rena(美山鈴音・花野井玲那)

本作でメインで掘り下げられる二人ですね。というかこの作品は彼女たちの成長物語な気がします。

美山鈴音

北関東ブロック代表。中学3年生、14歳。

出身: 埼玉県
身長: 159cm
体重: 43kg
血液型: O型
スリーサイズ: B80・W58・H82
誕生日: 3月19日
星座: うお座
特技: 空気を読む
趣味: アイドルの追っかけ

夢に向かっても、他のメンバーやファン、何に向かっても、何に向かっても明るく誰よりも真っ直ぐな女の子です。

9-tieの太陽。
色んな場面でかなりぐいぐい行っている気がする。ガンガンいくアイドル。

引用元: SELECTION PROJECT 1話 (マンガUP!) 44ページ https://magazine.jp.square-enix.com/mangaup/original/selectionproject/ / (C)SELECTION PROJECT PARTNERS・東皓司・株式会社スクウェア・エニックス

情熱を持って、まっすぐ選びぬく。「セレプロ」のテーマを象徴するキャラクターです。

彼女の情熱が、9-tieを、チアーズを繋いでいきます。

歌声も灯へのまっすぐな憧れとそこからくる努力から生まれたというのもまたなんか尊いですよね。
かつて重い病に苦しめられていた少女が、憧れのアイドル灯に希望と輝きをもらい、灯のように希望を与える存在になろうとする。やさしさや情熱もこういったところからきているのかな。
どんな人相手にもリスペクトがあるのがいいですよね。そこから学び取って活かすのも。

CVは矢野妃菜喜さん。とんでもないカリスマをお持ちの声優さんです。
ダンスもキレキレで歌もうまいという。
そんな矢野さんはセレプロでもやっぱり凄かった。演技もそうだし、1stとPARTYではダンスも歌唱はもちろん引き込まれたのですが、盛り上げがほんとうにうまいんですよ。観客を楽しませる天才。9-tieを愛してくださってるのも伝わってきて好きです。

鈴音に負けないくらいまっすぐな声優さんですよね。というか鈴音の成長後のイメージがちょっとある気がする。

今もいろいろなところで活躍されていますね。今後の活躍が楽しみです!

花野井玲那

南関東ブロック代表。中学3年生、14歳。

出身: 東京都
身長: 157cm
体重: 41kg
血液型: A型
スリーサイズ: B78・W56・H80
誕生日: 12月25日
星座: やぎ座
特技: 裁縫
趣味: 読書

今作のヒロインです。

姉が『歌』に、アイドルに、チアーズに対してどんな想いをいだいていたか。姉がステージで立っていたときに何を見ていたかを知りたい。」という願い(あるいは呪い、執念)を叶えるためにステージに立っている女の子です。
姉が生きていたとき、姉にくっついて文房具をお揃いにしたり苺を好きになったり、すごいお姉ちゃん子。かわいい。
彼女にとってかつて「歌」はいなくなってしまった姉の存在を自分の中に常に留めておく為の手段でしかなかったのかもしれない。そんな彼女が「歌」を知っていく物語が今作なんだと思います。

「一人で頑張って…一人で苦しんで…」いるように見えた「姉」としての天沢灯、アイドルの本当の姿、チアーズとアイドルが共に支え合っていることをこのオーディションで鈴音をはじめとするライバルであり仲間でもあるメンバーとさまざまな体験をすることによって知っていきます。そして、「アイドル」としての灯の顔も同時に知っていく。

オーディションのライバルではなく、「灯しか勝たん」な友達という関係になったあと鈴音と灯のオタク談義するシーンが大好き…ありがとうございます。もっとくれ

あとなんだかんだでかなり不器用なところもまたよい…
セレプロちゃんっ!の彼女も不器用さが微笑ましいよね。

声優は水野朔さん………………めっちゃよくない?
パッと見クールビューティーって方なのですが、見た目やそこから出る雰囲気とはちょっと違ってなんというか面白いというか微笑ましいというか。雰囲気が大好き。TwitterとかSMA VOICEのボイコレ企画(※現在は終了)とかの内容を見ていつもフフッってなってます。

歌がものすごくうまいんですよね…Masqueradeとか聞いてすぐ上手い!ってわかるんですけども、1stライブは圧倒されてしまいました…ENDROLLやべえよ…

声技の英雄を拝見しましたが、演技幅もとても広いので、今後別な属性のキャラクターとかも楽しみ。

もうちょっとしたら凄い勢いで他のアニメなどでも見るようになるでしょう。予言しておきますよ!!!(ここの文章見返していたらちょうど後宮の烏という作品の主演に抜擢されたと発表があってビビっている。おめでとうございます!)

