見出し画像

久しぶりにシンガポールに行ったら準備が色々大変だったので書く。事前準備〜日本出国まで

こんにちは、りりこです。

2023年3月頭に、久々の海外旅行に行ってきました。
行き先は住んでいたこともあるシンガポール。
北緯1度のシンガポールはスギ花粉等にこの季節苦しむ人にはもってこいの常夏の国です。

ただ、コロナ禍で色々と個人で旅行手配するには複雑な事もあったりしたので、次回の自分の旅行のためにも備忘録として準備について書こうと思います。
この時期卒業旅行で行ったりする人や様々な規制緩和でそろそろ海外旅行に行こう!と思っている人のお役に立てれば幸いです。
今回のケースは個人旅行(1週間くらい)ですので、留学や長期滞在の場合は下記の情報は役に立たないと思います。また、下記の情報は2023年3月21日時点での情報であり、今後この情報は更新されていく可能性が高いため、参考にしていただいた場合でも最新情報はシンガポール観光局のサイト等でご自身でも確認をお願い致します。
また書いていたら長くなってしまったため、今回は「事前準備〜日本出国」とし、次回は「シンガポール入国〜日本帰国まで」の2つに分けて記載します。

前提条件

旅行タイプ:個人旅行
滞在日数:1週間程度
使用機器:iPhone (SIMフリー)
使用言語:英語

1. 日本出国前準備 フライト+ホテル

フライトとホテルは別段特別なことはなく、好きな航空会社と好きなホテル予約サイトから予約するので良いと思います。
私は今回はマイル利用のため航空会社の公式サイトから予約しましたが、コロナ前と比較して燃料費の高騰にびっくりしました。
ホテルは泊まりたいホテルの公式サイトが最安値でメンバーの特典もあったため、公式サイトから予約しました。コロナ前(2020年初頭)は1シンガポールドル(SGD)が75-80円だったのに対して、2023年3月21日現在は1SGDが98-100円になっているので、かなり値上がりしたような感じがしました。
ただ、ホテルの金額に関しては日々変動する可能性が高く、今回は宿泊前に同条件で300SGD値下がりしていたため、予約をキャンセルして再度予約をし直しました。
出発までに何度か確認してみると良いかもしれません。

2. 日本出国前準備 電子申請

シンガポール入国前に申請が必要な書類が「シンガポール電子入国カード」、"SG ARRIVAL CARD"になります。
シンガポール移民局(ICA)のホームページで申請が必要になります。
こちらの書類は、入国日の3日前から申請が可能です。
日本語表示が可能なので、HPに飛んだら「日本語」を選択するのが良いかと思います。

一般旅行者はFor Foreign Visitorsを選択
10人未満の旅行の場合は"Individual Submission"を選択

必要になる情報は

  • 個人の情報 (名前、生年月日、国籍、性別、メアド、電話番号など)

  • パスポート情報

  • 渡航情報 (入国日、使用交通手段、便名、滞在ホテルなど)

必要項目を入力し提出すると、登録したメールアドレスにICAからメールが届きます。
そのメールに記載されているDE(Disembarkation/Embarkation)番号(たぶん入国番号みたいなもの)が結構大事になるため、心配な人はメールの印刷、PDFにしてスマフォにいれておいたりするといいと思います。
送られてくるメールの注意書きにも記載がありますが、

This SG Arrival Card is only valid for one time use on the expected date of your arrival in Singapore indicated above. The use of the SG Arrival Card e-Service is free of charge. Please note that the SG Arrival Card is not a visa. Click here for more information regarding entry visa requirements.

ICAからのメールより転載

このSG Arrival Cardは、入国のとき1回のみ利用が可能であり、入国した後に時々求められる電子 Visit Pass (e-Pass)はまた別の書類になりますので、ここちょっと注意が必要です。
入国に際しては、特にワクチン接種の証明書等は必要ありませんでした。
シンガポールという国に対しての事前申請はこの1つで終わりです。

3. 日本出国前準備 海外旅行保険

今回は向こうで体調が悪くなった場合等を考え、海外旅行保険に入りました。クレジットカードに付帯しているものもあるので、別段入らなくていい人も多いかとは思います。
コロナ関連の条件が明示してあるものをいくつか比較して今回は、ジェイアイ障害火災のt@bihoたびほに加入していきました。
ネットですべて完結できるので楽でした。年齢や滞在日数でも金額は変わってきますが、2000-3000円で安心が買えるならいいかなぁという感じです。
シンガポール観光局のHPにおける体調が悪くなった場合についての記載は下記の通りです。

体調不良または新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出た場合

体調不良や新型コロナウイルス感染症の検査で陽性となった旅行者は、以下の項目のいずれかに該当する場合、医師の診断を受けてください。

・ 60歳以上
・ 急性呼吸器感染症(ARI)の症状がある
・ 免疫不全または肥満(例、成人でBMI≥30)、高血圧、糖尿病、慢性心肺疾患、透析中の腎臓疾患、凝固能亢進状態、癌、免疫抑制を引き起こす薬剤を使用している患者などの病状を併発している。
・ 妊娠中の方
・ ダウン症の方

