帰れって言われたら帰らないのが定石だよね??

ちゃっす。LINK編集部の三宅です。

いきなり19の若僧が言うのもおかしな話ですが、世の中理不尽なことで溢れかえっているような気がします。

「社会に出たら理不尽なことばかりだ。そんなことでいちいち文句を言っていたらキリがない。」
この言葉を大人たちの口から何回聞いてきたことか。耳にタコができまくりましたよ。この記事を読んでくださっている方々も理不尽な体験の一つや二つは持っていることでしょう。嫌なことがあったら誰かに愚痴を吐いてスッキリしたくなるものです。(´―`*)ウンウン 

そこで今回は僕の抱えている今までにあった理不尽な話を共有していきます。愚痴を吐かせていただきますw テーマは

『帰れって言われたら帰らないのが定石だよね??』

です。これはマジで鈍感な自分でも理不尽だとかなり腹を立てました。
思い出すだけでイライラするぜ。(・д・)チッ

これは高校三年生になったばかりの部活動での話です。
当時の状況としては

 ・僕は怪我をしていて練習から離脱。別メニューに取り組んでいた。
 ・監督からは「お前もう来なくていいぞ」とのお達しがあった。

簡単に言うとこんな感じです。今思うと練習に顔を出してもできることなんて限られているから練習に来ずに安静にして早く怪我を治せって意味だったのかな?とかいろいろ思う所はありますですがそんな余裕当時はございませんでした。

「来なくていいぞ」と言われた時の心境を一言で表すと

「あ、おわったな」

という感じです。

まぁぁぁ、困りましたねぇ、このセリフには。正直一番言われるのが嫌なセリフでしたから。

かといって帰るわけにはいかないのが鉄則です。「帰れ」と言われて帰るやつはいないでしょ。その行為がどれほど見当違いな行動かというのはスポーツをし始めた幼少のころから教えられてきましたから。

「帰れ」と言われたら「いえ!帰りません!」というのが定石。おそらく「帰れ」と言った側もその返事を期待してこの言葉を投げかけているのでしょう。一度否定されてからの選手の対応を見て、どれほど真剣にスポーツに打ち込んでいるか、チームに捧げているかを図る問いだと認識していました。

そのため当然のように「いえ。練習に顔は出させてください。」

と返答。しかし監督からは再度「来るな」のお言葉。

しかしこんなのは想定内。

(はいはい来たよ~w 簡単には来させない気だな? でも行っちゃうもんね~~ww)

ここで食い下がるわけにはいかない。否定されようとも練習に顔を出すのが『正解』だと確信していたので当然のように練習に行きました。そしてそのまま練習は終わりを迎えたのですが、最後に監督から恐怖の言葉が。

「来るなといったよな」

これを言われたときはめちゃくちゃ動揺しましたw

(え?これで正解じゃないの??え?どうしたらいいの??)

家に帰り、食事が喉を通らず、その晩一晩悩んだ末の答えが、

練習には顔を出さないが学校には来て、部室の掃除+トレーニング、という自分のできる範囲の行動を取りチームに貢献する

というものでした。この答えにたどり着いたときはこれで間違いない!と確信しましたね。もうこれ以上の答えはないと自分を褒めまくりましたよw

しかしこれも『正解』ではなかったようで、、、監督から再び「来るな」のお言葉が。もうここまできたら来ない方が『正解』なんだとやっっっと気づきました。紆余曲折はしたもののやっと取るべき行動に気付くことができたのです。道が見えたならそこを突き進むだけ!家で安静にしながらもできる範囲でのトレーニングをしようと決心をしたのでした。

しかし翌日史上最も恐るべき連絡が。チームメイトから『「なんで三宅は来てないんだ?」とミーティング中に監督に聞かれたぞ』と。

。。。。。

あ“あ”あ“あ”あ“あ”あ“あ”あ“あ”あ“あ”あ“~~~~~~~~!?!?!?!?!?!?

なかなか普段キレたりしない性格の自分が、体の底の底から怒りを感じましたね。

ふっざけんじゃね“え”よ“!!!!!

まだまだこんなもんじゃ怒りは収まらない。

てめぇが来んなって言ったタイミングで行ったら怒られて、いざ来なくなったら「え、来てないの?」だと!?いい加減にしやがれ!!!F**K F**K F**K F**K F**K F**K !!!!!!!

ざっとこんな感じでしたね。当時の心境としては。その後何日かは練習に顔を出さなかったのですが、仲間やコーチから「そろそろ帰ってこい」的連絡があったので練習復帰はしました。

かわいい話ですが、いま高校の頃の自分を思い返すと、なんだか監督の顔色ばかりを窺って部活していたなーと深く感じますね。もちろん当時からそれではダメだ、もっと自分を出さなくては!と思ってはいたんですが、如何せん監督が怖かったもので、、、ビビりな僕は、威圧的に怒られると、どうしたら怒られずに済むかという方向に頭を使うようになってしまうということにここで気付かされました。

結論

何がいいたいかというと『正解』なんて糞食らえです。相手の求めている『正解』を探して行動している時点でそれは自分の行動ではなく相手の描く自分の行動をあたかも自分の行動と錯覚しているだけなんです。しかし、「そんなことねえよガキw分かったような口きくな」と思われる方もいるでしょう。これがどこまで通用するのかは分かりかねます。ただ、一つはっきりと言えることは、相手主体の行動ばかり取るようになったらそんなつまらないことないです。まぁ当然っちゃ当然ですけどね。昔の自分を振り返って痛感しました。

最後に僕の大好きな漫画のセリフをアレンジして一言

監督ごときが、選手の抱いた考えを否定しないで

すごく強い言葉ですよね。大好きなセリフです。それぞれの状況にこの言葉を置き換えて自分に言い聞かせてみると少しスッキリするので是非試してみてください(^▽^)

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