リ・ニ・ス・タ

The BEGというパンクバンドをきゃーのきゃーのやりつつ、Linista No Ma…

リ・ニ・ス・タ

The BEGというパンクバンドをきゃーのきゃーのやりつつ、Linista No Mates名義でDTM配信、弾き語り配信とか。機材のDIYや改造の記録とかいいね深追いとか。

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    Linista No Mates - Magic Butterfly -

    The BEG、イシカワリニスタによる完全自主製作アコースティックアルバム。 ソロライブではおなじみの楽曲からセルフカバー、完全新曲を収録。 収録曲 1.ロストインザブランケット 2.spoon 3.ダニーボーイ 4.イルミネーションラプソディー 5.はぐれラヴシッカー 6.ウェンディブルー 7.リリ 8.バナナフィッシュジーザス 9.gage 10.Toh-Hi-Koh
    1,500円
    The BEG WEB SHOP
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    【Tシャツ】The end of Howring symphony

    2,500円
    The BEG WEB SHOP

記事一覧

but

四月っちゃあ四月。録音が終わった諸々をただただリピート。今更、なぜ録音をするのか。今の時代、音源製作とはいつだって日記のような道しるべのような。消えそこなったロ…

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2LOOP BOX制作/ケースエッチング

メインの歪とソロ時のファズを切り替えるスイッチャーを制作しました。穴あけが面倒だったこと以外特に記事にするようなことも無いなと思い、無理やり筐体にデザインを施し…

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指先かすめ逃げるフレンズ

みんなで新NISAもインボイスも無視して、束ねたヤンヤンつけボーを小指で折ろうよ!安定の遅筆、睡眠不足、リフ過多で2月。先日RECした弊バンドの音源ばかりを聴いている。…

300
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小言ロードショー

謹賀新年。 なんとなくタイトルを同段縛り(判定緩め)で5つ記事を書いてみたものの、記事タイトルに訴求力は無い上に言語感覚を裁かれている気がして居住まいの悪さを感…

11

名声成形でへべれけ

なんだ。ただの10月か。気まぐれなこの世界を引き受けるとき。恒例の扇町での発狂。サウンドライクシット。迷うということは何よりのチャンス。ライブが終わるといつだって…

18

不屈、憂鬱、空中浮遊

9月。扇町にてワーストイズマイン。危うくどれだけ楽しかったか忘れるところだった。今の自分の声が結構好きかもしれないな、なんて思いながら。珍しく本番で喉を完全に使…

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導きにいい気味

いかに丁寧に暮らすかを目指し、ガジェットライターの記事を眺めてAnkerのモバイルバッテリーと山崎実業の製品にまみれてガハハと笑って過ごしているnote読者の皆様こんに…

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あからさま徒花は彼方か

7/25、お昼過ぎに7/30にツーマンライブを予定していたラウンドヘッドの筒井トシアキさんの訃報が入る。私たちは何年来もの知り合いでも先輩後輩関係でもない。ただ10年近く…

8

レットイットブルース

週末、扇町で発狂。のたまう磁石。剥がす日本語。貼りつける言葉。溶かす歯の裏。光の在り処は月の裏側。6月のワーストイズマインは人間の光そのものだった。音楽の必要性…

11

rareにまつわるエトセトラ

Linista No Mates名義で新曲を配信開始した。 歌詞について rareというタイトル。世代的にレアという言葉はポケモンか遊戯王で覚えた。真紅眼の黒竜~レッドアイズブラッ…

「呼吸」って息に纏わる言葉に「呼」が入ってるのいいよね

4月最終日、扇町にて発狂。月が終わるというものの、どうせ私たちは毎日終わっていて毎日を無理やり始めている。「どう生きたか」「どう生きるか」よりも「どんなつもりで…

邂逅市場

カメラのレンズを何気なく眺めていて、そういえば祖父もカメラが好きだったことを思い出した。祖母の家にいた頃になる。異様に古臭い箪笥や引き出しを開けて、埃や脱臭剤の…

劇中バンドでライブをした話

映画「ディスコーズハイ」に劇中バンドP-90として出演した。映画の公開は2022年。撮影は2020~2021年。ギターソロを納品したのも2020年と考えると音楽と映画の制作期間のギ…

日本文化飛散

扇町para-dice、恒例のガオーでもウオーでもない50分間。毎月ツーマンライブ。すでに終わることが少し寂しいような、新しいステージに高揚しているような。これが一番いい…

