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鳥さん、撮りました。トリミングも。

ピンポンパンポ~~~~~~~ン♪

小さな造船所からのお知らせです。

みんなのフォトギャラリーに画像を追加します。

今回は、鳥さんの写真です。
色々撮りましたが、横長で合ってるかなと思い選びました。

今回のお知らせは以上です。

ここから先は、撮影の経緯やひとり壁打ちなどです。いつも通り長いです。



散歩、最近してませんでした。

締切を一旦乗り切ったので、運動不足解消と気分転換と取材を兼ね、散歩しました。散歩すると何か閃くかもしれませんし。散歩、大事。出展作品の制作が完全に止まっていますが、それはひとまず気にしません。健康第一です。健康を失えば、結局制作できなくなるのですから。

散歩のついでに、カメラと仲良くなるべく撮影しました。

最近、カメラについてnoteに投稿しましたが、これまで同じ条件で撮り比べたことがなかったと思い、比べてみました。偶然、そんな機会に恵まれました。

鳥さんです。

私は、生き物が好きです。10/14~11/12の個展の作品にも、生き物が色々登場します。鳥さんは、おっかないの以外は好きです。おっかないのも、眺めているだけなら好きです。鳥さんを見かけるとテンションが上がります。

かねてから、鳥さんを撮りたいと思っていたのですが、いつも撮り損ね、心のカメラでそっと撮る感じになっていました。

しかしながら本日、ついに念願の光学ズームによる撮影をすることができました。とても嬉しかったので、記録しておきます。

今まで望遠を使えたらと思っていたのは、オリンパスのコンデジ、STYLUS TG-4です。コンバーターもあるようでしたが、億劫で試したことがありませんでした。TG-4はマクロが得意です。光学ズームもありますが、望遠まではできません。顕微鏡モードでは活用しています。
今日は連れて行かなかったので、TG-4で撮った写真はありません。

他には、スマホもそうです。
最近は諦め撮っていませんでしたが、今日は比較のために撮りました。



ひとつめ
OM SYSTEM OM-5 × M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

真ん中辺りに撮りたい鳥さんがいます。このレンズは、単焦点レンズで、どう頑張ってもこれ以上は大きくなりません。肉眼のほうがよく見えます。切ないです。自分がカメラと一緒に鳥さんのところまで行くしかないのです。しかし、それは無理な相談でした。
モニタで見えるのはうんと小さくても、実際に撮れるのはうんと大きな写真だから、必要な部分だけ切り取ればいいんじゃないかと思い、ダメ元でひとまず撮りました。帰宅後パソコンの画面上で100%で表示させたところ、わりと滑らかですが、ピントが合っていませんでした。それに、期待したほど大きくできませんでした。

アート作品の撮影でも、望遠を活用して切り取るという方法もありかもしれないと思い始めていましたが、ピントについて確認し辛いのでなかなか難しいかもしれないと思いました。


ふたつめ
iPhone8

めいっぱい、デジタルズームを使いました。拡大するとガタガタで悲しくなりました。私の写真の鳥さんは、遠方の場合、たいてい実質的に豆粒なのです。たまに大きめのもいますが、そこまで大きく撮れません・・・。

ズームが要らないくらい近くまで来てくれる鳥さんは大きく撮れますが、それは今まで悲しかったこととは違う領域の話です。

みっつめ
OM SYSTEM OM-5 × M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II

撮影時、既にこの大きさというところに感動しました。

そして・・・

トリミングしました。

とても嬉しい日になりました。あんな遠くの鳥さんが、こんな近くに。72dpi、242KBなので、印刷したら厳しそうですが、モニタで楽しむには充分。これは私にとっては画期的な出来事でした。もっと素敵な写真はいっぱいあると思いますが、私にとってはとても嬉しかったです。

