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韓国のBTSのファンが、ファンを離れだしているらしいので調べてみた

K-POPといえば、BTS。BTSが欧米圏で人気になったことによって、思わぬ影響を本国アミ(韓国のファン)が受けてるらしいです。BTSのファンたちがアカウントを閉鎖したり、ファンを離れだしているらしいです。

※フォロワーの多いファンアカウントがBTSを応援するSNSをクローズしまくっているという旨のツイート

そもそもK-POPは日本から見ると版権自由文化

日本と同じように韓国のアイドルに版権がないわけではないですが、4年ほど前までインターネットでグレーに切り抜きされていたジャニーズが主流の日本人からすると韓国のアイドルの版権のゆるさは異常でした。

・ライブ中にファンのボスみたいな人が一眼で撮影
・ファン同士がお金を出し合って、アイドルの肖像を使用し広告出稿
・ファンが肖像を使用しグッズ作成、販売(資金はアイドルに還元)

などなど、ファンがアイドルの広報的な役割を担っている部分もあるので事務所とファンはある意味協力体制のようなものだと思います。
韓国のアイドル(事務所)とファンと著作権の関係は「韓国 著作権」でグーグル検索するか、田中恵里菜さんの著書「K-POPはなぜ世界を熱くするのか」でわかるので詳しく気になる方は見てみてください。

BTSが欧米で人気になったのだって、欧米のアミが頑張ったから

BTSが欧米で人気になったのは楽曲がよかっただけではなく、ファンの草の根活動があったかららしいです。
この辺に関しては書籍:「BTSとARMY わたしたちは連帯する 」に詳細に書いてありました。

韓国とは違うルールの中で、BTSの存在が大きくなるということはファンの母数も増えていくということ。その中で、著作権に厳しい欧米のファンたちが問題意識を持ち始めたらしいんですよね。あの自由な制度からK-POPの熱気は生まれていたきもするので、事務所がそこにどう折り合いつけていくのかはBig Hitの対応は楽しみだなとガヤは思います。

勝手に広める、広まることについては個人で1億円出資してオーディションを開催したSKY-HIさんがアーティストの肖像や二次使用について個人的な考えを出されています。この考え方は非常にいいものだったので、一見の価値ありです。

BTSの問題はそもそも著作権の問題よりも、コロナ後初のライブが欧米だったことを本国のアミたちは非常に残念がっている ことも重要ですね。

離れていくファンの心をどうしていくか

欧米での活動を急拡大したBig Hitが、コロナ後初のライブをLAでやるのはわからなくもないですが、まず本国でやれよっていう本国ファンの気持はもっともなわけで、しかもいまは誰もが海外にいけない状況からすると実質LAに他国のファンが行くのはものすごくハードルが高いです。
本国ファンが悲しみ、もうBTSは手の届かない存在としてファンを離れてしまっていくのはとても寂しいなと個人的には思います。

嵐がアジアでの活動を拡大したときがありましたが、日本での需要が高まり日本での活動に専念したあと、ジャニーズはアジア進出にあまり積極的ではなかった印象です。
結果アジアのパイはK-POPがとった感じはありますが、嵐は最終的に日本でこれ以上ないぐらいの存在感になりました。
欧米でのライブ後の動きを、どうするんでしょうか。
いままでの距離の近さや自由度がなくなっていく中でSNSや自社アプリなどネットを使ってファンのリテンションをしていくんだと思いますがどうなるのか楽しみです。

めちゃくちゃざっくり書きましたが、著作権問題やLA公演(韓国での活動が少ないこと)以外にも書ききれないぐらい問題があるようです。BTSの人気は日本でもまだまだ衰える気配はありませんが、欧米文化に染まっていくBTSから心が離れたARMYをジャニオタが優しく向かい入れるTikTokとかを見ると心がほっこりしますね。

10年後のBTSはどんな姿をしてるんですかね、楽しみです。

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