就活ルール廃止。その時僕たちはどう生きるか。

どうも。LINK編集部の井の中です。
クローバートーク今回のテーマは「就活ルール廃止」について。

僕の前に投稿したみのりさんが非常にいい指摘をしてくれました。
・地方と都市の格差
・学業に専念できなくなる危険性
・これでは改悪ではないのか。

正に的確な状況分析だとおもいます。

僕のパートではじゃあなぜ集団就職が始まったのか。この問いから考えてみたいと思います。

そして後半では、僕の体験と後輩へのメッセージを書きたいと思います。

では行こう!

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1.そもそも集団就活はいつから?

現在のように就活の面接の解禁や内定の正式な通知に時期が設けられた背景に、1953年戦後復興による好況と朝鮮特需があります。この現象によって人手が不足し、より優秀な人材を多く手に入れたい企業は採用活動を早めに開始しました。
それにより、学校側は学業専念が阻害されると主張。「結果できたのが就職協定」です。
しかし当時、違反した企業は新聞に社名を公表する以上のペナルティがなかったので意味なし。
秘密裏に優秀な人材を確保する企業が出現し、いわゆる青田刈りが横行しました。

この状況は現在に似ていると思いませんか?
震災復興とオリンピック特需による好況で人手不足に。

より優秀な人材を得るべく経団連に加盟していない企業は早くに採用活動を開始

経団連に加盟している企業は苦戦

おそらくこの先の未来は、大体今と同じ名のではないでしょうか。
新たなルール作りをして効果が上がるのでしょうか。
そもそも70年前のルールをベースに現在も適用しようとしていること自体が間違ってる。
53年当時の製造中心の仕事内容と今のオフィスワーク・クリエイティブ系の仕事が重視されることの差もあるわけですし。

2.現行制度の問題点

新卒に価値を置く意味は?
終身雇用・経済成長・いけいけどんどんの時代に生きていないので、僕には現行の制度の良さがわかりません。
4月に一斉入社すると手続きとか楽なのかもしれないけど(企業側が)。
かつての人がいっぱいいて、その一人一人が没個性して工程ラインの一部となることが最も求められ、かつ効率が良かった時代にはこの制度は機能したかもしれません。
しかし、人手不足で、よりその人個人の特性を生かして新たな価値を生み出していくことが求められる状況では、入社時期も、評価方法も、もっと個別に対応していくことが必要だと思います。

・学業専念という幻想
大学に入ってから学業に専念することが本当に最重要なことなのでしょうか。想像してみてください。大学時代、社会との関係を一切断絶して完全に学業に専念した結果生まれる人材は本当に社会に必要な価値を生み出せる人材になるのでしょうか?

ここまで前半です。ここからは僕の体験と後輩に向けたメッセージです。

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3.就職失敗/成功体験記

就活はしんどい。

3年の11月から公務員試験対策をはじめた。

半年の間必死になって勉強した。

しかし、初めて触れる法律という分野になじむには、僕の努力も時間も十分に足りなかった。

結果は不合格。

落ち込んだ私は逃げるように休学届を教務にもらいに行った。

しかし、その届を出すことはやめた。

果たして、もう一年必死に勉強したとして、自分は国家のために何ができるのであろうか。

本当の勝負は仕事についてから。

果たして公務員になったその先に、自分のやりたいことはあるのか。

不合格になるまで、僕は自分の心の底にある真の欲求も、社会にどんな仕事があって、これからどんなことが求められているのか。そのために自分にはなにをできるのか。そんなことを考えたこともなかった。正確には考えることから逃げていた。情けない話だ。

しっかりと自分の軸を見極め、就活の最も大きな波が終わった8月、この言葉は嫌いだが、平成最後の夏。学生生活の残りの半年で就活にも挑戦することを決心した。

なぜこんなことをしなければいけないのか。いろんな思いが交錯するときもあった。

フリーランスへのあこがれが芽生え、新規メディアの立ち上げに参画したこともあった。そして挫折も経験した。

しかし、最後には自分の生きたい場所に行く権利をつかみ取った。

ねだるな。勝ち取れ。さすれば与えられん。



自分が何をしたいのか。仕事に生きるのか。プライベートを充実させるのかっそれとも、、、、。

これから就活する人に限らず、僕もこれからずっと考え続けていくことだ

自分を観察し、言語化し、発信する力を磨け。

自分の見たい世界は自分で作っていくしかない。

僕がOB訪問で聞いた話、今会社の上層部は熱い人間を求めている。

自分の言葉でいかに語るか。

まず自分の頭で考えろ

人に聞いてもらえ

人の話をきけ

発信しろ

自分の言葉で語った言葉は人の心を打つ。

「行動しても報われるとは限らない。だけどうまくいった奴はすべからく行動している。」

困ったら、まわりの人を頼ってほしい。

まわりにいなかったら、ここに相談できる相手がいることを覚えておいてほしい。

一緒におもしろい未来を創ろう。


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この記事の作者
井の中秀政

生粋のアイドルオタク。

かつての総合知識人としてのオタクになるべく日夜勉強中。
個人名義でnoteの更新も行っている。
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twitter→井の中秀政@hidemasainonaka
その他オタ垢も存在するので暇な時に探してみてください。




#クローバートーク #就活 #大学生 #LINKgakusei




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