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SO2オタクがSO2R面白かったな〜って言ってるだけの感想文

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タイトル通り、SO2Rを遊んで満ち足りたオタクがニコニコしているだけの記事です。

SO2Rを褒めて終わるご機嫌な内容のため考察とか深いことは何も書いてませんが、ネタバレは色々しているので未プレイ・クリア前の方はご注意ください。

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「1がSwitchでリメイクされたんだから2もいつか絶対出るはずだ」と信じ続けて、ついにリメイク化が発表された6月のニンダイから5ヵ月、とうとう発売されたSO2R!!!
ものすごく!!楽しみにしてました!!

そしてそれと同時にPS時代からの一ファンとして「なにか違うな…」という部分が出てきたらどうしよう……という不安も多少あったのですが、

なんと!!!

※OPでテンションが上がる図

不満点が何もない!!!

※イラストのキレイさにテンションが上がる図

期待通りめちゃくちゃ面白い!!!

※「口動いてる~!!」ともはやなんでもいい図

ということで、私がかなりチョロい方のオタクであることも踏まえつつSO2Rを褒めちぎって終わる内容になっています。


◆SO2Rのよかったところ

※旧作を遊んでいることを前提とした内容です。

①PS~PSP版ファンへのサービス精神

今回のリメイクは「すべてのSO2ファンをフォローしよう」という意気込みが感じられて、
①初代声優陣によるボイス再収録ならびにフルボイス可
②立ち絵が初代・SE版・R版から選択可

この2点だけでもかなり好感度が高かったです。

静止画で何かを伝えようとする試み
(※オリジナル版の立ち絵は普通に好きです。)

特に①は本当にすごい!
私の場合、一番長く遊んだのはPS版ではあるもののSEで声を聞いていた時間が長かったこともありリメイク版の声優さんも馴染みがあって全員アリ派です。

ですが、せっかくだしとボイスをR版に設定してうえだゆうじさん演じるクロードやみんなの台詞を聞いて「こんな感じで喋るんだな」と新鮮だけど懐かしい感じがしてなんだかすごく嬉しい気分になりました。

↓特に印象に残った人たち
✨うえだクロードの熱血な感じがよかった~!あと「くう、は、ざん!」が懐かしすぎました。
✨アシュトンは石田さんも好きなんですが、阪口アシュトンがまた聞けたのはやっぱりうれしい。
✨プリシスめ~~っちゃかわいい。プリシスの「やっ」「つーこと♪」大好き。
✨ディアスはそういえば声高い寄りだったなって新鮮に驚きました。杉田ディアスに馴染みすぎて…。
✨甲斐田さんのレオンの常時得意げな感じがめっっっちゃくちゃかわいい!セリーヌと声同じなのが改めて凄い。
✨チサトも元気はつらつな感じがものすごくかわいくなかったですか???かわいすぎて思わずクロードとくっつけてしまった…。
かわいいしか言ってない…。わたしはオタクだから…。

それからPS版だけではなくてその後リリースされたSEの立ち絵もちゃんと採用してるのがえらい!!!💮👍💮👍
SO2における旧作ファンってPS版から遊んでる人が一番多いと思うんですが、言っても初代から25年も経ってるのでその途中から遊んだ人もきっと沢山いて、長い歴史の中でSO2という作品に触れてきた全てのファンに手を差し伸べてくれる愛のあるリメイクだなと思います。

こういうちょっとした会話、ありがたすぎる

②システムの改善

ゲームを開始してまずインパクトがあったのはボイスでしたが、実際にゲームを進めていく中で色んな部分が遊びやすいようにブラッシュアップされているな~と思いました。

✨敵がシンボルエンカウントになってる!
✨そしてそれに合わせたスキル(用心棒)が追加されてる!
✨難易度選択できる!
✨スキルが買わなくてもよくなってる!
✨ICが10個までまとめて出来るようになってる!
✨ファストトラベルが使える!
✨PAの発生も分かるようになってる!
✨強くてニューゲームが出来る!
✨好感度調整が本だけで出来るようになってる!

など、今の時代に一から遊ぶって考えると確かにここはちょっと大変かもっていう部分が徹底的に見直されていてすごい!!

