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#20 ミニマリストの考えるファッション 選択肢を減らすことのメリット

こんにちは。ミニマリスト、ゆりです。

服が好きで集めていた頃、たくさんの服があるにもかかわらず
毎日のコーディネイトに迷っていました。

今日は「たくさんの服があるのに、服を選べない」ことについて、お話します。

服がありすぎることの弊害

たくさんある物の中から、
適切なものを選ぶことの大変さ。

20この中からひとつを選ぶ。
4つの中からひとつを選ぶ。
どちらが大変だと感じますか?

例えば、選択肢が4つの時には、
選ぶのはかんたんです。

・白いワンピース
・黒いスキニーデニム
・明るいグレーの花模様の入った、白いフレアスカート
・オーツミルクラテを連想させる、タックの入ったワイドパンツ

これをさらに上位の概念で分類すると
スカート or パンツ(ズボン)
の2択になります。

「今日はスカートにしようか?それともパンツ(ズボン)?」

そしてスカート!と決めたら、
ワンピース or フレアスカート?
とシルエットで決めることができます。

選択肢が少ない方が、迷いを減らせる

選択肢を
スカート or パンツ(ズボン)?
と二つに絞ることで、「どちらかを選べば良い」となります。

どちらにするかを
その日の体調や気分に応じて
変えることができます。

一方で、持っている服が多いと、
「何を持っていたか」の
確認作業が必要になります。

クローゼットの服を全部出して、
「今日は何を着ようか…」
と毎朝決めるのは大変です。

自分の「好き」を明確にする

あなたはふだん、スカートが多いですか?
それとも、パンツスタイルが好きでしょうか?

例えばスカートが好きなら、
・スカートを3枚
・パンツは1本
のように、数をしぼるといいでしょう。

スカートには選択の幅を持たせ、
パンツをはきたい時のために、ひとつ持っておく。
こうすれば、迷うことも少なくなります。

服がたくさんあるのは、心の乱れ?

私が以前、毎月のように服を買っていた時。
自分のスタイルが確立していませんでした。

スカートをはきたい時もあれば、
パンツ(ズボン)で過ごす日もあり…。

いまでこそ、
パンツ(ズボン)が好きと分かっていますが、
当時はそれを決められない、曖昧な気持ちでした。

「どんな雰囲気が好きか?」を分かっていないので、
可愛らしいもの格好いいものとの
テイストをばらばらにそろえていました。

心の状態が体に出るとはよく聞くことですが、
服がクローゼットからあふれていたのも
その心の状態を反映していたのかもしれません。

好きなもの、似合うものが分からないから
自分の軸を決めることができない。

クローゼットを整理して、
いるものといらないものを判断し
自分が好きなものだけを残していく。

その作業を繰り返すなかで
自分の「好き」の気持ちが少しずつ分かりました。

手放すことは、自分の気持ちに正直でいること

手放す作業は本当に辛いものでした。
好きと思って買った服を、手放すには心が痛みます。

お店で、「いいな、素敵!」と思って手に取り、
店員さんに「この服を着てまた遊びにきてね」と言われ、
とっても嬉しい気持ちで家に帰ったのに。

当時、服を買う時はいつも「これこそ運命の出会い!」
という気持ちで気に入ったものを買っていました。

そんな自分の気持ちを否定するようで、
手放す時には涙を流したこともたくさんあります。

今でも、服を手放す時には涙がでます。
悲しい気持ちになります。

それでも、あらたな出会いは
またたくさんの笑顔になれるから。

1 in 1 out.

新しい服との出会いのために、
いままでの服には
「ありがとう」を言って、手放します。

その服とのめぐり会いに感謝をこめて。

ミニマリスト、ゆりでした。


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