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【イベントアイディア相談会②】大内 晃子 様

こんにちは!りんくるのつよぽんです🤝

現在、りんくるでは白鷗大学地域協力ボランティア同好会UN-UNIと共同で
イベントを計画しております!

本日は、小山市で子育てをしている大内様に相談をしました!
大内様は ”小山っ子の未来を守る会” や “桜小町MAO”で活動しており、
子育て世帯が暮らしやすい小山市を目指している方です。
大内様との【イベントアイディア相談会】の様子をお届けします。

【大内 晃子 様のプロフィール】

3児の母として、小山市で子育てをしながら、
子育てしやすい小山市を作っている市議会議員さん
2015年 桜小町MAOをママ達で立ち上げる
2022年 小山っ子の未来を守る会に参加
2023年 小山市議会議員 初当選

【大内さまのお問合せ先】


小山っ子の未来を守る会

団体の概要

ー先日、大内さんのSNSを拝見した際に、”小山っ子の未来を守る会”の投稿を見たのですが、簡単に団体の概要を教えてください。

大内様:
 はい。”小山っ子の未来を守る会”は、学校給食の有機化市が保有・管理する土地の除草剤不使用に取り組んでいる団体です。
 現在は、10名のメンバー100人ほどの会員が所属しており、有機農業食の安全について学べる『オーガニック講座』自主上映会マルシェの開催などを行っています。

小山っ子の未来を守る会のメンバーと鈴木宣弘氏(中央)

参加した経緯

”小山っ子の未来を守る会”に参加した経緯を教えてください。

大内様:
 はい。私の実家は農家で、お米を作っていました。野菜は、祖父母が家庭菜園をやっていましたので、子どもの頃は、常に旬のとれたての野菜を食べていました。また、庭には果樹がありましたので、おやつは柿やくり、いちじくやあけび、蒸した里芋やさつまいもなど季節の野菜や果物でした。そのおかげだけではないと思いますが、大きな病気をせず元気に成長することができました。母親となり、子どもにもより健康に育って欲しいという思いから食に関心を持つようになりました。そんな子育て中に、農薬を使わずに育てた野菜危険な食品添加物を使わない食品を取り扱う生協さんに出会い、『食べたもので自分の体が作られていること、食の安全』について考える機会をいただきました。ただ、より安全な食品を求めていても価格や食品の種類、流通量や家族の嗜好などもあり、思うように家庭の中で取り入れられない現実がありました。
 そんな葛藤の中で出会ったのが、”小山っ子の未来を守る会”でした。

小山っ子の未来を守る会のメンバーと本間真二郎氏(中央)

 当会は、先ほども述べた通り、学校給食の有機化市が保有・管理する土地の除草剤不使用に取り組んでいる団体になります。ここで仲間と学びながら、活動を続けることで、子どもたちが毎日食べる給食より安全で、地域の食に関わる自然環境に子育て世代の方にも関心を持っていただけるのではないかと思い、活動に参加しました。微力ではありますが、現在では理事を務めさせていただいております。

学校給食の有機化とは

学校給食の有機化について教えてください。

大内様:
 はい。学校の有機化とは、化学処理された肥料農薬一切使わず、米ぬかや油粕、畜糞などの生物由来のものを肥料として栽培された米や野菜などの農作物学校給食で使っていこうという取り組みです。
 有機食品を使うことが安全・安心・健康によいだけでなく、農薬や化学肥料を使うことによる環境への負荷の軽減や、地域自然環境の保全にもつながります。

オーガニックビレッジ宣言について

ーなるほど!有機農業を進めることは、食の安全だけでなく、環境保全にもつながるんです。

大内:
 そうなんです!また、昨年小山市でも、オーガニックビレッジ宣言をしました。この宣言は、有機農業の生産から消費まで地域ぐるみ取り組むことを目指しています。これによって、多くの方が有機農業地元の食材自然環境に関心をもってもらうきっかけにもなって欲しいと思います。

小山市「オーガニックビレッジ宣言について」 (2024/4/17 閲覧)

今後の予定

ー今後、団体としてどのような活動を行う予定ですか?

大内様:
 はい。今年度は、昨年度多くの方に関心を持っていただけたオーガニック講座を3回ほど行う予定です。また、映画上映会オーガニックマルシェ昨年度に引き続き開催も予定しております。他にも、役員さんの畑をお借りして、大豆を育てお味噌を作ろうという、新たな試みもあります!
 そして、学校給食の中に有機農作物が取り入れていただけるよう、教育委員会農政課地元の農家さん地域の方々と協力して進めていきたいと思います。

昨年度、大好評だった『オーガニック講座』の様子

お問合せ:小山っ子の未来を守る会
mail:kyushoku.oyama@gmail.com


桜小町MAO

団体の概要

ー小山っ子の未来を守る会以外にも、子どもたちご家族に向けた活動を行っていますか?

