心と体はアキレスとかめ
私は多分、そんなに体力がないです。
でも人生やりたいことたくさん。
やる気もあるし、行きたいところもあるし、
予定は詰め込むし。
この日は絶対1日も外に出ない、という予定を自分で入れないと365日外出します。
「だらける日」っていう予定を入れないと、
だらけられない。
それくらい意欲はいろいろとあるのに、
どうしても体がついてこない。
体力がないのは言い訳だと昔は思ってました。
多少疲れてても気力があればついていけるし、
多少無理しても死ぬことはないし。
でもいつからか、無理なものは無理なのかもしれない、と受け入れないといけないな、と思うようになりました。
最初に思ったのは大学受験かな。
私、指定校推薦なんですけど、無理しすぎたから指定校しかもう道がなかったんですよね。
高校2年あたりから、高校3年の1学期まで、まぁ割とちゃんと普通に勉強してて、
でも多分息抜きとか上手くできなくて、
気がついたら、心と体のバランスが取れなくなっちゃいましたね。
昼休憩とか、授業間の10分休憩中とか、勉強しないで友達とおしゃべりして息抜きするべき時間とかすら、
時間の無駄に感じて、ずっとずっと勉強しまくってたら、
勉強するマシーンになっちゃって、それ以外お家でご飯食べる時とか、廃人になっちゃって、
虚無、みたいな。
親が、これはおかしいと思うほどには、限界迎えていたらしくて、
そしたら、急に勉強できなくなっちゃった。
受験なんてみんなそんなものだろうし、逃げと言えば逃げなのかもしれないし、
頑張れない自分が悪いと責めまくって、
なんで自分はこんなにも努力ができない人間なんだ、
私はできない子だから、人一倍努力しないといけないのに努力すらできないなんて、、、、、、、
気持ちだけで勉強してたら、体が動かなくなっちゃった。
気がついたら、親に指定校にしなよって言われました。
私自身、これ以上このままいたら壊れると直感的におもったのはこれが初めてで、大人しく指定校にしました。
元々受けたい学部でもなんでもなかったけど、
担任にも何も止められず、案外すんなりと、
通常の受験ルートから逸れてましたね。
別に指定校でもいいと思うんだよね私は。
行きたいところの枠があるならなおさら。
別に普通に高校生の間、結構真面目に勉強してたし、それが評価されてちゃんと大学入学できるなら、なんも悪くない。
まぁなぜかこの世の中に蔓延る、指定校は悪、みたいな風潮にはちゃんと悩まされますけどね。
いわゆる普通の受験をしてないのは事実だし、
少なくとも私は逃げたと思われても仕方ないし、
自分の中でも半分逃げたのかもなと今でも思うことはあるし。
指定校決まってからも学校行くのはしんどかった気がする。
無気力だし、ナチュラルにずっと倦怠感あるし、お腹痛いし。
でも、受験生なんてみんなそうだよね。
耐えられなかった私が悪いのかな〜。
この時くらいかな、努力でどうにもならない現実もあるし、人によってキャパは違うという現実もあると突きつけられたのは。
他の人にがんばれることなら、私にもがんばれるはず、と頑なに信じてたけど、
人によって違うらしい。
気持ちはまだまだ前に進みたいと言っているのに、
体が限界だと悲鳴をあげる、このギャップ。
どうも、こんな自分をちゃんと認めてあげないと、この世の中を生きていくのは難しいらしい。
そういうことを学んだ受験期でした。
次に、自分を受け入れる大切さを知ったのは1年前。
ちょうど1年前。絶賛原因不明の体調不良。
1年半くらい前からかもしれない。
どうでもいい。
食べるのが大好きだったのに、急にものを飲み込めなくなるくらい気持ち悪くなったのは。
みんなにはずっと胃腸炎とか言ってたけど、
実は心の病気。
黙ってるつもりだったわけではなく、
わざわざ言うものでもないと思ってただけなんだけど。
大学最後の1年、はっちゃけてたくさん遊んでたくさん旅行してみんなと楽しい時間をすごしたい。
でも、いつも信じられないくらい気持ち悪い。
なんで私の体は拒否するんだろう。
気持ちは前向きに楽しみたいのに、いつ体調悪くなるかわからないから、不安と共に玄関開けて遊びにいく。
せっかく、さわやかのハンバーグ食べに行ったのに、
お粥を頼んで、
でも、そんなお粥すら3口くらいしか食べられない。
車の中でわたしも混ざりたい面白い会話してるのに、
口を開けたら気持ち悪くて開けられなくて、聞くしかできない。
ちょっと寝たら治るかもって思って目を瞑っても、気持ち悪すぎて寝られない。
常に気持ち悪すぎて、みんなに迷惑かけたら悪いからって、
ドライブも途中まで、わたし一人で電車で行って、現地で合流、なんてことをしたこともありました。
せっかくみんなとワイワイできるはずなのにどうしてわたしはこうなんだろう。
楽しい空間のはずなのに、心のどこかでいつも、気持ち悪いから早く帰ってお家で横になりたい、と思ってしまうんだろう。
就活から解き放たれたわたしは別にストレスなんかないのに、遊んでばっかりなのになんで。
