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響灘ビオトープを視察


ビオトープは、自然の中に広がる生きものの暮らす場所。大小にかかわらず生きものの暮らしを支える草地や森・池・川・海などの場所をいいます。

響灘ビオトープは、もともと海であった廃棄物処分場にできた日本最大級のビオトープ。当初工場が建つ予定でしたが、絶滅危惧種のベッコウトンボ、チュウヒ、オオヨシキリなど貴重な生物が生存していることがわかり10年前に保護区に。

響灘ビオトープHP

雨水が溜まった埋立地に植物が生え湿地帯が形成され、そこに昆虫が生息。これを餌とする生き物が集まり、そして羽に卵が付着した水鳥が湿地にメダカを運びこれが繁殖。およそ30年の歳月と生命の営みが生態系を生み出した貴重な自然環境区域となっています。

さて、福生市に規模は小さいのですが、片倉跡地という綺麗な分水があり、カニ、エビ、バッタなどが生息する区域があります。東京都の土地で福生消防署の仮庁舎があったのですが、今後のあり方について地元の意見をよく聞きながら検討し、方向性を定めていく必要があると感じました。

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