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シンガポール在住。興味は東南アジアの華人社会と僑郷文化。 Twitter: https://twitter.com/Live_in_Asia

マガジン

  • 自己紹介的な

    行動を起こしてきたこと考えたこと

  • 華人社会・チャイナタウン 街歩き

    海外の華人街における街歩き、中国の僑郷を訪問した記録など。

  • シンガポールでローカル文脈に入り込む

    シンガポールでの生活において、ローカル文化を理解し、より深く入りこんでいくためのちょっとした知識を紹介。

  • 華人社会・チャイナタウン 書籍紹介

    華人社会・チャイナタウンを理解するうえでのおすすめの書籍を紹介。

最近の記事

中国SNSでバズって中国の騎楼がどこにあるかまとめてみた話

騎楼についてまず、私は「騎楼」が大好きである。騎楼とは中国語で、長屋状の建物の2階部分が1階部分の通路上にせり出すことで連続した軒下部分を作り出しアーケード状になっている近代建築をいう。これらは、中国大陸南部・香港・マカオ、台湾、華人の住む東南アジアの都市などに見られ、シンガポール、マレーシア等の南洋ではショップハウスと呼ばれる。 これらは、書籍によると、もともと英国の海峡植民地であったペナン、マラッカ、シンガポールで植民地政府がその規格を定めることで整備が進められ、それら

    • シンガポールでショップハウス保存のワークショップに参加した話

      2024年5月5日、シンガポールのNational Heritage Board主催のショップハウス保存のワークショップ "ArClab: Heritage in Motion Tour" に参加した。 ワークショップの申し込みリンク: ArClab: Heritage in Motion Tour (sgheritagefest.gov.sg) 場所はArchitectural Conservation Laboratory (ArClab)という、シンガポール国立大学

      • 読書:海域アジアの華人街 泉田 英雄 著(16年振り2度目)

        書籍 「海域アジアの華人街 泉田英雄 著」を読んだ。2008年以来、16年振り2度目だ。前回の記事は下記を参照: 読書:海域アジアの華人街 泉田 英雄 著|LiveinAsia (note.com) 本書籍は華僑・中国人達が東シナ海沿岸部や中国南方沿岸部の都市で築いた華人街、日本人の考えるいわゆるチャイナタウンよりも大きな概念、を建築の専門家の視点から、個々の建物のみならず街全体、更には海を跨ぐ大陸と南シナ海沿岸部との関係性、といった空間全体で華人街を捉えている。 個々の

        • 読書と街歩きで理解する横浜中華街

          横浜中華街についての書籍2冊を読んで横浜中華街の街歩きをした。特に人人々の生きる逞しさ、共生の知恵という観点から、印象に残った個所を現地の写真とともに紹介していく。読んだ本は「開国日本と横浜中華街 西川 武臣・伊藤 泉美 著」、「落地生根 横浜中華街物語 読売新聞社横浜支局 著」。前者が横浜が開港していくまでの中国人との交流、開港したあとの中華街の成り立ちについて説明、後者がその横浜中華街における人々の暮らしについてのインタビューをまとめたものになっている。 ※文脈が理解しや

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        • 自己紹介的な
          3本
        • 華人社会・チャイナタウン 街歩き
          9本
        • シンガポールでローカル文脈に入り込む
          6本
        • 華人社会・チャイナタウン 書籍紹介
          10本

        記事

          シンガポールで大学院を修了しました

          仕事をしながら40代にしてシンガポール国立大学(NUS)、Master of Science Industrial and Systems Engineering (MSc ISE) 課程を2年半かけて修了しました。そこで、なぜ、何を学び、何を考えたかをシェアしたいとつらつらと書いていたら一万字にもなってしまいましたが、お時間のある方はお付き合い頂けると泣いて喜びます。 1) 大学院を目指そうと思った理由社会人生活10年間を日本で過ごしたのち、2014年にシンガポールにある

          シンガポールで大学院を修了しました

          シンガポール建国記念日に覚えておくべき曲特集!

          シンガポールの建国記念日イベント(National Day Parade: NDP)やローカルの建国記念イベントなどに参加するとよく聞く曲をまとめた。特に今年2023年によく聞いたもの、まずは2023、2022、2021年のNDP公式ソングから。 NDP 2023 Theme Song - Shine Your Light COVIDも完全に明け、夜が明けて快晴になったような明るい曲。そしてみなそれぞれやりたいことやっていこうぜ、という雰囲気の曲。 https://yo

          シンガポール建国記念日に覚えておくべき曲特集!

          中年になり、いよいよ自分が何者でもないと気付いた話

          思うところがあり、従来からの自身の興味・関心である異文化体験について、その履歴を整理してみる。 学生時代 1990年代 沢木幸太郎の深夜特急、大沢たかおの同タイトルのテレビ番組、電波少年のユーラシア大陸横断などをみて、アジアへのぼんやりとした憧れを抱く また高校時代の図書館で手に取ったJICAの「国際協力」という冊子を読み海外で、アジアで何か役に立ちたいという思いを抱く 浪人時代、新宿新南口の紀伊国屋で東南アジア、旅行関係の書籍を読み漁る(ほとんど立ち読みだったが)、

          中年になり、いよいよ自分が何者でもないと気付いた話

          シドニーのチャイナタウン

          2018年8月、シドニーのチャイナタウン散策。感じる雰囲気としてはかなりよい。牌楼(中華門)の通りだけでなく、より広い範囲で華人の生活基盤となっていることを感じられる。食堂、旅行代理店、不動産、手続き業者、医者、ディープな華人ビルまで華人の生きるためのインフラが一通り揃っており、また今でもしっかそれらがしっかりと生きている。 旧華僑が感じられたのは中華門(牌坊)と、その近くの広東式飲茶屋さん(会計時広東語だった)、小さなテナントが多く入った華人ビルや世界各地の地名が中国語で