Splasoda°(濱栗広海・今鵜凪咲・八木野土香・淀川逢生)

伊賀先生、最近なにかしら炭酸に縁のあるお仕事多くないですか?
セレプロラジオのうるさいギャルとうるさくないけどうるさいギャルじゃないですけどバランスとれてるユニットですよね。リーダー気質の広海、攻めを促す凪咲、マイナスイオン野土香、ムードメーカー逢生。

あとTシャツに個性出てますよね。個性がコンセプトのユニットではあるのですが、にしても個性ですぎでしょ。りんごTシャツにしらんけどTシャツに胃袋ハローTシャツ…

もともとセレクションやアイドルへ願いを持っていてアイドルに賭けているメンバーと、あまりアイドルへの願いが薄かったメンバーが混ざっているのも面白いところ。

濱栗広海

近畿ブロック代表。高校1年生、16歳。

出身: 大阪府
身長: 161cm
体重: 44kg
血液型: A型
スリーサイズ: B85・W59・H85
誕生日: 7月28日
星座: しし座
特技: 都合のいい妄想
趣味: お笑い鑑賞

炭酸系ダンスユニットのハジケの部分。円盤のジャケットでジョジョ立ちをかましてくる。

9-tieのツッコミ担当のちリーダー。セレプロ、彼女のリーダーとしての成長物語でもある気がする。

寝起きドッキリのシーンの笑顔からぞっこんになってるキャラでもありますね。かっこいい雰囲気の女の子がときおり見せるかわいい表情が好き。

自分に向けられるかっこよさという期待と自身のなかにあるかわいさへの憧れの葛藤に悩む女の子です。そんな彼女が自分の個性を受け入れてそれを弾けさせるのがSplasoda°のはじまりという。

でもせっかく凪咲という素晴らしい仲間がいるので、凪咲にかわいいについて習おうとコーディネイトをお願いして着せ替え人形にされちゃう広海もみたいですね。ひろなぎは正義

そして、コミカライズの爆弾よ…
天沢灯の衣装を着て照れてドキドキするロング広海というかわいいの塊が見られるのでそれだけでも読む価値があります。

というわけで好評発売中のSELECTION PROJECT 1巻をぜひご覧ください!(催促)

引用元: SELECTION PROJECT #10「ただ 歌いたくて」/ SELECTION PROJECT製作委員会 / (c)SELECTION PROJECT PARTNERS

描写は多いあと後輩のさくらちゃんもいいキャラしてますよね。夢女子というか…きら○マンガとかに出てきそうな感じ。いやほんとうになんなんだあの距離感。

のに、個人的にあまり掘り下げることができなかったキャラクターではあるので広海ファンの人に話を聞いてみたいなと思いましたね。キャラクターとしてかなり好きなのでもっと好きになりたいので聞かせて欲しい。

声優は南雲希美さん。ド直球に大好き。声好き。

トークの盛り上げもほんとにうまいし面白いんですよ。愛や熱がものすごく伝わってくる。熱風が吹いてくる。名誉チアーズって勝手に尊敬させていただいております。あと弾いてみた動画なども大好き。
定期的に南雲さんの声とトークを聞かないと禁断症状を起こすので、どんどん売れてほしいですね。

セレプロ 弾いてみた / Twitter←南雲さんがあげている弾いてみた動画のリンク。PARTY×PARTY1人バンドめっちゃすき。楽器といい料理といい歌唱といい多芸すぎない?


