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仕事と私生活のリバランスのために転職、愛知県民になりました。 大人になっても昆虫観察か…

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仕事と私生活のリバランスのために転職、愛知県民になりました。 大人になっても昆虫観察から抜け出せず、仕事の傍ら自然観察と登山にほぼ全てのエネルギーを注いで生きています。 昆虫観察や登山、仕事を通じて感じたこと考えたことが、子供達の学びに、皆様の悩み解消のヒントになればと思います。

マガジン

  • とらねこの共同マガジン『トランスミッションⅠ』

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    とらねこが運営する共同マガジン。グループ合計で参加者1,100名を超えました。フォロワ数2000名以上、120,000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方の参加をお待ちしています。🌱マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね(ง •̀ω•́)ง

  • noteのクリエイターさんたちみんなでマガジン

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    【ルール】 1日にマガジン登録は最大で3回までで、宜しくお願い致します。 【コンセプト】 『楽しく生きる』『みんなで学びながら成長する』『人と人との絆を大切に』という3つの柱をコンセプトにしています。 参加したい方は、参加したいとメッセージで頂ければこちらから招待メッセージ送らせて頂きます♪♪ ※画像は変更しないようにお願い致します。

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    【共同運営マガジン】頑張る隊へようこそ!「読んで励まされ、読まれて励まされる」そんなマガジンになると嬉しいです(*´ω`*)

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  • 昆虫のはなし

    昆虫観察を通じて感じたこと、考えたこと

最近の記事

残酷な運命、残された時間

今朝、1匹のタイリククロスジヘビトンボを見かけました。 地面近くの切株にじっと留まっているその姿にはどこか違和感が ・・・羽化不全 厳しい生存競争を勝ち抜き、昆虫としては極めて長い約4年とも言われる幼虫期間を経た先に訪れた不運 異性と巡り合い子孫を残すため、文字どおり翼を手にするはずだったのに。 飛翔できないことを悟った彼は、今何を思うのでしょう。 本能に刷り込まれた繁殖への渇望か、飛べないという現実への絶望か・・・ 飛翔と生殖以外のほぼ全ての能力を蛹の皮と共に脱ぎ捨

    • 自然観察(野山の歩き方)のはなし

      今回は小学校の自由研究のヒントになるようなはなしをしたいと思います。 転職を機に愛知に転居して以来、私がよく足を運ぶ場所があります。 そこは自治体や各種団体が協力して自然環境の保護に取り組んでいる地域で、適度に人の手が入っているものの観光開発のそれではなく、あくまで「このエリアに足を踏み入れる人たちの行動を管理し環境を保全するため。」といった印象で、私個人的には非常に気に入っている場所です。 自治体HPや山中の案内板によるとこの辺りには以下のような動植物が生息・自生してい

      • “山”の魅力

        「忙しない日常生活から距離をとり“心の洗濯”をするため登山を始めた。」と言いましたが、私が感じている魅力について少し考えてみました。  ただ、こうして文章にして皆様に読んでいただく限り、すでに登山が好きな私の一方的な「好き」を語る前に登山のマイナスな面と言うか、苦労する点なども紹介しないといけませんね。 ○ 私が考える登山の苦労・マイナスポイント  ・ しんどい(心拍数爆上げ↗︎、荷物が重たい、何kmも歩く・・・)  ・ 何かと不便、出費がかさむ    (トイレが少ない

        • “外来種”のはなし

          今回は外来種のはなしです。 先日、休日を利用して岡崎城へ出かけた時のことです。 駐車場から岡崎城の敷地へと歩いている途中、見慣れない1羽のチョウが不意に視界に飛び込んで来ました。 幼少期から興味をもって昆虫を見続けてきたわたしは、視界に入る昆虫を「無意識に識別する習慣」が身についています。 その私の無意識のフィルターにかかったということは「珍しい」か「見たことがない」のいずれかです。 「ゴマダラチョウ?、いやリュウキュウアサギマダラ!?」 「ゴマダラチョウとは模様が違うし

