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【カラダ】フィジカル指導:中高生部活動支援について

トレーニング指導で何をするのか?

私のフィジカル指導の目的は、
「パフォーマンスを上げること」
「上手になること」
「強くなること」
です。

それには「強い姿勢」が必要です。
強い姿勢を作るには「使える体幹」が必要です。
使える体幹を作るには、「強い脚力」と「強い上半身」が必要です。

そのために、私は以下のトレーニングを重点的に指導します。
・足・足首
・股関節の強化
・腹筋と背筋


強い姿勢とは

ここではあえて“強い”姿勢としています。

一流のアスリート、一流の音楽家…一流はパフォーマンスをしている時も姿勢が良いです。そして、何もしていない時でさえも「強く」そして「大きく」見えます。

それだけで武器になります。

知り合いに元世界ランカーのアスリートがいます。
彼がコートに立つと、私には彼がライオンに見えました。堂々と悠々とコートを歩き回る佇まい。実際の身長より大きく、そして強く見えました。
「これが強い人のオーラか!」
彼がチラッと相手コートに目をやると、相手の選手たちはすぐに目をそらしていました。
普段は、とても面白くおしゃべりで気の良いお兄ちゃんなのですが。


使える体幹とは

腹筋と背筋を鍛えることが、体幹トレーニングだと思っている人がまだいるようです。間違いです。
また、「プランク」トレーニングで体幹を鍛えることができると思っている人がいますが、プランクだけで体幹は強くなりません。体幹の強さの定義にもよりますが、少なくとも使える体幹にはなりません

体幹を鍛える目的は、
・手脚を自由に動かすため
・自分の思い通りに体をコントロールするため
です。

一流の人たちの動きが柔らかく見えるのは、体幹が強いから手や肩の力が抜けているからです。

「ほら、割れた腹筋、かっこいいでしょ!」と言っていても、体が力んでいたら体幹は強くありません。使えない体幹であるし、使えない腹筋でもあります。


使える体幹を作るには

①土台をしっかり
足の裏が床をしっかりとらえて、しっかり踏み込むことができることが体づくりの第一歩です。
それが理由で私のトレーニングの初めには、必ず、足を動かすことを行います。
母指球への意識なんてものは、基本動作に必要ありません

②お尻周りをしっかり
ストレッチは必要ありません。柔らかい、硬いも関係ありません。
とにかく使って鍛える。
能力を発揮させるには絶対に必要な股関節(お尻)。
私のトレーニングではそれをしっかり鍛えます。

③腹筋と背筋は伸ばしてなんぼ
腹筋を縮めて鍛える方法はもう古いです。
腹筋は硬ければいいなんてもう何十年前の話です。
腹筋と背筋は伸ばしてなんぼ。
しかし、伸ばしながら使う方がよっぽど難しい。
ですが、伸ばしながら動くことができたら、体をもっと自由に動かすことができます。
私のトレーニングでは、ひたすら伸ばしながら動きます。


「中高生の能力を引き出すこと」は私の目的の一つですが、そのもう一段階上に私の指導目的があります。

それは、
若いうちに体の基礎を作ること。作り方を知ること。
社会に出る時に、自由に人生を選択できること。

中高生の頃に体の基盤を作っておけば、またその作り方を知っておけば、大人になってからも必ず役に立ちます。健康であれば人生の選択肢が増えます。
見た目の筋肉ではなく、使える体作りを指導します。

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株式会社りとるジム
カラダとココロのメンテナンス
www.littlegym.jp

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