今鵜凪咲

四国ブロック代表。中学3年生、15歳。

年齢: 15歳
出身: 高知県
体重: 41kg
血液型: B型
スリーサイズ: B82・W55・H82
誕生日: 6月1日
星座: ふたご座
特技: 暗算
趣味: ゲーム

一部の中の人に今鵜凪咲の絶対領域とか言われたりしている。あざとすぎさに改名してほしい。一人称はナギサ。やば〜い♡

一番単純そうに見えて一番複雑なキャラクター。家庭環境や事情からピアノの森を思い出した方も多いハズ。公式に腹黒って言われてるけどそうったあざとい腹黒キャラも計算のうちという。どんな表情や仕草も計算している頭脳派、芯が強い女の子です。あと家族思いでもあるんですよね。1話の控室シーンが怖い。

家庭環境から見るに、他のメンバーのようにこのオーディションに落ちたあとに他のオーディションに出る。ということはできないというかやらないキャラクターであり、オーディションにかける思いは人一倍大きいと思われます。(家族などに気を使って彼女なら再び出るという選択肢を選ばないだろうなと)

オーディション中はカメラにうつっていないときもライバルである他の共演者の前でも計算された態度、表情をとっているので9-tieとして打ち解けて仮面が外れたあとの凪咲の物語も読んでみたいですね。オカンだったり姐さん属性がありそう。オフのときにマーマのポジをとってそう。
あと焦りなどに苛まれてちょっと素で不安煽っちゃうのもリアルというか人間臭いというか。「ホントは後悔してるんじゃない?」の部分とか。

凪咲のコミカライズだけでも(もちろん他の子のもですが)絶対読んで欲しい。母子家庭で育った彼女のルーツ、がんばり屋な凪咲、そしてアイドルの楽しさを知るお話。涙腺が破壊されてしまう…

他のキャラクターもそうなのですが、物語が進むに連れて、9-tieの雰囲気に溶け込んできて段々素を出さざる追えなくなるというか思わず出してしまうのいいですよね。最終的に9-tieが安心できる場所になったのかな。

みんなで歌い踊る、一体となって9人でアイドルをすることの楽しさを知ってしまいつつも、これはオーディションであり他のメンバーを蹴落とさなくてはならない。彼女にとってのSELECTION PROJECTは葛藤しながらひとりで何にも負けずに努力してきた凪咲がみんなで進む道を葛藤し「選ぶ」物語でもあるんだなと思います。

11話の「ナギサが今、心から思ってること。こうやって一緒の時間を過ごしてくれているみんなのことが、ナギサは大好きです!本当に本当に大好きです…!」にはグッと来るものがありますよね。

引用元: SELECTION PROJECT #11「少しだけど 少しずつ」/ SELECTION PROJECT製作委員会 / (c)SELECTION PROJECT PARTNERS

推しキャラと言ったら野土香なんですけど、一番見ていて楽しいキャラクターでしたね。あー…でも逢生もいいな…

声優は荒井瑠里さん。ギャル。パワーワードをつくるひと。かわいさとかギャルさもありつつ、だけどその根っこには真面目さと真剣さがあるところとかすきだし凪咲が重なる。

あとダンスキレッキレですごいですよね。TikTokとApollo BayのYouTubeを見るのだ…
ルックスもヤバい…目があったらキュン死にしてしまいそう。まさにこれ

なのにファンとの距離もかなり近いという…客席やファンのことも見てくださっていてさらにキュン死。

アイドル顔負けのルックスやパフォーマンスを持っているのに、ドキドキ文芸部とかの配信を見ていると、ちょっとそこそこ深めのネット方面のオタクっぽいのもギャップがあって好き。いやそこはGAPsじゃなくてギャルでしょ。
るったんの魅力に業界とオタクはもっと気づいたほうがいいと思うよマジで。

八木野土香

北海道ブロック代表。中学3年生、14歳(→15歳?)。

出身: 北海道
身長: 158cm
体重: 45kg
血液型: O型
スリーサイズ: B88・W60・H87
誕生日: 9月24日
星座: てんびん座
特技: 早食い
趣味: 犬の散歩と食べ歩き

