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議会のカンヅメvol.2 通告(つうこく)

通告って???

市議会定例会が始まる前になると議員は一般質問をするために通告を行います。

一般的な通告の意味は辞書によると、相手方に決定事項や意向などを告げ知らせること。特に、文書などで正式に告げ知らせること。
となっています。

議員は、一般質問を行うにあたって質問の題名や質問の内容を文書にして議会事務局を通じて議長に提出します。これを通告書と言います。

提出の際には事務局の担当職員が受付をし、通告書の内容についてチェックします。質問の題名が適正か、質問の趣旨が明確に書かれているかなど細かくチェックされ、場合によっては提出し直しということになります。

どのような内容の質問をするか、質問を行うその時まで答える側の市の担当課がわからない、となると執行部(市長、教育長)も困ります。担当課はどのような質問がされても答えられるよう十分な準備が必要です。また質問した議員の側も正確でしっかりした答えをもらえないということになっては困ります。そのような理由もあって通告は文書で行われます。

議会事務局のチェックによりOKとなれば、議員は、質問原稿の作成や資料集めなど、通告前から進めている一般質問の準備に心血を注ぎます。

通告書を受け付けた事務局は質問に回答する担当の部課に通告内容を伝えます。担当課も準備を進めます。

一般質問は福生市の場合は最大で60分と短いですが、その準備には多くの時間を割いて、議員も市の担当職員も準備をしています。議員の真剣勝負を一度傍聴にいらっしゃいませんか?🤗

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