久しぶりにシンガポールに行ったら準備が色々大変だったので書く。シンガポール入国〜日本帰国まで
こんにちは、りりこです。
2023年3月頭に、久々の海外旅行でシンガポールに行ってきました。
前回の記事で、「日本での事前準備〜日本出国まで」を書いたので、今回は「シンガポール入国〜日本帰国まで」を書きたいと思います。
この時期卒業旅行で行ったりする人や様々な規制緩和でそろそろ海外旅行に行こう!と思っている人のお役に立てれば幸いです。
今回のケースは個人旅行(1週間くらい)ですので、留学や長期滞在の場合は下記の情報は役に立たないと思います。また、下記の情報は2023年3月21日時点での情報であり、今後この情報は更新されていく可能性が高いため、参考にしていただいた場合でも最新情報はシンガポール観光局のサイト等でご自身でも確認をお願い致します。
1. シンガポール入国
シンガポール入国後、入国審査がありますが、日本のパスポートであれば、"AUTOMATED IMMIGRATION LANES"を利用可能です。自動化ゲートです。シンガポール移民局(ICA)のサイトに詳細が載っています。
日本語に訳すと
第一の扉の前でまずパスポートを読み込む
認証されたらパスポートを取り出す
第一の扉が開くので通る
第二の扉の前で、右の親指と顔を登録
第二の扉が開いたら通って入国完了
という感じで、特にSG Arrival Cardを見せるとかないですが、登録されたパスポートの番号と照合し、後日メールで「シンガポール入国してるね」みたいなメールが送られてきていました。SG Arrival Cardの使う場面はでてきませんが、この時点ですでにSG Arrival Cardの使用は終了します。(入国のためだけに必要なものなので)
ただ、機械がうまく作動しない場合は有人レーンに言い訳の余地もなく回され、結構な時間がかかります。私は自動化ゲートで認証が完了しましたが、何人か同時期に実施している人で「あなたは有人レーンに行きなさい」と弾かれている人がいました。自動化は1レーンつまると他の人に迷惑になるため、キョドっていると有人レーンに回される可能性があるため、最初にパスポートの読み込みに時間がかかっても、ポーカーフェイスでいたほうがいいかもしれません…。(本当にだめな場合は諦めて有人レーンのほうがいいですが)
2. シンガポール到着後 eSIM
前回の記事でNomadにて事前にeSIMを買っているため、こちらをActivateしていきます。
前回の記事でも紹介しましたが、Nomadのインストールはこちらから。Promo Codeで "LILY3NOTE"と入れていただくと3USD安くなります!
ぜひお使いください。
SingTelのeSIMの場合は、シンガポール現地にいってeSIMをON、データローミングをONにすれば自動でActivateになるっぽいです。
ただ、私の場合はなぜかONにならなかったのでその時確認したフローを共有しておきます。
私の場合はなぜかこの「ユーザ名」と「パスワード」に文字列が入っており、これがActivateにならない原因でした。削除したらすぐにActivateしたので、もし繋がらない!という人がいたら試してみてください。
他にも被疑箇所はあるかもしれませんが、通常はSingTelの電波を掴んだらすぐになにの設定もなくつかえるようになるようです。
3. シンガポール到着後 e-Pass申請
前回の記事を記載してから調べたところ、myICA appをいれておくとSG Arrival Cardもe-Passも1つのアプリで完結するとのことでした。今回はそのやり方は実施しておらず、実体験を持ってしてnoteをかけないため、私が実施したやり方で記載しますが、次回myICA appを利用したら記事もアップデートしたいなと思っています。
さて、e-Passは電子訪問パスで入国後の入国を証明する書類になっています。入国すると自動で登録していたメールアドレスに送られてきますが、入国してから受領するまでに少しタイムラグがあったため、後述するようなカジノに直行するためすぐにでもe-Passがほしい!という方は、以下のサイトから自力でもe-Passをゲットすることができます。
ICA | SG Arrival Card
こちらのサイトで、SG Arrival Card申請時に発行されたDE Numberを入力すると、e-Passが表示されます。PDFでダウンロードが可能ですので、PDFをダウンロードして保存しておくとオフライン環境下でもすぐに使用できるため便利です。場所によってはスクリーンショットだとだめだ!と言われる場所があったため、PDFのほうが良いかと思います。
(別になりすましするならPDFでもできると思うけど、なぜかスクロールできるか、等で判断している場所もあったため…)
4. シンガポール観光 SimplyGo
前回2019年にシンガポールに行った際にはなかったこちらのカード。システムとしては、PayWave機能のついたクレジットカードやデビットカードを登録しておくと、MRTやバスの乗車ができる、というもののようです。
以前はEZ-link CardというSuicaのようなものを使っていました。別に現地のクレジットカードがなくても、旅行者はSimplyGo対応の専用カード(Suicaみたいなもの)が購入可能です。
また、EZ-link CardからこのSimply Go Cardへの変更も可能でした。ただし窓口に行く必要があります。2023年3月頭の時点では、カード切り替えキャンペーンをやっており、切り替えを申し出ると2SGDのキャッシュバックがありました。EZ-link Cardは有効期限もありますので、旅行した際に切り替えておくといいかもしれません。
SimplyGo Cardはアプリと連動し残高を見ることができますが、改札でタッチした際には残高は見れません。また、チャージ(Top-up)を機械でしようとした際に、日本発行のクレジットカードは使えず現金でのチャージとなりました。Orchard駅の改札の人曰く、シンガポール発行のカードしか認識しないとのこと。(今後このあたりはアップデートされていくかもしれません)