暇なツリー

TwitterもInstagramも使い易くってたまらない。景色が只の階層になってしまった。ワーストイズマイン、全身で振動と心中出来るあの時間にもう焦がれていて、やり場のない焦…

心など込めない

音なんか褒められてる内はただのクソ。歌詞など褒められている内はカス。ライブなど褒められてしまっちゃあ笑えない。時々音楽をする、常に音楽でいる。時々四の五の言う。…

but

but

四月っちゃあ四月。録音が終わった諸々をただただリピート。今更、なぜ録音をするのか。今の時代、音源製作とはいつだって日記のような道しるべのような。消えそこなったロウソクを取り囲む、途方もない影のような。頼りのない真実をデータや、音像にまた頼りなく変質させる蛮行。普通なら最早やらない。ただまっすぐ進むことにはいつだって飽きている。曲がらなければならない。君を曲げるため、曲がり続けなければならない。音楽

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2LOOP BOX制作/ケースエッチング

2LOOP BOX制作/ケースエッチング

メインの歪とソロ時のファズを切り替えるスイッチャーを制作しました。穴あけが面倒だったこと以外特に記事にするようなことも無いなと思い、無理やり筐体にデザインを施し筆を執った次第。

・外装デザインのパターン缶そのまま

こちらは缶を筐体にし、缶そのもののデザインを流用するパターン。缶は踏みつけに耐えられないのでハナからスイッチは付けず、今回のようにスイッチャー経由でオンオフが前提となる。

塗装+手

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指先かすめ逃げるフレンズ

指先かすめ逃げるフレンズ

みんなで新NISAもインボイスも無視して、束ねたヤンヤンつけボーを小指で折ろうよ!安定の遅筆、睡眠不足、リフ過多で2月。先日RECした弊バンドの音源ばかりを聴いている。録ってしまえば公開前には自分の中で過去作になる。古くなり続けることと新しくあり続ける事が同居していて。音楽は時々もどかしい。

2月は久しぶりに寺田町でライブがあった。なぜか寺田町でライブの日は、いつもの3倍チケット予約を頂く。寺田

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小言ロードショー

小言ロードショー

謹賀新年。

なんとなくタイトルを同段縛り(判定緩め)で5つ記事を書いてみたものの、記事タイトルに訴求力は無い上に言語感覚を裁かれている気がして居住まいの悪さを感じたり何一ついいことがなかった。何一ついいことが無くても実験を繰り返し、挑戦でさえ実験としてきた2023年だった。実験であれば変質しなくてもよいという安らかさ(≠甘さ)が言葉そのものにある。挑戦は家出に近いニュアンスで妙なプレッシャーのせ

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名声成形でへべれけ

名声成形でへべれけ

なんだ。ただの10月か。気まぐれなこの世界を引き受けるとき。恒例の扇町での発狂。サウンドライクシット。迷うということは何よりのチャンス。ライブが終わるといつだって昨日までの自分と今の自分はまるっきり違った感覚に陥り、「これが世界のダイナミクスか」と更に呼吸を荒くする。

---------ここまで眠っていた下書き---------

どうしてここまで筆が遅くなったのか。10月、11月のアンプラグド

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不屈、憂鬱、空中浮遊

不屈、憂鬱、空中浮遊

9月。扇町にてワーストイズマイン。危うくどれだけ楽しかったか忘れるところだった。今の自分の声が結構好きかもしれないな、なんて思いながら。珍しく本番で喉を完全に使い切ってしまった。言いたいことなんて声を枯らすほども無い。楽しく絶望に酔っているとこうなるからいけない。扇町ではドーナツ。楽屋ではたばこ。ステージではメロディー。地下鉄では口笛。どれも空腹をあやすには充分。

私と私以外のすべての間に溜まっ

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導きにいい気味

導きにいい気味

いかに丁寧に暮らすかを目指し、ガジェットライターの記事を眺めてAnkerのモバイルバッテリーと山崎実業の製品にまみれてガハハと笑って過ごしているnote読者の皆様こんにちは。コード、浮かしてまっか?私が愚行権行使日本代表リニスタです。同窓会ムード漂うイベントで、思い出し笑いに貢献せず何故か新曲を披露し、失笑群を特等席で眺めることに命を懸けています。寺田町Fireloopありがとうございました。気が

