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議員間連携の取組みについて

 あきる野市の村野栄一議員、羽村市の印南修太議員と広域公共交通検討会を立ち上げました。近隣他市の議員間連携により、政策提言等に結びつけようという試みとしては3つ目になります。

あきる野市 村野栄一議長(左)、羽村市 印南修太議員(中央)


 私は、近隣他市の議員と連携して、これまでいくつかの取組みを行なってきました。主なものの1つは「多摩スポーツ議員連盟」、2つ目は「25区若手議員の会」です。

 「多摩スポーツ議員連盟」(福生市議会議長 清水義朝会長)は、青梅市、あきる野市、羽村市、福生市、昭島市の議員からなる団体でそれぞれの体育施設を視察し、国が進める公共施設の削減計画を見据えながら、広域連携による施設の利用や共同設置などの研究をしています。部活動の地域移行や近隣他市との合同の活動など、更には西多摩・昭島地域をつなぐスポーツ・ツーリズムなどについても調査研究しています。

 「25区若手議員の会」(あきる野市議会元議長 子籠敏人会長)は、25選挙区の議員からなる団体で、私は副会長を務めさせていただいています。コロナ禍の中も活動を続けており、夫婦別姓、個人情報保護法などをテーマに研修会を行い議論を深めました。また、各議員が議員活動の中で得た知見に基づき議論し合う事も活発にしており、それぞれの議員が地元にもちかえり、政策提言等に活かす取組みにつなげています。

 私がこうした広域連携の取組みに力を入れるのには理由があります。少子化高齢社会がさらに進めば、基礎自治体の税収が減ることは必至です。当然、国や都の補助金も減少します。市民が利用する施設の整備費用の捻出も難しくなります。更には、あらゆる面で人材不足に陥ります。持続可能な行財政運営を行い、行政の市民サービスの低下を招かないよう、そして市民活動の維持を図っていくためには、広域連携によるスケールメリットを最大限に活かす事が必要なのです。

 さて、今回の新たな議員間連携の取組みである「広域公共交通検討会」についても、広域連携によるスケールメリットを活かし、将来の市民の移動手段をどのように確保し、更に発展させていくかといった事を研究していきます。意識の高いお二人の先輩議員と共に頑張っていきたいと思います。

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