天然かわいい。いっぱい食べる君が好き。推しキャラというかあんまりキャラに惚れないタイプのオタクなんだけど、八木さんには久しぶりに惚れたね。うん。2年ぶりくらいですよ…

熱意や仕草、雰囲気から色んな人の心を動かす、そんな特技、能力を持った女の子です。

食べ物について語るところがほんとにかわいい。いももちとかジンギスカンとか。バターサンドは僕も好きです。地元に片思いしてる幼馴染絶対いるよね。
北海道グルメを巡る八木さんの公式スピンオフ待ってます。あるいは薄い本でもいいけれど。

もともとは自分の大好きな地元や地元の食べ物の素晴らしさを知ってもらう為にセレクションに立候補した女の子。「アイドル」になろうとしたわけではないみたいなんですよね。
そんな彼女が9人でアイドルをすることの楽しさを知るのがこのオーディションなのかなと。ここの部分はきっかけは違えど凪咲と重なるところもありますよね。

引用元: SELECTION PROJECT #04「ラッシュ!クラッシュ!スプラッシュ!」/ SELECTION PROJECT製作委員会 / (c)SELECTION PROJECT PARTNERS

9-tieのもう一つの太陽。9人を鈴音とは違った角度で繋ぎ止め、照らすキャラクターです。鈴音がガンガンいく剣士属性なら彼女はヒーラーかな。こころ、お腹いっぱいにします!
彼女がいなかったら物語は別の方向に進んでいた可能性すらあります。夜更かしサミットでバターサンドを配ったり、最終予選のインタビューのときにジンギスカンをみんなで食べに行きたいといったり、そういった熱意や仕草は絶対に他の9-tieのメンバーの心を無意識に動かしていっていたと思います。

声優さんは羊宮妃那さん。ほぼまんま八木さんな気がする。おおらかさだったりそこからくるムードメーカーさとか。あとたまに迷言を生み出したり素の天然さとか。その場にいるだけでほんわかとしてしまいますよね。
ゆらぎ1/fは彼女のためにある言葉だと思う。
この上に彼女の演技やキャラクターの理解があわさって、八木野土香というキャラクターの魅力が何倍にも増幅されたんじゃないかなと。

キャラクターを見えないところまで深く掘って理解して演技してくれている声優さんですよね。インタビューとかで裏話聞いていてもそういうふうに演じていただいていることに話も聞いていて面白いし、好感をもっちゃう。

八木さんハマった人そのままみゃーたん(羊宮妃那さんの愛称)ハマるんじゃない?声ラブを聞きましょう。
八木野土香ちゃんってちゃんづけするところすき。
イラストとかコメントから作品愛を感じられて好きです。声と雰囲気にいつも癒やされております…今後どんどん売れていくんだろうなあ…成長を見続けていきたいです。応援しております。

後日追加: 自分の意見は書ききった!ってセレプロタグでnoteを漁っていたのですがこんな投稿が。少しでも羊宮さんのことが気になっている方だったりガチなファン(いやガチなファンは読んでいるんでしょうけど)は読んでくださいな。(無断リンクすみません)


淀川逢生

中国ブロック代表。中学2年生、13歳(→14歳?)。

動画工房のあおちゃんのアイドルのほう。でもお願いマッスル。

出身: 広島県
身長: 158cm
体重: 40kg
血液型: O型
スリーサイズ: B75・W54・H78
誕生日: 11月25日
日星座: いて座
特技: 足が速い
趣味: 筋トレ

小学校の道徳やLHRの時間のグループ会議なんかでよく場を和ませてくれる人いたよね。ああいう感じの子ですね。
野土香の言ってること翻訳するところとかいいコンビ感も好き。

彼女は、陸上を、走ることや汗をかくことを楽しんでいたけども、周りの期待などに押しつぶされて、心の底から陸上を楽しめなくなってしまった。そんな彼女があくまで記念程度に気晴らしにうけてみたのが、彼女にとってのはじまりという。

引用元: SELECTION PROJECT 2巻 (デジタル版ガンガンコミックスUP!) 71ページ/ (C)SELECTION PROJECT PARTNERS・東皓司・株式会社スクウェア・エニックス