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あからさま徒花は彼方か

あからさま徒花は彼方か

7/25、お昼過ぎに7/30にツーマンライブを予定していたラウンドヘッドの筒井トシアキさんの訃報が入る。私たちは何年来もの知り合いでも先輩後輩関係でもない。ただ10年近く私が一方的に彼らの音楽のファンだった。この夜を境にラウンドヘッドとThe BEGの物語が始まると厚かましくも予感していた。永遠に未完成となってしまった2023/7/30扇町の夜は、反芻する内いつか完全な夜として完成するのだろうか。

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レットイットブルース

レットイットブルース

週末、扇町で発狂。のたまう磁石。剥がす日本語。貼りつける言葉。溶かす歯の裏。光の在り処は月の裏側。6月のワーストイズマインは人間の光そのものだった。音楽の必要性について、音楽を用いて証明することは出来ない。ただの長い風邪。大袈裟な言葉で飾るほど居心地は消耗していく。ただ手放したくない風船があり、それを書いて歌って握って生きているのだから当然疲れるというだけの話。

夏さえなければ自分の人生はこんな

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rareにまつわるエトセトラ

rareにまつわるエトセトラ

Linista No Mates名義で新曲を配信開始した。

歌詞について

rareというタイトル。世代的にレアという言葉はポケモンか遊戯王で覚えた。真紅眼の黒竜~レッドアイズブラックドラゴン~というレアカードが遊戯王にある。名前が格好良すぎる。https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=4088&re

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「呼吸」って息に纏わる言葉に「呼」が入ってるのいいよね

「呼吸」って息に纏わる言葉に「呼」が入ってるのいいよね

4月最終日、扇町にて発狂。月が終わるというものの、どうせ私たちは毎日終わっていて毎日を無理やり始めている。「どう生きたか」「どう生きるか」よりも「どんなつもりで生きたか」「どんなつもりでいたか」以外に価値は無い。いつだっていっちゃん最初でいっちゃん最後やねんでボンクラ。などと寝言を口ずさんでいると無事に寝坊から始まる一日。いい演奏、いいライブ、いい対バン、「いい」は説明できなければいけない。「いい

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邂逅市場

邂逅市場

カメラのレンズを何気なく眺めていて、そういえば祖父もカメラが好きだったことを思い出した。祖母の家にいた頃になる。異様に古臭い箪笥や引き出しを開けて、埃や脱臭剤の匂いを掻き分け、少年リニスタはささやかな宝探しに勤しんでいた。祖母がピースしている謎の写真がプリントされた皿(外周を飾るのは読めない台湾語)や、完成されたものの経年劣化で黄変に黄変を重ねたジグソーパズル、高いのか安いのかよくわからない時計、

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劇中バンドでライブをした話

劇中バンドでライブをした話

映画「ディスコーズハイ」に劇中バンドP-90として出演した。映画の公開は2022年。撮影は2020~2021年。ギターソロを納品したのも2020年と考えると音楽と映画の制作期間のギャップには圧倒的なものを感じる。週末は映画のイベントとして、ライブハウスで「ディスコーズハイ」の上映直後にP-90のライブを行うという「味なマネ」をした。ライブハウスとはいえ映画を見るわけなので当然椅子がある。ただあの頃

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日本文化飛散

扇町para-dice、恒例のガオーでもウオーでもない50分間。毎月ツーマンライブ。すでに終わることが少し寂しいような、新しいステージに高揚しているような。これが一番いい。どちらかだけでは絶対にいけない。ふたつあれ。試験的にライブ映像をカメラで記録している。SIGMAの30mmで撮りたかった気持ちはあれど、SEL1018でF4撮りがやはり安定。導入したステレオマイクも調子が良い。私だけがいつも最悪

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暇なツリー

暇なツリー

TwitterもInstagramも使い易くってたまらない。景色が只の階層になってしまった。ワーストイズマイン、全身で振動と心中出来るあの時間にもう焦がれていて、やり場のない焦燥はAmazonで一眼用マイクの購入へ向かった。

WA-251、アコギにもベストチョイスな気が。TLM102がデフォルメしている部分を少し神経質な解像度にしているイメージ。なのにTLM102ほどセッティングがシビアではない

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心など込めない

心など込めない

音なんか褒められてる内はただのクソ。歌詞など褒められている内はカス。ライブなど褒められてしまっちゃあ笑えない。時々音楽をする、常に音楽でいる。時々四の五の言う。常に詩を語に灯す。気が付けばもう3月がそこまでやってきて、春にまた椅子と後ろ髪を引かれ惷愚を究める贅沢な季節。

ライブはいつでも瞬間の循環。冷蔵庫に卵が残っていたことを思い出す。気が付けばあの人対バンするようになって10年余裕で経ってんな

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