          シドニーのチャイナタウン

          ホノルルのチャイナタウン

          2007年訪問。ハワイ ホノルルのチャイナタウンは市場を中心として、中華料理屋、中国雑貨屋、美容院、写真館等じっくりまわっても2時間くらいのそんなに広くない範囲の中に中国系の人が経営するお店が集まっている。中には法律相談所のようなところもあって、相談したいこと(親戚を呼び寄せる場合など)があると頼ったりするように、チャイナタウン自体が相互協力型のコミュニティーになっていることがわかる。 ホノルルのチャイナタウンの街並み 法律相談所 写真館 スーパーの中で耳を済ませてみ

          ホノルルのチャイナタウン

          プノンペンのチャイナタウン

          2017年5月訪問。カンボジア、プノンペンのチャイナタウンについて。ここにもチャイナタウンはある。ただ、横浜、神戸、長崎やサンフランシスコのようにここからチャイナタウンだ、という門(中国語で"牌楼" / 普通話での発音はPai2 lou2)があるわけでもなく、じわじわとそれらしくなっていく。チャイナタウンとは、中華系移民がある程度固まって居住している地区を指すが、前者は観光地化されたチャイナタウンであり、後者は観光地化されていないチャイナタウンだ。後者は自らここはチャイナタウ

          プノンペンのチャイナタウン

          華人会館でシンガポールの教育事情を垣間見た話

          2018年、ある華人会館に呼ばれセミナーの一いちセッションでパネリストとして登壇する機会があった(といっても小さなものだが)。 これのセミナーはその会館が設立した小学校に子を入学させることを考えている親が参加するものだ。二部構成になっていて、前半はいかにバイリンガル教育が重要かを伝える「バイリンガルとさらにその先」、後半はその会館が設立した小学校に入るために必要な要件などについての実際に子どもを入学させることができた親の体験談と会館の人のコメントからなる。参加者は全員中華系

          華人会館でシンガポールの教育事情を垣間見た話

          DeepavaliとDiwaliの違い

          Deepavaliとはシンガポールのインド系の祭礼で休日となる(中国語では屠妖節)。2020年は11月14日の予定となっている。以前(2016年)、テレビの華人向けチャンネルではインド系シンガポール人が中国語で意味を解説していた。字幕にもあるように光を以って暗黒=悪を駆逐する意味がある、とのこと。他民族の言葉を解す人が媒介となり民族間理解に寄与、またそういう場がある、いかにもシンガポールである。 また、シンガポール在住のインド人同僚が以前、「シンガポールのDeepavali

          DeepavaliとDiwaliの違い

          シンガポールの中国語表現

          シンガポールでは中華系の間では中国語(現地では華語と呼ばれる)が広く使われています。ただ、中国の普通話と言い回しや声調が違うものも多く、聞き取り/通じるにはそれを理解しておいた方がよいです。一部を下記に紹介します。矢印(⇔)の左側が中国の普通話の言い回し、右側がシンガポールでの言い回しです。 中国語を話す:说汉语/Shuo1 han4 yu3 ⇔ 讲华语/ Jiang3 hua2 yu3 自転車:自行车/Zi4 xing2 che1 ⇔ 脚车/Jiao3 che1 

          シンガポールの中国語表現

          中国 潮州 2019年11月

          大埔→潮州の車の運転手(元その路線のバス運転手)曰く、潮州へ行く人はどんどん減りバス路線もなくなってしまった、大埔人は潮州が好きではない。若者は広州、深圳で働く。大埔では皆客家話を話す。広州などとビジネスがある人は広東語も話す。広東語は客家人にとっては学びやすい。 広東省 大埔县から潮州へ。バスターミナルに行くと潮州行きは半年前になくなったとのことで、車で移動。山道を行くがほとんどの部分で道は綺麗に舗装され携帯の電波も常にMAXだった。建設中の高速道路も見えた。インフラ先行

          中国 潮州 2019年11月

          中国 梅州・大埔 2019年11月

          高鉄に乗って梅州へ。終点の梅州西駅に着く頃には車内はガラガラに。駅で降りたときも数人だった。鉄路先行とあるが、まさにそうなのだろう。高鉄は快適ですね。昔の鉄道と違い座席の下とか網棚で寝てる人はもういない。 中国 広東省 梅州、客家華人の故郷だ。この日の宿は客家の伝統家屋を旅館に改装したところで素晴らしかった。2019年2月にオープンしたばかりとのこと。一泊5千円しないくらい。一つ一つが洗練されてて、それをゆったり楽しむみたいな嗜好の人が増えてるのではと感じた。 他の写真。

          中国 梅州・大埔 2019年11月

          中国 泉州 2019年11月

          シンガポール→晋江、入国審査の列は中国とシンガポールの旅券ばかり。シンガポール旅券持った「探親」らしき家族連れもいたり。中国の家族連れが没人(ぼーらん )、你看(るーくわ)って言ってたり、白タク客引きに去哪里(きーどろっ)って言われて、おおっ「福建語」だとなるなど。 泉州市内の建物、とてもよい。泉州(他もそうと思うけど)、モビリティがかなり多様化。シェア自転車にシェア電動アシスト自転車、電動バイク。小型電動乗り合いバス(カートみたいなむきだしの)、小綺麗な市内バス。これらが

          中国 泉州 2019年11月