気晴らしと言いつつ、「心からの楽しさ」を彼女はこのSELECTION PROJECTに対して求めていたんじゃないかな。

凪咲と広海が持っていた「自分らしさ」「4人らしさ」への悩み、そして逢生が「心からの楽しさ」を感じられる場所、みんなが持ち合わせている悩みや個性がパズルのようにハマってそこから弾け合う4話が綺麗で大好きですね。

あともともと期待に押しつぶされてしまっていた彼女が、チアーズから期待されて強くなるっていうのもなんだかエモい。

個人的に二次創作とかで私が掘り下げたいキャラクター部門1位ですね。アイドルとしてデビューしたあとの彼女の葛藤とかも気になる。二次創作するとなるとちょっと暗めの話になるかもしれないけども。

あとコミカライズのセーラ服逢生ちゃん。めっちゃかわいくない?

声優さんは岩橋由佳さん。1stライブで半身(髪型)をメンバーに移植していった声優さん。

リステDDは何周もしましたし、ゲームもちょくちょくやらせていただいていたので前から知っていた声優さんの一人だったり。お久しぶりです。

岩橋さんといえば私の中ではリステの香澄のクールなかっこいい印象がかなり大きかったので、出ているのは知っていたのですがどのキャラクターを演じているのか初見のときにはわからなかったという。演技幅広いよなと圧倒されてしまいました…

今後もいろんな演技を見せてください!応援しております!

GAPsCAPs(小泉詩・山鹿栞・当麻まこ)

なんか美味そうなチーム名だな?僕は青りんご味が好きです。普通だね。

職業によるキャラクターだったり家柄だったり立場だったり、なにかしらに縛られてしまって本来の自分を引き出せなかったり、知ることができなかったりしていたという共通点があるチームなのかな。
セレクションに救われた。というかセレクションを経なければ彼女たちは全く別の人間として成長していた可能性もあるメンバーが多いですよね。

小泉詩

東北ブロック代表。小学6年生、11歳(→12歳?)。

こやく・ざ・ろっく。guitarheroって名前でこっそりうまいギター弾いてSNSに投稿してそう。アジ○ンのリ○イトをギターアレンジして弾いてそう。地味にDTMerでもあります。(10話)いや何歳?

小泉詩はそんな好きなもの、秘めたものを持っているのに「天才子役」という仮面をかぶらされてそれを解放できない少女です。(アイドル作品の子役枠って最近よく見ますが、現役子役のキャラクターは斬新ですよね。)

ほんとの自分をさらけだす為に「自分から」道を「選択」をする、し続ける場所が彼女にとってのSELECTION PROJECTなのではと思います。

放送当時は「子役のイメージを打ち破りたい」という目的、設定があったにも関わらず、それをうまく活用、解決できていない。それどころか子役のイメージを利用しようとしている気がすると思っていたのですが、よくよく考えてみると、こういったことってオーディションのうちだと解決できないんですよね。
小泉詩が、「子役」から脱して「アイドル」として咲く、そういった物語が描かれるのはデビュー後なんじゃないかなと。どんな形でもいいので後日談が欲しいですね。

初期の小泉詩がガッチガチなの好き。そこから溶けてくのも好き。

演じている方は白河みずなさんです。
演じているときのかっこよさとそうでないときのかわいさや雰囲気のギャップが凄まじいんですよね…中の人GAPsCAPs大賞。
頑張っているところをみているとますます見守りつつ応援したくなってしまう…なんというか射抜かれる魅力がありますよね。

マルゼノンライブなどで歌をちょくちょく聞かせていただいているのですが、素の歌もうまい。そんななかで「爆進FiRE SESSION」などでの詩の歌い方を表した、演技としての歌にも圧倒されましたね。

本当にセレプロで(さらに)惚れてしまった声優さんです。今後ももっと惚れさせてください!

