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レットイットブルース

週末、扇町で発狂。のたまう磁石。剥がす日本語。貼りつける言葉。溶かす歯の裏。光の在り処は月の裏側。6月のワーストイズマインは人間の光そのものだった。音楽の必要性について、音楽を用いて証明することは出来ない。ただの長い風邪。大袈裟な言葉で飾るほど居心地は消耗していく。ただ手放したくない風船があり、それを書いて歌って握って生きているのだから当然疲れるというだけの話。

夏さえなければ自分の人生はこんなにこぼれ落ちなかったと思い込むようにしている。気温と湿度や言葉の中に、いつでも余白を探してる。たった一夜のたかだか小一時間のライブ。たった一回で1が10にならないことなど痛いほど知っている。ただ現在地が自由になる。今日もギターが銃になり、今夜遊ぶ理由になる。ずっと心地よく緊張している1から12月。

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