薬ももらって、どうにかどうにか体を誤魔化しながら遊んだ大学4年生でした。
なんなの。わたしの体しっかりしてよ。
って毎日文句言ってた。
どうしてこうも気持ちと体調が仲良くならないのか、
自分の何が悪かったのかわからなくてつらかった。
そんな不安だらけのまま迎えた入社式。
会社の研修。
今まで楽しさで誤魔化せていた、体調不良が一気に現実を襲ってくる。
体調が悪いことは、入社式の前に伝えてました。
配慮してほしいとかではなく、なんかあった時に1から説明するのが面倒だと思っただけだけど。
研修中、何回倒れるかと思ったか、数えきれない。
辛かった。
でも幸いなことに会社の同期は一緒にいて楽しくて、先輩も優しくて。
座学研修のとき、1回だけ離脱しました。
1ヶ月間の研修で1回だけ。
1時間だけ。
どうしてもどうしても耐えられなくなって、
別の部屋で寝転んで休ませてもらった。
気持ち悪さと、情けなさで泣いた。
どうして頑張れないのか、なんでこうもわたしは体がついてきてくれないのか。
入社してからのわたしは人一倍、生活習慣に気を配ったし、人生で1番生活が整っていた。
なんなら入院してる時よりも、ちゃんと規則正しい生活してたと思う。
でも泣いたからって、ケロッと良くなる程、世の中は甘くないんですよ。
わたしの会社は現場職があります。
座学の研修が終わると、現場へ数ヶ月研修の一環で配属されるんですね。
現場配属が始まってから、さらに体調が悪くなっていった。
お昼休み、どうしてもお米一粒も喉を通らなくて、
休憩中、1人になると涙が止まらなかった。
現場のお仕事、体力勝負だから、食べないともたないのに、何も食べられない。
つらくてつらくてたまらなかった。
でも仕事は覚えなきゃいけないし、そこまで体調が悪いと先輩たちにバレたくもなかったし。
親は、相当参っている私を見て、
会社辞めちゃうかな、
とか思ったらしいです。
でも結果、他の人と働き方を変えてもらいました。
情けないな、と思いつつ。
他の同期は踏ん張って頑張ってるのに、私だけ変えてもらうなんて。
でも上司は、研修は体壊すものじゃなくて、どんな仕事なのか、知るためにやるんだからいいんだよって言ってくれました。
1ヶ月くらい経って、ちょっと仲良い先輩も増えて、
シフト見て、今日は◯◯さんいるな〜とか、
△△さんとかぶってる時間あるな〜とか、
思うようになった。
ご飯食べられた?って聞いてくれる先輩もいた。
人に恵まれて、心底良かったと思いました。
周りの人は選べないけど、いい人ばかりだったから、
これはわたしの運の強さが勝ち。
でもまぁ、毎日体調が悪いのは変わらないから、
毎朝、『今日はそこまで体調が悪くなりませんように』ってお祈りして家を出てた。
1日1日を過ごすことに必死で、
前も後ろも見ず、一心不乱に今を見てた。
当時の私には、
過去の思い出を力にする余裕も、
将来の理想を描く余裕もなにもなく、
ただ1日を生きるのに必死でした。
わたしはただ、多くを求めたいわけじゃなくて、
毎日を元気に過ごしたい、ただそれだけだったのに、
それすらできない22歳はしんどかった。
今もたまに調子悪い時もあるけど、
ちょっと余裕な日もある。
環境へ慣れたのか、なんなのかわからないけど。
こんな平和な日が続けばいいな、
しんどいのは嫌だもんな。
ただ、体を壊しやすいっていうのは変わらなくて。
原因不明の40℃の熱を突然出したり、
風邪なのかアレルギーなのかわからない喉の腫れと痛みが続いたり、
出先でしんどすぎてフラフラになっちゃったり、
まぁちょっとしたことなんだけど。
なんなら、出先でフラフラに関してはなにか食べれば治るので、
低血糖か何かかと思うんだけど。笑
というか、ちょこちょこ体調崩す人って普通にたくさん存在すると思うから、自分だけがそうである、と断言するつもりは全くないんだけど。
やりたいことたくさんあるのに、
心の余裕が出てきて、やる気も湧いてきて、
これやってみたいな〜って思うことたくさんあるのに、
また慣れない環境へ飛び込んだら体調悪くなるかな〜って思ったら、最後の一歩が踏み出せない。
そういうところが自分の嫌いなところです。
飛び込んだ結果ね、
めちゃくちゃ体調崩すかもしれないし、
逆に超元気かもしれない。
結果論でしかないからわかんないんだけど、
そんなことで立ち止まる自分は嫌いだな。
欲を言うと、体も元気で、気持ちに常についてこられるくらいの体力も持続力が欲しいけど。
物欲ないからこういうことをサンタさんにお願いしたいね。
常に元気な体をください。
無理か〜。
でも何もしなくて後から後悔するなら、
やっちゃったほうが多分幸せだよね。
4月からもがんばるか〜!
このnoteは、自分の体が気持ちに追いつくことがないという現実への不満と、
新入社員の肩書をそろそろ失うことに怖さを覚える自分の決意を3月最終週に書いた、
ただそれだけの文字の羅列です。
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