山鹿栞

中部ブロック代表。中学3年生、14歳(→15歳)。

呉服屋で大地主の古式な名家「山鹿家」の令嬢。お嬢。EDのおすまし顔がすき。ネコっぽいと思ってたら本当に平山先生の家の猫が元ネタらしい。13話で首輪つけてるんですけどあれは自身でもネコを意識しているのかバンクロックとかそういうつもりなのか…

引用元: SELECTION PROJECT 2巻 (デジタル版ガンガンコミックスUP!) 89ページ/ (C)SELECTION PROJECT PARTNERS・東皓司・株式会社スクウェア・エニックス

コミカライズの描写を見るに、山鹿家ってそこまで縛る感じの家庭でもないみたいなんですけど、なんだかんだで彼女にとって自分でやりたいことを見つけてきて選択するというのは初めての経験であったわけで、それが彼女にとっての「SELECTION PROJECT」なのかなと。
夢中になっていることにうちこんで高みを目指す姿勢につよさを感じますね。だからこそ詩とああ張り合ういい関係になったんだと思います。山鹿栞、お前が大和撫子だ…

4歳から子役をやっている詩は友達が少なそうだし、栞もお稽古で友達と遊ぶ時間が少なそうだし、マーマは学校の友達とかとは交流はあるものの大家族になってからはあんまり他の女子中学生・高校生のように遊べていないだろうし…そんな似た境遇の彼女たちにとってこのGAPsCAPsで繋って過ごす時間というのはやっぱりかげがえのないものなのかなって。

ただなんだかんだで掘り下げが一番ないキャラクターな気がするのが残念ですね…ドラマCDとかに期待。

にしても民謡大会で賞を貰っていたりするのは中の人要素だったりするのかしら。

声優さんは花井美春さん。某ドロップキックの2期のOVAで見かけた程度であまり知らなかった声優さんです。いやCHI☆TO☆SE愛歌は買ったが。

期間限定発売のはずなのにCHI☆TO☆SE愛歌はまだ好評発売中なので要チェックです。チップチューン民謡って何。

素の声は詩ちゃん方面のかわいらしい声なんですが、演技に入るとお嬢様ボイスって感じで演技がすごい。かと思ったら別活動で凄いかっこいいボイス出してて驚いた。
別活動での歌を聞かせていただいたのですが、(某前頭葉系オタクが凄い布教してくるんだもん。)いつ聞いてもガチのバンドボーカルと間違えるような声と力強さで曲を歌う。と思ったら栞同様民謡もすごいという。
活動見るたびに「すご…」って圧倒されている気がします。存在感。

外見も栞と似た愛嬌があるというか似てる気がする。

夏クールあたりから大量にネームドキャラをTVのほうでも名前を見るようになっていてこのまま流れに乗ってぐんぐん成長して売れていってほしいですね。応援してます!(にしてもセレプロはどんだけ隠れた逸材を発掘してんだよ…)

当麻まこ

九州ブロック代表。高校2年生、17歳。

スタイル抜群でJKで姉御属性でフェロモンまとってる。第一印象は清純系お姉さんって感じでビジュアルめっちゃ好き!って感じでした。特にコミカライズ版の彼女、ちょっとムードから犯罪臭を感じる。だけど中身はみんなのことを考えるマーマ。いやマーマというよりオカンでしょ。

コミカライズ版の彼女のスッとしたJKからの1ページめくったあとのオカン顔もまたいい。うーんGAPsCAPs大賞…!惚れてしまいますね…

大家族の長女で(ビックダ○ィって最近聞かないですね)これまで自分の妹たち弟たちと接してきたように、メンバーの本質をみつつ、尊敬、信用をして家族のように接する、いいお姉さんですよね。劇中だと玲那だったりGAPsのメンバーと自分の不安を相談したり、気持ちを打ち明け合ったりする場面がありました。

あとなんだかんだでアイドルに憧れてしまうのも年相応でいいというか。

彼女は、日々幼い弟妹の面倒を見てきた経験は豊富なものの、それによって外の世界を見ようとすることができなかったのかもしれません。

「やっぱり私、自分のためだけじゃ前には進めない」

そんな彼女が一旦自分の家族を離れて他の、自分の家族とは違ったメンバーを見つめ、知り、自身のそういった性質にも気づいて光を見つける第5話「有頂天トラブルメーカー」は私がこの作品でダントツで好きな話だったり。(正確には4話「ラッシュ!クラッシュ!スプラッシュ!」と同率)

