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いい時間とお酒 ひと手間の妙 その1.3 缶詰め (絶滅してしまった缶詰めデザインに敬意を表し) 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 閑話かなぁ

 その1では、そもそも母方の曽祖父は酒造の家系、父方も母方共に祖父はお酒を嗜(たしな)むという遺伝子構成、父親に至っては飲酒を接待という業務に絡めるという“ひと手間”を加えて人は変われど主変わらずのモデルで毎日違う方といい時間を過ごしながらお酒を楽しんで居ました。ですから私がお酒を楽しめない筈は無いのですが、学生時代、特に20歳になった頃はからっきしで、飲み会を断る為に自動車で通学していました。

 思えば以下の事故でお酒が飲めるようになり始めた様な…
切っ掛け…

 自宅の屋根の上に上がって寝っ転がって昼からビール…
流れる蜘蛛や日差しに

これも今思えば人生にとっては

いい時間とお酒

だったなぁと…

 というところまでご紹介しました。

 その2は、私のいい時間をお酒と過ごすひと手間の話でした。

以下に既に詳しくご紹介しましたが、私は”変人“です。(笑)

 なのでそのNative(生まれつきの(性分)、本来持つ…って感じかなぁ)と折り合いを着けて生きてきました。そのNativeと社会との折り合いのSolutionとして“ともかく頑張る”時に、“変人”でも受け入れられる様にと”ひと手間加える“という習慣が身に付いて居ます。

 その流れでひと手間モードでは既に以下の感じのアレンジはご紹介していました。そのバリエーションのご紹介をしました。

 今回は、網羅性という意味でもう一つの缶詰そのものを換えるというお話し。

(ネタバレですが…絶滅してしまった缶詰めのデザインに敬意を表し敢えて本編を独立して起こしました。)

 鶏肉から牛肉へ
 (焼き”鳥“からコン”ビーフ“へ)

 このコンビーフ最近初めて食べたのです。何か野崎のコンビーフという何とも美味しそうな形の缶詰のデザインに魅了されて…

 そもそも沖縄好きの吾妹と子どもたち。海外畑だった私のマイレージは、入学試験休みの晩秋にJALプライベートリゾートオクマへの私は仕事で、吾妹にひと肌脱いでもらい…(笑)母子だけでの旅行に良く変換されていました。今はJALの冠が外れた様ですね、

 沖縄好きだからなのかSPAMは我が家にゴロゴロしていて、吾妹や子どもたちは良く焼いて食べていました。

 しかし私は食べた事が殆ど無く…。 
同様にコンビーフも何故か食べた事が無かったのでした。

 因みにコンビーフとは…

 日本では一般に、塩漬けの牛肉をほぐして牛脂で固めた缶詰を「コンビーフ」と呼ぶが、本来は船の長期航海や軍需品で使われる、保存食料の塩蔵牛肉である。そのため欧米では缶詰でもほぐした状態でもないブロック肉であることが一般的である。 「corned」とは、岩塩を砕いた粒状の粗塩で肉を漬けることを意味する。

出典

 コンビーフとは英語表記だと CORNED BEEF となり、直訳すると"塩漬けの牛肉"という意味になります。 コンビーフは、一般的に、塩漬した牛肉を煮沸してほぐした後、ひき肉・食用油脂・食塩・調味料などを配合して作られています。

出典

 その缶詰のデザインに釣られて買ってあったコンビーフ。しかしデザインは鑑賞するものの、焼き鳥の缶詰めに比べると5倍程度高いこともあって何か勿体無くそのままになっていました。ついに賞味期限が過ぎてしまい…

 意を決してその独特の付属の金属を特殊工具でくるくるとまるで帯鉄(おびてつ)のように

巻き取っていく儀式を楽しみました。

 今回の事前調査で何とその儀式は既に絶滅していた事が分かりました。食べなければ良かった…

 後の祭り。

食べたことが無かったのはそもそも高価だったことと、この缶詰めの開け方が恭(うやうや)しくて中々手が出せなかったからかと。この特殊工具を都度捨てるというのも何とも…

 ということで、稀有な経験となった焼きコンビーフ。
その特殊な缶詰めの下部、台座のように残してガスオーブンで焼きました。

特殊な缶詰めの下部、台座のように残して
ガスオーブンで焼きました。

 次いでお決まりの味の素のマヨネーズを…

お決まりの味の素のマヨネーズ

 そして再度ガスオーブンに…
マヨネーズを良い感じに焼き上げます。

良い感じに焼けたマヨネーズ

その上に七味唐辛子を振りかけて軽く焼目をいれると香ばしくなります。

七味唐辛子を振りかけて軽く焼目をいれると
香ばしくなります。

 これで完成。

完成

 後は盛り付けるだけ。
そしてお好みでマヨネーズや七味唐辛子を追加しながら頂きます。

缶詰めの台座は敬意を表して残して
お皿に盛り付けて
お好みでマヨネーズな七味唐辛子を掛けつつ頂く…

 冷えたら台座ごと予熱したガスオーブンに戻して遠赤外線で内部まで温めて頂きます。

 コンビーフ、味がしっかりしていて食感もいい感じ。焼目を入れる位が丁度良い焼き加減。マヨネーズや七味唐辛子も良く合う感じ。ガバガバ食べるというよりは少量取って摘みにするのが合っている程完成度が高い缶詰めでした。

 こんなひと手間を加えてのコンビーフを摘みに、野崎のコンビーフの美しいデザインを鑑賞しつつ、大好きなテレビ番組を見ながら頂くビールや日本酒…正に

いい時間とお酒

ですね~

蛇足
 野崎のコンビーフの缶詰めのパッケージが絶滅しなかったらその2にそのまま残したのですが…


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