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生ごみの袋をかえてみた

ごみの分別。
なんとなく日本ではこういった分野についてドイツは先進的だというイメージで報道されることが多いが、一般家庭における分別については、それほど細かくはない。

ざっくり言うと「生ごみ」「缶・プラスチック(資源ごみ)」「紙」「その他」、これら4つのコンテナが各家屋やアパートの敷地内にある。

飲料のビン(主にビール)やペットボトルは購入時に「デポジット」が加算されていて、だいたいどこのスーパーにも設置してある返却機に戻すとクーポンで返ってくる仕組みだ。デポジットの加算されないビン(ワインとかトマトソースなど)は街角のコンテナに捨てればよい。

日本の実家のあたりはビンの分別がやたら細かく、たとえば透明に見える酢のビンはうっっっすらブルーがかっているとのことで「色つき」と見なされるらしく、かなり面倒だ。


さて、今日は私たちの住む自治体の「生ごみ」についての話。
先ほど書いたように、家には生ごみ専用のコンテナがある。
決まった日に収集車がやってくるので(週1回)、前日に家の前に出しておけばよい。

基本的に生ごみをそのままコンテナに入れてもよいのだが、袋に入れて捨てる家庭が多い。
わが家では市販の「生分解性プラスチック」の袋を使っていた。

若干、通気性があるらしく、外側がうっすら濡れたりするが、ほぼビニールと同じ感覚で使える。


それが最近、使用できなくなってしまった。

市は生ごみを無駄なく堆肥にする方針を打ち出している。
生分解性プラスチックは土に還る素材ではあるものの、時間がかかる。毎日大量に出るごみのことを考えると不都合があるということらしい。

そこで、直に捨てたくない人のために提案されているのが、こんな紙製のもの。


水分が滲みてくることはない、と書いてあるが、ちょっと心許なかった。

試しに使ってみると…

1日が経ったもの

野菜くずやティーバッグなどを入れてもしみている様子はない。
このあとも以前と同じような感覚で使っているが、今のところ漏れなどはなく便利だ。

コンテナの中で袋が開かないよう、長めに折り返して脇を織り込んでいるので、表記の容量10リットルには満たないが、できればこまめに捨てたい生ごみ。これで手を打つことにしよう。


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