        残酷な運命、残された時間

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          4本

        記事

          マレーシア出張のはなし。

           エアバス社のシミュレーター訓練を受講するため、マレーシアを訪れた時のはなしです。 「マレーシアに海外出張」と聞いた私が一番初めに行ったこと・・・それは、 ○ 訓練場所と直近の熱帯雨林の位置関係の確認           (空き時間で昆虫採集にいけないだろうか?) ○ 12月のマレーシアの気候の確認           (昆虫が見られる季節なのか!?) ○ マレーシアに生息する動植物、昆虫の確認           (たくさんいるのは知ってるけど具体的に何がいたっけ?) 

          マレーシア出張のはなし。

          陸上自衛隊で受けた操縦教育④

          霞ヶ浦駐屯地での基本操縦訓練が終了し、訓練場所が明野駐屯地に移りました。 ここでは計器飛行訓練、夜間飛行訓練、ソロ飛行のほか、陸上自衛隊ならではの訓練である戦技飛行や、周囲に樹木が茂る狭い空き地への離着陸なども行いました。 さて、今回は自衛隊の国家資格取得に関わる仕組みを簡単に紹介します。 まず、自衛隊で免許取得を行う場合、国土交通省航空局の試験官による試験を個人として受験する必要はありません。 これは自衛隊が「指定航空従事者養成施設」の指定を受けているためで、自衛隊の教

          陸上自衛隊で受けた操縦教育④

          自由研究のはなし

          私が小学生だった1990年代は、夏休みの宿題といえば「自由研究」と「読書感想文」 今や宿題の多くもタブレットに配信される時代なので、最近の夏休みの宿題事情はどうなっているのでしょうか? ただ、夏休みの時期になると夕方のニュースで「自由研究のテーマ選びを学芸員さんや各分野の専門家がお手伝い・・・」なんていう特集があったりするので、少なくとも自由研究は夏休みの宿題として続いているのでしょう。 今回は私の人生初の自由研究、小学校1年生の当時のはなしです。 すでにトップの写真でお分

          自由研究のはなし

          陸上自衛隊で受けた操縦教育③

          2011年、新年を迎えた私たちの操縦教育はいよいよ加速していきます。 私が教育入校した当時の「幹部航空操縦課程」のカリキュラムはざっくりと以下の通りでした。 ○ 学科教育  (約2ヶ月) 霞ヶ浦駐屯地 ○ 基本操縦訓練(約6ヶ月)   ↓ ○ 計器飛行訓練(約3ヶ月) 明野駐屯地 ○ 仕上げ訓練 (約2ヶ月)   ↓ ○ 技能審査など(約1ヶ月)   ↓ 霞ヶ浦では、飛行場の場周経路を使用して通常離着陸、最大出力離陸、高角低速着陸、滑走離着陸、オートローテーション着陸など

          陸上自衛隊で受けた操縦教育③

          登山を初めた理由

          昆虫と登山をテーマに・・・と言っておきながら、登山の投稿は今回が初めてです💦 私が登山を始めたのは2012年ごろで、まだ前職の陸上自衛隊で九州に勤務してた頃のはなしになります。 ちょうどパイロットとして駆け出しであったのと同時に、初級幹部として毎日を手探りで過ごしているような時期でした。 当然、担当事務の根拠規則(自衛隊は「公務員」なので何をするにも法律、規則、規定がついてまわります。)も頭に入っておらずその都度、規則体系から調べる有様で・・・その傍ら、操縦士として操縦技術

          登山を初めた理由

          オコジョのはなし

          今日はオコジョのはなしです。 オコジョは体長15cm〜30cmくらい、中部地方から北海道にかけて分布しているイタチの仲間です。 登山をする方でしたら、もしかしたら見かけたことのある方がいるかも知れませんね。 オコジョは非常にすばしっこくて、見かけてもなかなかシャッターチャンスをくれないのですが、昨秋、鏡平山荘で出会った時に上手く撮影できたので、すばやさの秘訣を身体の動かし方から見てみたいと思います。 胴体に比して四肢が短く低重心な体型です。「胴長短足」と表現するとなんだ