軽度の急性呼吸器感染症(ARI)症状のある方は、症状が治るまで自宅で安静にしてください。
症状があっても外出する必要がある場合、あるいは無症状でも新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出た場合は、以下のことを守り、社会的責任を果たしてください。
・ 社会的な交流は最小限にとどめる
・ マスクを着用する
・ 人混みを避ける
・ 病院や老人ホームなど感染しやすい場所には行かない
・ 高齢者などのより健康に影響を受けやすい人と接触しない

シンガポール観光局HPより

上記を読むと特にそこまで保険に入らなくてもいいかなぁ、という気もしたのですが、久々の海外旅行だったので念の為。

4. 日本出国前準備 eSIM

滞在中現地で使用するため、事前にeSIMを購入しておきました。
いろんなアプリ・通信会社がありますが、私が使っているのはNomadというアプリです。

色んな国のeSIMが1つのポータルで変えるeSIMのマーケットプレイスアプリになっています。
シンガポールの場合はSingTelのSIMしかないので、M1がいい!とか別の通信会社を選びたい場合は別のアプリを使用したほうがいいと思いますが、あまりこだわりがないのであればNomadはUIもいいし、インストールも楽だったのでおすすめです。
今回は1週間の旅行なので、10日間で5GB、データのみのプラン(それしかない)を$12で購入しました。大体日本円に換算すると1500-1680円くらいでしょうか。
購入した後は下の図にあるみたいな買ったeSIMの詳細ページから"Installation Instruction"を選択してそのまま従っていけばインストール可能です。
Promo Codeで "LILY3NOTE"と入れていただくと3USD安くなります!
ぜひお使いください。


とりあえず"Installation Instruction"ちゃんと読めばなんとかなる

日本での準備段階としては、eSIMのインストールが完了していればOKです。

5. 日本出国前準備 必須アプリ

配車アプリGrab

シンガポールはMRT(地下鉄)が発達しているため、旅行中はMRTを利用する人が多いかと思いますが、ついつい遅くまで遊んでしまった時や重い荷物を持って動きたくない!というときにはタクシーを使いたくなると思います。
シンガポールではGrabというアメリカでいうUberのようなタクシーや個人でタクシーをやっている車を配車するアプリがあります。運転手の方々はこのGrabを駆使して人を載せていない時間がないように、降車ポイントにつく前にすでに次に乗車するお客さんを捕まえていたりするため、流しのタクシーを捕まえるのはなかなか難しいです。
そんな事情があるため、旅行者であってもGrabアプリを入れておけば安心です。

シンガポールに到着する時間にもよりますが、各ターミナルにGrabのpick-up pointがあるので使おうと思えばすぐ空港でGrabを使うことになるため、事前準備として日本で情報登録しておくとすぐ使えて楽です。
日本の電話番号でも登録可能、VISAだけでなくJCBにも対応し、PayPalのアカウントでも決済可能なので、日本にいるときに個人情報の登録と決済方法の登録までしておくといいと思います。 

ワクチン証明書

日本に戻ってくるときに必要になります。
ワクチンを接種していない場合は帰国前72時間以内の陰性証明書が必要になりますが、今回私はそちらのフローではないのでワクチン証明書の説明だけしておきます。
マイナンバーを持って海外に出る人はあまり多くないと思うので、日本にいるときにインストールしておくと良いかと思います。

アプリをダウンロードし、マイナンバーを読み込み、「海外用」を選択し証明書の発行をします。大事なのは、オフライン環境でも証明書を提示できるようにするため、証明書が発行された後に詳細をクリックし、一番下までぐーーんと下がって「この証明書を画像として保存」をクリックし、カメラロールに証明書を画像として保存しておくことです。
この画像は後編で出てくる"Visit Web Japan"でも使用しますので、早めに保存しておくといいと思います。

一番上の証明書を画像として保存をクリック

6. 日本出国

日本出国に関しては、使う航空会社にもよる部分があるかなと思います。今回私はANAを利用し、オンラインで事前チェックインをしました。その際にワクチン証明書も登録が必要だったような気がします(ここはっきり覚えてない)
今回は羽田空港から出発しました。
空港到着後は預け荷物のカウンターへ行きます。羽田空港では有人カウンターではなく乗客が自分で機械を操作し、荷物をコンベアーに載せ、タグを付けるタイプでした。10年位まえにオランダのスキポール空港ではすでにこのシステムが登場して利用していた覚えがありますが、コロナ禍で非接触が進んだ結果、こういったシステムの利用が日本でも加速したのかもしれません。いいことだと思います。
また、私は今回残念ながら利用していませんが、保安検査場では顔認証ゲートが新たに設置されていました。Face Expressレーンと呼ばれているらしく、保安検査場まえに、羽田空港の第3ターミナルであれば、3階搭乗手続きEカウンターに登録機械があるようです。
私は午前出発の便でしたが、この時間では通常のレーンが混み、Face Expressレーンは空いていたため、見逃さずに登録すればよかったなぁとちょっぴり後悔しました。次回は絶対しよう。

出国審査も現在は自動化の機器があるため、パスポートと顔認証が完了すればぬるっと出国可能です。自動機械ではスタンプは押されません。スタンプが必要な人はゲートを通った後に有人のカウンターで押してもらわないといけないため、必要な方はご注意を。

長々とシンガポール旅行に向けて、日本出国前〜日本出国までの自分が覚えている範囲の必要な準備を記載しました。次のnoteでは、シンガポールに到着してから日本に帰国するまでの流れを記載していきたいと思います。

ここまで約5000文字読んでいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?