ひとりになりたいけど孤独になりたくない

ちゃっす。
LINK編集部の三宅です。
編集部4人が隔週1つの決められたテーマについて語りあうクローバートーク
今回のテーマは「孤独」についてです。

今日のトークで言いたいことはテーマの通りです。

ひとりになりたいけど孤独になりたくない

もしかしたら気付いた方がいるかもしれません。そうです。これは欅坂46の「アンビバレント」という曲の途中に出てくる歌詞です。

僕はこの歌詞にめちゃくちゃ共感しました。ひとりの時間が欲しい、なければ生きていけない。けれど孤独でいたい訳ではない。当時聞いているときの僕の状況をそのまま表しているように感じたのです。

そう感じたのは、夏休みに友人と二人でヨーロッパ旅行を20日間ほどしたときのことです。(このことについては今度詳しく記事にしたいと思います)

旅行の中盤で友人と別れてイタリアとドイツを1週間ほど一人で周りました。なるべく宿泊費を抑えたかった僕はドミトリー型の大人数部屋を主に利用していました。一人で知らない土地を巡り、空気を感じ、食事をし、言葉の壁を感じて、でもそれを乗り越える、とてもいい経験ができたと思います。

しかーしそんないいことだけではありません。もちろん。宿につくと同部屋の宿泊者たちがワイワイと話しているのです。まあ、そりゃそうでしょ。みんなそれぞれバックグラウンドが違うのに同じような旅をして親近感が湧き、あれこれお互いのことを聞いて話したいのでしょう。なんてったって普段の生活では会わないような人たちとの新たな出会いが一人旅の醍醐味なのですから。もちろん僕も「Hey!」なんて声をかけて会話の輪の中に入っていきましたよ。自分は何をしに来ていて、どんな人間なのか、楽しく話をしましたよ。1時間で離脱しましたがね。圧倒的陽キャ達でした。人種が違う。

そこで気付いたんです。普段の生活で「ひとり」の時間って確保されているということに。今まで特に感じたことはなかったんですが、自然と私生活の中で「ひとりきり」の時間が存在していたのです。

けれども、一人旅では街中で旅行客に遭遇しまくっていましたし、その上スリを警戒していたのでいくら一人旅といえども「ひとり」ではなかったのです。さらには唯一の安らぎの場所である宿では誰かしらが自分に話しかけてこようとする。そりゃあ、「おまえら黙れよ」って思ってもしょうがないですよね(笑)(笑)

別に「孤独」にさせてくれというわけではありません。「ひとり」を欲しているだけです。どういうことかというと、周りに人がいるのは構わないのですが、干渉してこないという確信がある、そんな空間が自分の生活には必要なのだということです。

果たしてこれは「アンビバレント」というのでしょうか


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