大内様:
 はい。10年近く前から、ハンドメイドが好きなママ達で結成されたグループ”桜小町MAO”で、『通園通学グッズ販売マルシェ』というイベントを開催しています。

桜小町MAOのみなさん

きっかけや団体の思い

イベント活動を始めたきっかけをお聞かせいただけますか?

大内様:
 はい。イベントを始めたきっかけは、入園入学シーズンを前に、手作りが苦手だったり忙しくて時間が取れなかったりする親御さんの負担を軽くしたいという思いからでした。初めは、各メンバーの中で小さく行っていました。現在は、ハウスメーカーさんのショールームをお借りして開催するようになり、毎年同じ場所で開催しています。
 また、このイベントでは、必要グッズを購入するだけではなく、桜小町MAOのメンバーや来場者同士での交流することによって、新生活への親御さんたち不安悩みが少しでも和らぎ安心していただきたいという思いで運営しております。

活動当初の様子

入園・入学前に相談できる場所があることで、安心できる場所になりますね!

大内様:
 ありがとうございます。イベントを始めた当初は、メンバーの子どもたちも小さかったことから、来場者のお子様自分たちの子どもにも、たくさんの経験をさせたいという思い、「ママ‘sマルシェ」という、イベントも開催していました。子どもたちが自由に発表するブースを作ったり、昔遊びが体験できるコーナーなどを設けたり、地域の方たちにも来ていただけ、多世代交流の場にもなっていました。
 コロナ渦や自分たちの子どもが大きくなったこともあり、現在は「通園通学グッズ販売マルシェ」に絞って継続しています。

「通園通学グッズ販売マルシェ」の開催時期

ーなるほど。子どもたちが主体的に活動できる場所多世代交流の場所も作っていたのですね!ちなみに、『通園通学販売マルシェ』はいつ開催していますか?

大内様:
 はい。毎年2月第一の土日どちらかに開催しています。園や学校で、入園・入学前の説明会が開催され、通園・通学に必要なグッズ等をそろえ始めるため、その時期に合わせています。

ハンドメイド商品を見る親子

今後の目標

開催時期参加者目線で考慮しているのですね!今後の団体としての目標を教えてください。
 
大内様:
 はい。今後も毎年「通園通学グッズ販売マルシェ」は続けていきたいと思います。そして、地域全体で子どもを育てるという意識も広めていけたらと考えています。

お問合せ:桜小町MAO


イベント実施に向けて

感謝の気持ち

ーたくさんのイベントを開催している大内様が、イベントを実施する際に心掛けていることを教えてください。
 
大内様:
 はい。私が関わるイベントは、子育てしていく中で、困ったり悩んだりしたことを自分たちでできることでよりよく助けあえたり親子、地域で成長しあえるような内容です。どんなイベントでも、1人ではできず仲間がいて、参加してくれる方協力してくださる方、また見えないところで動いてくださる方もいらっしゃいます。たくさんの方の協力があり、イベントが開催できるので、関わる皆様への感謝の気持ちを忘れないということです。
 また、実務的な部分では、イベントをやる目的に合わせ開催する日場所を決めることです。誰をターゲットにして、どのような目的で来てもらうのかなどを考慮しています。

イベントを楽しむ親御さん

学生への期待

ー貴重なご意見ありがとうございます!最後に、学生や若者に求めているものを教えてください。

大内様:
 そうですね…今の学生や若者は行動力実行力もあり、そして、よく考えていますので、素晴らしいと思います。求めることを挙げるとすれば、遠慮することなく自分たちのやりたいことに理解、協力してくれる大人をどんどん見つけ声をかけていってほしいです。
 そんな、学生や若者たちを私たち大人が、しっかり理解サポートしていくことが我々の役割だと思っています。


今回のアイディア相談会を通して、小山市の子どもたちやご家族に向けてどんなイベントをしたいのかが少しづつ見えてきました。
 大内様、今回はイベントアイディア相談会にご協力いただきありがとうございました!
 また、こちらには書ききれなかったイベントアイディアも教えていただけたので、これからの参考にさせていただきます。

次回の【イベントアイディア相談会】は2024/4/13(土)に行います。

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