こうなると今度は、三脚を使って鳥さんを撮りたくなってきました。しかも動画です。そのうち・・・



これができたのは、個展の作品の撮影のためにカメラについて試行錯誤したからです。今まで私は、鳥さんを撮りたいと思いつつも鳥さんを撮れるような何かを手に入れるための行動をおこすことができませんでした。今回偶然、ボディだけにしようと思っていたOM-5の在庫がなくて、締切に間に合わせようと思い在庫があるキットレンズ付きのを選びました。それは、アートの作品のためでしたが、ついでに鳥さんも撮影可能な道具を手に入れたことになりました。

当初は、F値が4.0-5.6で、全然興味がなく、仕方なくという感じでした。昨日の作品の撮影でも、使ったのはあのひとつめの冗談みたいな単焦点レンズでした。f1.8がどういうものか知りたかったのです。それに、遠方は苦手ですが、近いところなら冗談みたいにはなりません。
けれども、今日の散歩で偶然、キットレンズを使ってみる気になり、嬉しい体験をできました。作品の撮影についても、もしかしたらと思えてきました。

ここ数日試した結果、写真は単に明るくすればいいというものではないことがわかりました(ホワイトバランスの他、明るさについても悩んでいました)。明るくすると、その分、色が無くなってしまいます。露出補正とか、考え物だと思うようになりました。むしろ暗めに撮って色々調整するのがいいのではくらいに思い始めました。ずっと、ほぼ撮ったまま投稿してきましたが、撮影時にできないのであれば、後からなるべく実物に近くするのは大事なことなのかもしれないと思いました。

とはいえ、カメラでしても後からしても、もしかしたらどのみち同じなのかもしれませんが・・・。雷獣の写真とか、めんどくさがりな私は珍しく後から調整したのもありましたが、なんだかへんになりました・・・。きっと私が知らないだけで、もっといい方法があるはず。

また、いわゆる「明るいレンズ」を使ったところで、明るく撮れるかというとそうでもないということもわかりました。明るいレンズは暗所での撮影に強いと言われていますが、結局のところ、アート作品は暗所で撮影すべきではないのかもしれません。ちゃんと光をととのえて撮れば、暗めのレンズでも大丈夫なのではと思えてきました。むしろ、色がしっかりするのでは?と。

それから、今日、鳥さんや他の生き物を色々撮ってみて、切り取りを前提としないズームであれば、作品の撮影もありかもしれないと思えてきました。切り取ろうと思って拡大すると、ボケていたのもあるので・・・。

となると、やはり、三脚を使った方がいいのかもしれないとも思います。もしくは、手振れ補正に頼るか・・・ならば明るいレンズの方が有利かもしれません。けれども、明るいレンズはボケやすいです。ボケは素敵な感じとして歓迎されたりもしますが、私がアート作品を撮る時はむしろボケてほしくありません。私は今は平面作品がメインですが、ゆくゆくは立体ももっとつくりたいと思っています。しかも、今でも、真正面からではなく別の角度から撮りたいときもあり、ある程度の範囲でピントが合ってほしいと思っています。ならば暗めの設定にすればいいのかもしれませんが、だとすると元々暗めのレンズでもいいのではと思えたりもします。

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIでアート作品の撮影をしてみたくなってきました。しかし、制作の締切も迫っているのでした。そして、制作が終わったら撮影も。

NikonのZ30でもよかったのかもしれません。振り返ってみると、好きな感じの写真も色々あります。しかし、いかんせん私の扱える重さではありませんでした(レンズが重かったのかもしれませんが)。レンズの直径も、ひとまわり小さくなってほっとしています。M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8に至っては、うんと小さいです(とあるNikonのf2.8通しにくらべたら)。今日感動したズームのできるレンズも、ある程度の重さはありますが、コンパクトで好きです。無理の無い構成で、できる限り楽しもうと思いました。

大切なのは、楽しみながら続けること。

かくして、探究の旅は続くのでした。

ありがとうございます。それでは、また。

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