漫画が苦手だった私が、人生初ハマった漫画

みなさまこんにちは。LINK編集部の酒井です。

LINK編集部では、これまで紙媒体での発信を続けてきましたが、もっと多くの方に読んでもらえるように、WEBでの発信を始めます。

ここでは、2週間ごとに1つのテーマを決め、4人の学生記者がテーマに沿った記事をそれぞれ発信します。

4人の記事が集まって1つのテーマが完結するので、”クローバートーク”と名付けたこの企画。

第1弾のテーマは、”サブカル・アニメ”です!

私は、大好きな漫画『宇宙兄弟』について書きたいと思います。

実は、私、漫画があまり好きではありませんでした。そんな私が唯一、めちゃめちゃハマって、全巻集めたのが、宇宙兄弟です。

なぜ、ハマったのか。たくさん理由はあるけど、私なりの見解で、2つに絞ってお伝えします!

その1
登場人物の言葉や感情に共感したり感動したりして、感情を大きく揺さぶられること

主人公ムッタはとにかくすごい。
読み進めるほど、「ムッタすごすぎる!なんでもできるやん!」みたいな思いが強くなるくらい、どんな困難も乗り越えていくムッタ。
周りの感情に敏感だから余計か、周囲の人間にとことん優しくて思いやりに溢れたムッタの人柄に周囲の人もどんどん惹かれていきます。

でも、ムッタはここぞ!という大事な時にドジったり、ネガティブ思考だったり、弱い部分もたくさんあるんです。完璧なスーパーマンではないんですよ。

少年漫画の主人公って、かっこよすぎたり、ヒーローすぎたり、なんだか親しみを感じられないことってありませんか?笑

でも、ムッタの弱い部分は自分と重なるし、悔しさとか周囲への劣等感とか、人間味を感じるんですよね。
そんな“完璧ではない“ムッタが(もちろん、ムッタのポテンシャルの高さは凄いですよ!)、いっぱい葛藤して挫折も重ねて、「絶対に夢を叶える」という思いだけはしっかり大事に抱き続けて、努力します。

そうした過程で、周りの多くの仲間からも愛され慕われながら、少しずつ自分に自信をつけていくんです。

ムッタがそんな風に泥臭く、人間らしいからこそ、ムッタに感情移入しやすいです。
悔しさも悲しさも、他人を少し羨ましく思う気持ちも、自分がこれまでに一度は経験している感情だから、その時の感情がリアルに蘇るんですよね。それに加えて、努力を重ねて夢に近づく喜びや、仲間を思う友愛などの感情もあって、作品を読みながら抱く感情の振り幅がとっても広いんです。
だからこそ、作品の世界観にどっぷり浸かりやすくて、あっというまに宇宙兄弟の虜になっていたのかなと思います。

その2
登場人物が発する言葉のセンスが抜群に素敵なこと

宇宙兄弟って、ファンの方にはかなり同意してもらえると思うんですが、「うわぁ〜〜深い〜〜〜」ってなるような名言が多いです!!!

登場人物のパーソナリティの素敵さはもちろんですが、彼らの発する言葉がいい。
ただ綺麗事を言っているわけではないんです。納得できるというか、説得力がある言葉というか、なんだかすっと心に入ってくる言葉たち。
受験期や就活中は、感動した言葉を何度も読み返して元気をもらうこともあったな〜笑

パーソナリティや、会話や状況の流れがあってこそ、心に響く言葉(=名言)だと思うので、とにかく是非作品を読んでみてほしいのですが笑、私の好きな言葉の一つをご紹介します。

「上手くなくてもいいし 間違ってもいいのよムッタ。まずは音を出して。音を出さなきゃ 音楽は始まらないのよ」

天文学者で、ムッタにとって第2の母のような存在のシャロンという女性の言葉です。

宇宙飛行士になるための試験を受けながらも、宇宙飛行士になれるわけがないと弱音を吐くムッタに言った言葉。

やっぱり、どんなことも、“やってみないとわからない“ですよね。
自分には無理だとつい弱気になってしまう時は誰にでもあると思います。それは仕方のないことかと。

でも、自分が本気でやったことは、たとえいい結果につながらなくても、きっと価値がある。
本気でやった時には、失敗も成功も、全部自分の糧になる。

そう信じて、まずは動いてみようと背中を押されるシャロンの言葉です。

ちなみに
「本気でやった場合に限るよ。本気でやった失敗には価値がある」

宇宙兄弟ファンには気づかれたと思いますが、これも主人公ムッタの名言の一つです笑

ここまで2つの魅力をザーッと書いてきましたが、ちょっとでも宇宙兄弟に興味を持っていただけたなら嬉しいです。

やっぱり、ぜひ一度読んでみて欲しくて、どうしようかと考えたのですが、
なんと!
今、宇宙兄弟の公式HPで、試し読みできるみたいです!

なので、ぜひ読んでみてください!!
→ https://koyamachuya.com

では、次の記者にバトンタッチします!
お楽しみに…

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