SimplyGoのアプリを入れて登録しようとしましたが、OTPが求められる場面があり、そのメールがなかなか届かなかったりのトラブルがあったため、日本に帰国してからの登録になってしまいました。アプリの登録・ユーザ作成については日本でも可能ですので、事前にアプリをダウンロードしてユーザ作成まで終わらせておくとスムーズだと思います。
5. シンガポール観光 マリーナベイサンズCASINO
観光については観光ブログやTwitter、Instagramで発信する方がいっぱいいらっしゃると思うので、コロナ前とやり方が変わっていたマリーナベイサンズのCASINO入場についてだけ記載しておきます。
まずCASINOの入場前に多くの人が躓いているポイントとしては、やはり「SG Arrival Card」と入国後の「E-Pass」が違うものである、ということが浸透していないことかなと思いました。
旅行者がCASINOに入るには
パスポート
e-Pass
が必要になります。
カジノに入るまでに、3箇所くらいセキュリティの人にこれらを見せるタイミングがありますが、1人目のときにSG Arrival Cardを見せると、「違う、別の書類をだせ」と言われます。人によっては説明してくれずに、QRコードを読め!という指示しかされないため、SG Arrival CardとE-Passが別物であることを理解しない私も含め多くの旅行者は混乱します。
この記事を読んでくださっている方はもうきっとSG Arrival CardとE-Passの違いはわかってくださっていると思いますので安心ですね。
この違いさえわかっていれば、特に難しいものではないので右手にパスポート、左手にE-Passを表示させたスマフォを持っていれば余裕で入場できます。あとは一攫千金を夢見てカジノを楽しむだけです。
6. 日本帰国前 Visit Japan Web
楽しい時間はあっという間に終わり、帰国の準備をしなければいけません。任意ではありますが、プロセスの簡易化のためVisit Japan Webで「検疫」「入国審査」「税関申告」を事前に終わらせておきます。
はじめて使う場合はアカウントの作成が必要となります。作り方についてはこのnoteを見るよりも、公式HPで動画等も用いて丁寧に解説してありますので、そちらをご参照ください。
大事なのは、「飛行機の到着6時間前」までにこの申請を終わらせておくことです。到着日の2週間前から申請は可能となっておりますので、旅行中の暇な時間とかにサクッとやっておくといいと思います。
7. 日本帰国前 免税
シンガポール国内で買い物をした際に、100SGDを超える買い物をした場合免税対象となる場合があります。
お店で免税手続きをお願いします、というとお店の人が書類を作ってくれるので忘れずに。
そして空港で書類を提出してRefundを受ける方法等を登録する必要があります。
どうやらこれらの作業はeTRS(電子認証システムによる旅行者払戻制度)で、電子で申請も可能なようです。今回はよくわかっておらず利用できませんでした。
次回旅行に行く際はGlobal Blueのアプリを入れて電子申告してみたいと思っています。
8. 日本帰国時 空港にて
楽しい時間も終わり、日本に帰国となりました。
空港に到着すると、eSIMを切り替えて日本の回線に繋げる必要があります。つながったらVisit Japan Webを開き、検疫(ファストトラック)の青色ページを開いておきます。(もしかしたらあんまり見られないからスクショでもいけるかもしれない)
飛行機を降りた後はもうずっと右手にスマフォです。何度もファストトラックの画面をご提示くださいと言われるのでもうずっとハンズアップのほうがいいです。画面を見せつけつつ堂々と歩いてください。
特に止められることもなく、自動化ゲートで入国をし、預けていた荷物をゲットした後が、今の所鬼門です。めちゃくちゃわかりにくいのです。
税関申告を行うのですが、Visit Japan Webの税関申告QRコードを表示させ、まずは電子申告端末という機械にいきます。
今までは税関申告の紙をもって人のいるカウンターに並べばよかったじゃん!と思うと思います。そのとおりです。でも1ステップあるんです。
QRコードとパスポートを電子申告端末で読み込み、完了したら次に壁際の電子ゲートに並びます。この時点で電子申告端末(Kiosk)で申請をしたか?と聞かれます。でもみんなわかってないので、「ん???たぶん…した…?」といって通ります。そして次の電子ゲートの顔認証で「いやいや、あなた電子申告してないじゃないですか」と弾かれるのです。そういう人が何人もいました。
わかりやすくステップをまとめると
QRコードとパスポートをもって電子申告端末で申請をする
その後に、電子ゲートで顔認証する
です。
このあたりめちゃくちゃわかりにくいので、Twitterで検索するとなんとかしてほしいという声が多数でした。めっちゃわかる。
電子ゲートの顔認証が終わると無事日本へ入国完了です。おかえりなさい。
ここまで約5000文字、前編と合わせると1万文字を読んでくださってありがとうございます。少しでもシンガポール旅行を計画されている方のお役に立てれば幸いです。
次回、もう1記事だけシンガポール旅行に関してのおまけnoteを書く予定です。
次回シンガポールへ旅行に行く私へ
空港でFace Expressの登録をしてください
SimplyGoアプリをインストールしてカードの紐付けとクレジットカードの登録をしておいてください
Global BlueのSHOP TAX FREEアプリをインストールして登録してください
MyICA Mobileアプリを使って申請をしてください
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