PAの発生タイミングだけではなくてダンジョンで宝箱の場所が表示されたりIC時に「AとBの組み合わせだと3種類のアイテムが作れる」という結果があらかじめ載っていたり誰から何をスれるのかリスト化されたり(ホスピタリティを発揮する方向性…)
攻略本を必要とせず、ゲーム内で必要な情報が分かるようになっているというのも現代の遊び方を意識した作りになっていて面白いなと思いました。

「どのアイテムを盗みますか?」じゃないよ。

SO2ってストーリー・システム的にも最低2周が基本みたいなところあって、でもそれって遊ぶ側からすると結構ハードル高いと思うのでそのハードルを出来る限り下げようとする工夫が随所に見られましたね。そういう違いも見てて面白かったです。

③バトル

技や紋章術の演出が変わってテンポが改善されサクサク進むようになり、シールドを破壊した時の爽快感など見ていて気持ちいい!
個人的には紋章術の演出が見直されて見た目の華やかさは残しつつも時間は止まらずテンポを阻害しないようになっているのが印象深かったです。

しかし、そんなバトルシーンを眺めつつ「例えテンポが悪くなってもあの派手な演出が好きだったんだけどな…」という一抹の寂しさも感じていました。
すると!!

わ~~~!!!!

これこれ~~~~!!!!!!

SO2はブラッディ戦法含めて戦士タイプが有利なバランスになっていることもあり、紋章術師にとっての花形というか存在感を見せつける大技演出は失くして欲しくなかったのでこれはすっごく嬉しい!
演出はスキップ出来るしオフにも出来るので、演出見たい人・そうでもない人どっちのことも考えた調整がされているのがとっても良かったです😊🎶

④ユニークスポット

外壁楽園はかなり感動…!

今作ではマップも一新され、キレイな世界の中で冒険できるのも嬉しかったんですがそこにさらにプラスされたユニークスポット。
フレーバーテキストはあればあるだけ嬉しい派なので、探し回っては観光気分で読んでいた中で「あっ」と思ったのがこれ。

多分wikiとかには書いてあると思うんですけどアシュトンは砂漠の町の出身という設定だったことが過去にインタビューで語られてるんですよね。

他にも開発中にボツになった町がけっこうあるんですよ。例えば、クロス城から西に行くと砂漠がありますが、そこにも町がありました。じつはアシュトンはその町の出身だったんです。

「スターオーシャンセカンドストーリーファイナルガイド」
開発スタッフインタビュー(P.261)より引用

砂漠を探索しつつちょうどこの話を思い出していたところで見つけたので、かなりビックリしました。そういうのも拾うんだ…!!と思って。

アシュトンって人物面のコミカルさの割に主人公たちと出会うまでどうしていたのかみたいな人となりが全く語られない案外謎の多いキャラなんですが、あの戦い方は一子相伝の技みたいな話だったと思うのでここで拾えるツインエッジは本人のものなのか親ないし家族のものなのか…。
状況からストレートに考えると孤独な身の上なのではと推測され、だからこそ祓い落としイベントでは「ギョロとウルルンを死なせたくない」という本音を押し殺してでもパーティから離れるのを怖がったのかもしれないなぁと考えたりしていました。

⑤釣り

楽しい〜〜〜〜!!!!!


◆SO2Rのこれがあればもっとよかったところ

マイナス点にはまったくならないけど「ここはこうだったらもっと良かったな~」というところ1つ。色々考えましたが本当にこれしかなかった。

・ウェルチはゲストキャラ枠にして欲しい

SEからゲストキャラとして追加されたウェルチ。
ウェルチ自体は好きで戦闘メンバーにもよく入れてるんですが、ウェルチを入れると加入メンバーがより制限されるのがちょっとつらい。

オリジナル版の場合、アシュトンを選ぶのであれば終盤で登場するノエル&チサトも2人ともパーティーに入れられますが
オペラ&エルネストを選んだ場合は人数制限の関係で基本的にはノエルかチサトのどちらかを選ぶ人が多いと思います。これ自体はもともとある仕様なので全然OKです。

しかし、ここにウェルチが加わることによりアシュトンを選んでも誰か1人は諦めることになりオペラ&エルネストであれば2人も諦めなければならないのがつらい…!!2人は大きい…!!

これはSO2RというよりSEからの仕様ではあるんですが、選ばなかったキャラクター達がストーリー上どうなってしまうかっていうのを考えると私は今のルートで仲間にできるキャラクターは全員入れたい方なので、
既存の8人パーティー+ゲスト(ウェルチ)の最大9人パーティーにして欲しかった…。UIのバランスとかもあるのかもだけど…。
エクスペルは最終的に復活するとはいえ一度は滅んでしまうし、ネーデに関しては……😢😢
ウェルチは仮に選ばなくてもあの状況から唯一生還出来る立場にいるはずなので、そういう意味でもRでは別枠にして欲しかったな~と思います。


◆SO2の思い出あれこれ

今まで遊んだ全てのゲームの中でもTOP3に入るくらい「スターオーシャンセカンドストーリー」という作品が好きなんですが、私は兄が遊んでいたところを見かけたのがSO2との出会いでした。

