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大学生時代を遥かに超越する知的な時間が流れ出した 年金生活 同期に昔から〇〇は3σ(シグマ)の外だったと言われた日 その6 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 前フリが長かったのですが、いよいよ…

 天気もよく、温かな日…

 3ヶ月前から日程が確定していた同期との会食。別荘から音楽を聴きながら丘陵の尾根伝いに隣駅まで散策、各駅電車の車窓からの眺めを堪能し終点に。

 そして地下鉄に乗り継ぎ、初めての転職先の会社の本社のある駅で下車。銀座、有楽町、東京駅と散策。集合場所に到着。

 サラリーマンなので略定刻に同期会が始まりました。十数年前に会っていたこともあり、顔を合わせての最初の話題は、結局1番変わったのは私の体形というオチでのスタートでした。

 そして他愛のない同期会の会話の始まりです。

 病気ネタ、同期の出世ネタ、特に同期異性ネタはフルネームまで覚えていてと他愛無くも下衆な話で大盛りあがりの同期会。

 同期の1人の結婚式に東北まで行って、実はスピーチでやらかしてしまっていて、式後の帰り道に山スキーを楽しんで居る頃親族会議が急遽招集されていて大変だったという、今になって笑い話として話せるネタ、お決まりの退職金と年金ネタの話でした。

 今回は、只管(ひたすら)私には話を振られない事を祈っていたのですが、甘かったというところから。

 ところで〇〇(私の名前)はどうなの?

 来ましたね。

 仕方無いので以下の内容をザックリ話しました。私は退職金を3回貰っていて、何れも加算金付き。昔に比べれば厳しくなったとは言え、ご存知の様に退職金の税金は優遇されていていますので、それなりに恩恵が有りました。

 3回をかいつまんで言うと…、
·部門ごとIT大手に移籍しの会社都合早期退職での退職金(退職直前での昇格と上増し金)

·IT企業退職時の別枠上増し金

·総合商社系のサラリーマンの成れの果てのポジションでの様々なフリンジ・ベネフィット

といったところでしょうか。

 年金は、国民年金(基礎年金)、厚生年金、付加年金、確定拠出年金、終身年金型生命保険、米国からの年金という建付け。

 掛け金は、確定拠出年金も含めてその時々で掛けられるだけ掛けていました。加えて海外駐在時には米国と本邦と両方に掛け金を払って居たので、それも加わります。

 しかし、55歳でリタイアするという人生設計でしたので、55最から64最までの空白期間は、確定拠出年金、終身年金型生命保険を取り崩して辛くも繋いた感じでした。
 
 その空白期間に、経済産業省のコーディネーターの方と再生可能エネルギーなどの事業の普及のお手伝い等もしていましたので、セミリタイアの体(てい)だったのかなぁ…

 その間に子どもの頃の夢の1つのバスの運転士を、手持ちの運転免許の中型免許を活かして2tトラックを運転し、曲がりなりにも叶えたりしました。まぁ日雇い的なボランティアかなぁ…

 そして今は完全にリタイアしています。
転職もせず同じ企業に添い遂げた仲間から見れば波瀾万丈と見えたのか…

 そんな話をしたら空手マンの硬いYSから呆れ気味に…

昔から〇〇は3σ(シグマ)の外だった

と言われてしまいました。皮肉っぽく使う宇宙人とかに近いニュアンスかなぁ。でも私には誉め言葉(笑)。結局同期会の仲間で完全にリタイアしているのは私だけでした。

 私のリタイア話は格好のカモとなりました。

 リタイア後、経済産業省のコーディネーターからの仕事を手伝ったり、確定拠出年金を使い何とか繋いたのも何もかもが、極めて順当に大企業の中で暮らしてきた同期の皆様の生き様からは遥かに遠い…

 しかもサラリーマンの成れの果ての後にトラックドライバーまで…

 盛り上がって頂けて、座持ちも良く

良かったね。

というオチかな(笑)


 






  

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