異動・転居にまつわるモヤモヤも

こんにちは。
宮城在住のリスナー&講師のあんらくまさみです。

あっという間に2月ですね。みなさんお元気ですか?

年度末、異動や引越が増えるシーズンが近づくと思い出されることがあります。

9年前の2月、生後6か月の息子を連れて香港へ引っ越しました。

東京のアパートの引っ越し作業を終え、出発までの3日間を横浜の実家で過ごすはずでしたが、家族に胃腸炎の症状が出て急遽ホテルへ移動。

出発前に家族に息子を見てもらう時間も持てず、甘えることができなかった残念さ。
感染を恐れた両親が、良かれと思って勧めてくれたことではあったけど、追い立てられるようにホテルへ移動したことで、落ち着かない気持ちがますます揺さぶられたこと。

逃げ場のない飛行機の中で4時間、息子が大声で泣いたらどうしよう。
乗客の皆さんに迷惑になったらどうしよう。オムツや着替えは足りるかな。ハラハラしてひと時も休めない。息子を抱っこし、親子2人の数日分の荷物を抱え香港についた時にはぐったり。

旧正月中の人の多さ(年末のアメ横をご想像ください)、新居と(先に単身赴任していた)夫のサービスアパートメントを行ったり来たりしているうちに貧血を起こしてしまいました。

たくさんの不安で押しつぶされそうだった時の気持ちは、今でもありありと思い出すことができます。

春には新生活が始まる方もいらっしゃるのかなと思います。
慣れない土地で、新しい環境で、しかもコロナ禍という厳しい環境に置かれながら移動(異動)することは想像以上に過酷だと思います。

人間の感じるストレスランキングに、死別、離婚の次にあたるのが
「引っ越し」なんだそうです。しかも子育て中の引っ越しは、単身の引っ越しに比べてかなり消耗します。

リスママのおはなしデーは、不安を不安のまま話せる場所としてご利用いただけます。自分を奮い立たせて、辛い気持ちを無理やりポジティブに変えようとせずに心のまま、ちゃんと弱音を吐ける場所です。

もし、9年前におはなしデーを知っていたら、私は出発前に感じた緊張や焦り、不安や残念さ。日本語で思い切り話せる相手が欲しい。寂しさや孤独な気持ちを話したのではないかなと思います。

皆さんは今、どんなことを感じていますか?

どんなことでも話せる場としてリスママのおはなしデーご利用くださいね。嬉しい話、怖かったこと、しんどいこと、どんな話でも大丈夫です。
このブログを読んで、よみがえってきた過去の気持ちも話すことで少し軽くなるかもしれません。もし、抱えきれない心の重荷があるのなら、いったんその荷物を下ろして、一息つくようなつもりで20分を使ってみてくださいね。

リスナー一同お待ちしています。


(2022年2月5日の記事より)



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