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多文化共生チャレンジ

ちっぽけな僕ら 叶えたい夢があんだ

♪SixTONES / Good Luck!

noteで自分語りをした記事はいくつかあるが、どれも表面的で具体性に欠ける。自己開示が苦手な人間にありがちな現象なのかもしれない。

一年の計は元旦にあり。一生の計は、少壮の時でも勤でもいつでも自分で決めていいと思うが、私は今年にしたい。

人生を決める正念場(モーメント)
それが今かもね

♪B'z / Don't Wanna Lie

やりたいこと

さあ今日を明日を世界を 誓って僕は諦めない
誰一人残さない 信じたい もっと 尊厳の値打ちを

♪東京事変 / 原罪と福音

私の夢は日本で多文化共生を実現することだ。
厳密な定義はひとまず置いておいて、外見も内面もバックグラウンドも様々な老若男女が互いを認め合い、平等にチャンスがあり、各々が銘々の人生を切り拓くことができる社会を日本で実現したい。
特に関心があるのは、移民・難民の受け入れだ。

理由

最初のきっかけ

学部ではアラビア語と国際関係や政治学を勉強していた。アラビア語を学んだ理由を聞かれると、「欧州難民危機のニュースを見て、現地の視点から学びたいと思ったから」と答える。私がテンプレートとして用意している回答の中で、最も自分に正直なものだ。

その危機の原因よりも人々の移動とその後の生活に関心を持つようになったのは、大学1年の時にスタディツアーでドイツに行ってからだ。
主に中東出身の人の話を聞いて、ドイツは、外から来た人にも元からいた人と同じように人生を歩めるチャンスがある場所だと思った。もちろんそうでない側面もあるが、これが当時の率直な感想である。

問題意識

では自分が生まれ育って暮らしている国はどうか。
余談だが、外に出ると日本人としてのアイデンティティが無意識に強まるのか、すぐ日本と比較したくなる。

日本は、外から来た人を一時的な滞在として部外者扱いしたがる。だが人口問題の側面からも、将来の日本社会を支える人材として「移民」の存在は無視できない。
また、人権の問題でも、難民認定率の低さ、収容問題、技能実習制度などが批判されている。事件にならないと大きく取り上げられることは少ないが、早急に取り組むべき問題である(少しは動きがあるようだが)。
これらの同時解決を目指すことはできないだろうか。来る側の人にとっても来られる側の国にとっても、両方に益となる均衡点があるのではないか。私はそれを「多文化共生」と呼びたい。
点と点をこじつけて一石二鳥にするのは私の得意技だ。個人レベルではなく、より大規模に挑戦してみたい。

今までの自分

大学卒業まで、移民・難民問題に関する講演を見に行ったり、NGOでのインターンや有志で日本語学習サポートをしたりと、いろいろと手を出した。
途中いろいろ面倒になって適当に卒業して適当に就職したが、社会人になっても相変わらず同じようなことに首を突っ込んでいる。

2023年には日本語教師の資格も取り、オンラインで(片言のアラビア語を交えて)日本に来て日の浅い人の日本語学習を手伝っている。

そこまで未練がましく続けているならば、いっそ手や首だけではなく、足先から頭のてっぺんまで浸かってみようではないか。そう考えるのは不自然ではない。

以上が、多文化共生をライフワークにしたい背景だ。

将来のビジョン

今日もまた頑張っちゃうよな
がむしゃら以外知らないから

♪Creepy Nuts×Ayase×幾田りら / ばかまじめ

今思い描いているのは次の通りだ。

2024年10月または2025年2月 大学院入試
2025〜2027年のうち1年間程度 留学
202x年 博士前期課程修了
20xx年 海外で働く
20xx年 日本で働く

①大学院進学

まずは大学院で深く研究したい。上で問題意識として書いているが、意見を書くのが怖いくらいには知識不足である。不勉強でラブ&ピースを説く脳内お花畑な平和主義者にはなりたくない。
きっちり勉強したうえで、現実を正しく捉えた建設的な議論をしたい。

一方、今私は比較的小規模な一般企業の平々凡々な平社員だ。大学院に進学しても仕事は辞めずに、マーケティング担当か何かでタイムフレックスで働けないかと考えている。そういう意見はそこそこ通せる会社である。
理由は次の4つだ。

  • 新しくアルバイトを探すより、勤務経験のある会社の方が好条件で働ける

  • 意外と職場環境が気に入っている

  • ビジネス的な損得勘定を持ち続けたい

  • 言語サービスが必要になる背景には何らかの形で異文化の交流があるので、研究と仕事の相乗効果(?)で知見を得られる

会社に自分を認めさせるための勉強も必要だが、そのために進学のための勉強が疎かになっては本末転倒だ。優先は院試対策である。

②留学

外から見ると新しいことに気づくのは上述の通りだ。もう一度、いろいろな国の政策や実社会での人々の暮らしから、日本で真似できたりできなかったりすることや日本ならではの方法を具体的に考えたい。
特に、カナダの多文化主義、否が応でも隣国から人が来るヨルダン、「多文化主義は失敗」したうえで難民を受け入れるドイツで学びたい。
いつものことながら欲張りである。

③卒業後

今のところは、海外で一定期間働いた後で日本の公的機関で多文化共生の政策に携わりたいと考えている。大学院で学んだことを、多文化共生が日本より進んでいる社会で実践する期間があった方が、日本に多くのことを持ち帰れると思うし、自分も外から来た人間として生活する経験をしたい。

最終的には、日本で根本的な国の方針や公的サービスに関わりたいと思う。民間が担う細やかなサポートの実情を理解したうえで、より広く有効な方法を模索したい。

本当にできるの?

現状、①大学院進学までの道筋しか見えていない。②留学は何となく考えてはいるが、それを実現するために具体的にどのようなステップを踏むのかはまだ不明確だ。③卒業後に至っては、方向転換することもあるだろう。

でも今はこれくらい大雑把でもいいかなと思う。これから少しずつ近づいて、ぼんやりとしていたものがはっきり見えて、違う道で遠回りすることになっても、多文化共生は見失うような夢ではない。ここまでじっくり考えてやってきたのだから。

フレーフレー この私よ
そしてフレー 私みたいな人

♪ポルノグラフィティ / テーマソング

サムネイルは、ITOCHU SDGs STUDIOの企画展「えほんでへいわ?展」で筆者が撮影したもの。


#かなえたい夢

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