引用元: SELECTION PROJECT #05「有頂天トラブルメーカー」/ SELECTION PROJECT製作委員会 / (c)SELECTION PROJECT PARTNERS

CVは下地紫野さんです。文字通りの透き通った声を持つ声優さん。本来の所属界隈がきらら界隈なので何度かステラのまほうや恋する小惑星関係で歌がうますぎるというお話を耳にしていたのですが…
なんだろう、声質が気持ちがいい上に抜群の演技や歌唱力を見せてくれるおかげでほんとうに気持ちがいい(語彙力)
Naked Blueが特に気持ちがいい…と思えば、いかにも5話で「気づいた」マーマっていうすっきりしたけど力強い「NOiSY MONSTER」もよき…

声優ユニットとしての活動の方でも、マーマ同様お姉さんしてたのが印象に残っていますね。イベントや1stで9-tieのメンバーを先輩としてフォローしていたりだとか。
せっかくこの目で見て好きになったからには今後も追わなきゃならんなあ…追うぜ…

EX

来栖セイラ

いわゆるレギュラーではないのですが、キャラが濃い。鈴音を語るのに大切な存在。
オーディション辞退という手段を選んでまで鈴音に歌を続けさせて、鈴音の「歌」に対する迷いを導いて、想いや信念を強くしてくれる存在。

彼女がいなければ、自ら全員失格になってセルフプロデュースアイドルとして活動するという信念と決意を鈴音が持たなかったとと思うし、何より玲那の歌に対する気持ちを引き出させたのもセイラの影響もあると思うんですよね。存在でかすぎない?

デビュー後もちょくちょく連絡とってて欲しいですよね。なんだかんだで鈴音とは真にいつでも心を許せるソウルメイトというかお互い相談に乗りあえる特別な存在であってほしいというオタクの妄言。

総評

ひとこととは。それくらい語りがいのあのキャラクター達なんですよね。
この作品、ひとりひとりにストーリーがある。というのが重点的に描かれていたのも好きなところです。

9-tie、なんというか9人を見渡してみると欠けてるところをそれぞれ補えるような、それぞれがジグゾーパズルの1ピースでそれぞれキチッとハマるようなグループですよね。行動力の化身美山鈴音、クールかわいい花野井玲那、みんなをまとめる理想のリーダー濱栗広海、頭脳派今鵜凪咲、ぽかぽか太陽八木野土香、クラスのムードメーカー淀川逢生、先生、お嬢、マーマ…

逆にマーマの9-tieを家族のように想う思いだったり、八木さんと逢生が作り出す雰囲気の和み、9人を結ぶ糸や要石のような美山鈴音だったり、誰か一人でもメンバーが欠けていたら、この物語は別の結末を迎えていたことでしょうし、彼女たちもここまで成長することができなかったでしょう。

すずれなが中学生っていうのも絶妙な設定ですよね。最初は発育良すぎるだろ!!!とか思ってたんですけど、心の不安定さとかそういうものがそれっぽい。中学生だからこそ先走りすぎたり、考えすぎたりしてしまったり、周りを巻き込みがちだったり。
高校生だとそういうところとかが中学生に比べると落ち着いて来ちゃう感じもあるしちょうどいいなと。

ただ、メンバー以外のキャラクターの行動意図がわからなかったり、反した行動を取っていたり、言ってることが通ってない等々、不自然なところがあまりにも多くてそこでかなりひっかかってしまいました。サニーさんとか運営あたりが。

これに関しては脚本家の別作品でもそうだった(なんならそちらのインタビューでそちらの演者さんにも指摘されてましたし)ので脚本家の癖や味のひとつなのかもしれないのですが、アイドルアニメ、特に今作の場合、周りで支えるキャラクターの行動などもかなり大事になっていたはずなのでいくらサイドキャラクターといえどメインキャラクターと同じくらいていねいに描写してほしかったと思っています。

というわけでキャラクターについては以上です。

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