          オコジョのはなし

          陸上自衛隊で受けた操縦教育②

          2010年12月16日 私は12名の同期生とともに初フライトの日を迎えました。 霞ヶ浦飛行場を西向きに離陸した時、突如として当時完成間近だったスカイツリーと富士山が目に飛び込んできました・・・ この時の心境がドキドキだったのか、不安感が勝っていたのか・・・、正直なところよく覚えていませんが、この光景だけは鮮明に覚えています。 さて、操縦教育の中身のはなしに戻します。 初フライトと言っても、座学で機体構造や空力を学びエンジン始動手順を覚えただけでヘリコプターの操縦ができれば

          陸上自衛隊で受けた操縦教育②

          クマバチのはなし

          春になると花を咲かせたサクラやフジの木のそばでクマバチを見かけることがありますよね? ハチにしては比較的大きな見た目と、ブーンというハチらしい羽音も手伝って「こわい」と感じる方も多いと思います。 一箇所にとどまりホバリングをしている“彼ら”は何をしているのでしょうか? 答えは出会いを求めて、パートナーを探しているのです。 そのため、自分の視界に入る飛翔物(ハチやその他の昆虫)があるとすぐさま接近して、威嚇・排除しにかかります。 この様子だけ見ると気性が荒いようにもとれます

          クマバチのはなし

          陸上自衛隊で受けた操縦教育①

          さて、今回は私が受けたヘリコプターの操縦教育のはなしです。 「幹部航空操縦課程」とは、その名の通り防衛大学校や一般大学を卒業し入隊した幹部候補生のうち適性検査を経て選抜され、航空科職種に配属された者が受講(陸自では「入校」といいます。)する課程教育です。 この課程では、国家資格である「事業用操縦士(回転翼)」の資格取得が最大の目的で、併せて陸上自衛隊の操縦士として身につけるべき知識と技能をわずか1年2ヶ月という短期間で文字通り“叩き込まれ”ます。 12名の同期生と寝食を共

          陸上自衛隊で受けた操縦教育①

          パイロットになるまでの話

          パイロットになるまでの話とはいったものの・・・何から話せばいいのか というのも、私は元々とパイロットを志していたわけではありません。 大学生のときこれと言って就きたい職が決まっていなかった私は、阪神大震災を被災していたこともあり漠然と「自衛官」を志しました。 そして、今は廃止となった採用区分「一般陸曹候補学生」として陸上自衛隊に入隊し、初めに配属されたのは普通科職種、いわゆる“歩兵”でパイロットとは無縁の世界です。 体力的にも精神的にも厳しい思いをしましたが、陸上自衛隊の

          パイロットになるまでの話

          転職から1年半

          転職して2回目の春を迎えました。 春は私の1番好きな季節。 冬に葉を落としていた落葉広葉樹がいっせいに芽吹き、山々が彩りと立体感をもって迫ってくる感じがなんとも表現し難い活力を与えてくれます。 先日、41歳を迎え職場の若い後輩たちと接する度に「自分も歳をとったな・・・」と感じることが増えてきたのと同時に、「若い子達には自分がしてきた苦労や回り道はできるだけさせたくない。」と思うようになってきました。 noteでもこれまで「仕事の話しはあまり書かないでおこう」と考えていたので

          転職から1年半

          自分の世界の狭さ

           先日、新穂高温泉の登山口から鏡平山荘へ紅葉を見に出かけた時のこと。  冷たい雨の降る標高2000mほどの地点で、不意にキアゲハの幼虫を見つけました。 最初は「なんでこんな所にキアゲハが?」という疑問が浮かんできました。なぜなら私は40年生きてきて、キアゲハの幼虫をパセリかニンジンの葉でしか見た事が無かったから・・・  知識としてキアゲハの幼虫はセリ科の植物(ハナウドもセリ科)を食草とすることを知っていたものの、私の生活圏で一般的に目にするのは人の手で植えられたパセリやニン

          自分の世界の狭さ