私には兄と姉がいて、私は当時小学校あがったくらいだったんですがそれまでゲームっていったら同じく兄が持ってたGBしか知らなかったのでSO2(PS)のグラフィックのキレイさに子どもながらに衝撃を受け、以降兄がSO2を遊ぶときは横に座って眺めるのがひそかな楽しみでした。

そんなこんなで兄がクロード編をクリアしたところで「レナでも遊べるみたいだしやってみたら?」と誘われ、結果としてドはまりし、今度は姉が私の遊んでいる様子を横で見るようになり、ついでに姉もはまり、
(親は兄妹仲良くやってるしまぁいいかと特に何も言わず)
そうしているうちにお小遣いやらお年玉やらで攻略本だの4コママンガ劇場だのコツコツ買い始めた私を見て「そんなに好きなら」と最終的に兄がソフトを譲ってくれた…という思い出があります。
要するに私にとっては初めて遊んだゲームで、今こうしてnoteで感想を書くまでにゲームというものが大好きになったきっかけになっています。

そういうことがあってSO2は私たち兄妹では子どもの頃からずっと通じる話題の一つで、今回のリメイクも兄妹間のLINEグループでどこまで進んだ~?みたいな話をしており色々な面で思い出深い作品です🎮

当時のソフトと攻略本たち

あと思い出繋がりで、上の話と全然ノリが違うんですけどSO2って昔小説が出てたんですよね。
当時SO2に関するものはなんでも欲しいオタクキッズだったので嬉々として買って読んだのですがこれがちょっとヘビーだったのでリメイクを機にまた読みたいような、そうでもないような複雑な心境に駆られています。

なにがヘビーかっていうと、小説のストーリーは基本的にゲームの流れに沿って進んでいくんですが最後の十賢者たちとの戦いの中でレナとクロードを先へ進ませるために仲間たちが一人一人その場に残って戦い、勝利と引き換えに死んでしまうとんでもねー展開に。
ネタバレついでに言うと最後には皆復活してハッピーエンドなんですけどその死に様が結構壮絶で、当時例に漏れずというかアシュトンが好きだったんですが、アシュトンがね………アシュトンがね………。
「アシュトンが……何!?」という方は「エクスペル彷徨」で調べてみて下さい。中古本ならギリ見つかる。

◆プレイ状況

1周目:レナ編
2周目:クロード編

難易度はどっちもGALAXYで、あとはお気に入りパーティー×UNIVERSEで3周目しようか迷い中です。

ぎぞうくんしょうは使ってなくて、今作はレベルマがミッションに設定されてるのもあってか経験値が異常に稼ぎやすいので使う必要が全然なかった。

ブラッディ系はなんだかんだで使ったことがなかったんですが今作はHP&MP吸収のファクターを見て「あっ、これは使えってことだな?」と思い遠慮なく使い倒しました。
集う星のヴァルキリー防具セットはブラッディ系を装備できないプリシスとか術師系への補填的な意味合いもあるんだろうなと思います。
でもウェルチが装備できるならプリシスもできてよくない…!!?

実績はともかくチャレンジミッションは出来たらやろうくらいの気持ちだったのが気付いたら終わってました。釣り楽しい。
今回はSwitch版で遊んで、あとはSteam版も買ってあるのでもう一回まっさらな状態から遊べると思うとワクワクします!!


総合的に見ると本当~~~~によく出来た神リメイク!!
リメイクって旧作ファンにとっては記憶をなぞりつつ「ここはこうだったな」って当時の思い出や楽しかった気持ちを振り返る場でもあるので完全に新しいものにもなっていて欲しくないし、
かといってこれから初めて遊ぶ人も当然いるので古すぎてもダメって結構舵取りが難しいところってあると思うんですが、懐かしさもありつつ新鮮さも感じられるすっごく良い感じにバランスが取れたリメイクになっているなと感じました。
過去のSO2をしっかり遊んだ人たちが制作してるんだろうというのが伝わるかなり細かい調整がされていて安心感がすごかったです。

2周遊んでいる最中楽しくない瞬間がなくてずっと面白かったし、作品への愛情を感じるリメイクと共にこうしてまた大好きなSO2のキャラクター達に会えてとっっっても嬉しい!

基本的にはnoteでは色んなゲームの感想をまんべんなく語るようにしたいのでこうしてSO2についてがっつり語ることはnote上においてはおそらくもうないと思うんですが、書きたいことは書いたので大満足です。

本当に楽しかった~!!
SO2遊んだことがある人もない人もぜひ遊んでみて下さい😊🌼



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