Lilimi

Lilimiのオト(Lilimiノート、Lilimiの音)。音声配信プラットフォームv…

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Lilimiのオト(Lilimiノート、Lilimiの音)。音声配信プラットフォームvoicyのチャンネル『英語の語源が身に付くラジオ(heldio)』by堀田隆一先生のリスナーとして日々の配信で感じたことなどを発信していきます。今のところオフ会ルポと化しています。

マガジン

  • helwa合宿in長崎、のち博多

    2024年4月12日に長崎で行われたhelwa初の地方オフ会(合宿)の記録です。

最近の記事

英語史ライヴ2024の感想

2024年9月8日に開催されたイベント「英語史ライヴ2024」の感想について書いていきたい。「英語史ライヴ2024」は音声プラットフォームVoicyのチャンネル『英語の語源が身に付くラジオ(heldio)』で、当日朝6時から夜の6時まで様々な番組をライヴで、しかも公開で配信してしまうという企画だ。 heldioのプレミアムリスナー(通称ヘルメイト)は公開放送に参加する権利を与えられていたので、私は現地で存分にこのイベントを楽しむことができた。遠方から駆けつけたリスナーも多く、

    • 吾輩はアングロサクソン戦士である。名前はまだない。

      堀田隆一先生のvoicyチャンネル『英語の語源が身に付くラジオ(heldio)』のプレミアムチャンネル『英語史の輪(helwa)』から生まれた古英語LINEスタンプの制作過程を公開します。今回は、この愛らしいキャラクターが命名された経緯を書いていきます。 アングロサクソン戦士に名前をつけよう 2024年8月9日にzoomで古英語LINEスタンプの制作会議が開かれた。そのときの議事録の一部がこちらの画像だ。 この前日にLINEスタンプのキャラクターをMisatoさんのデザ

      • 『週刊英語史』 創刊号特集記事「古英語LINEスタンプ制作の内幕」

        この度『週刊英語史』を創刊しました(虚構)。創刊号の特集記事は古英語LINEスタンプの制作過程を約半年間にわたり極秘に取材したルポです。プライバシーに配慮し、関係者の名前はイニシャルで記載しています。 前代未聞の古英語LINEスタンプ 2024年9月8日、英語史界に激震が走った。古英語LINEスタンプが発売されたのだ。このスタンプを画策した中心人物は、業界ではその名を知らない者はいないという英語史研究者H教授だ。「英語史をお茶の間に」というモットーを掲げる急進派として、近

        • 第8回helwa新宿オフ会

          2024年8月26日に開催されたhelwaオフ会のレポートです。今回の参加者はオフ会常連のtakuさん、lacolacoさん、私Lilimiと、オフ会初参加のykagataさん、まさにゃん(堀田先生もびっくり、リスナー枠で参加!)、そして我らが堀田先生の6人です。 (参加者の方にはこのnoteにお名前を掲載する許可をいただいています。) 通常配信でオフ会の様子を生放送 毎回helwaのオフ会ではプレミアムリスナー限定配信でオフ会の様子を生放送をしている。特に事前の打ち合わ

        英語史ライヴ2024の感想

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        • helwa合宿in長崎、のち博多
          14本

        記事

          第7回helwa新宿オフ会

          2024年7月27日に開催されたhelwaオフ会のレポートです。今回の参加者はオフ会常連のtakuさん、lacolacoさん、私Lilimiと、オフ会初参加のぷりっつさん、ゲストとして尾崎萌子先生、そして我らが堀田先生の6人です。 (参加者の方にはこのnoteにお名前を掲載する許可をいただいています。) ぷりっつさん 最近helwaに入られたぷりっつさんは今回のオフ会が初参加だ。オフ会でお会いするhelメイトの方はなぜかみなさんイメージ通りなのだが、ぷりっつさんもやはり例

          第7回helwa新宿オフ会

          英検1級二次試験のこと その3(評価とその考察)

          以下の記事のつづき。 英検1級二次試験のこと その1(一次試験合否発表から面接直前まで) 英検1級二次試験のこと その2(面接試験の内容) 先日、2024年度第1回の英検1級に合格した。その二次試験の面接の様子について書き残しておこうと思う。 得点 得点は以下のとおりだった。4つの分野に分けて評価され、各分野の満点は10点、合計で40点満点になる。私の得点は合計27点でおそらくこの回の合格最低点だった。 Short speech                     

          英検1級二次試験のこと その3(評価とその考察)

          英検1級二次試験のこと その2(面接試験の内容)

          この記事の続き。先日、2024年度第1回の英検1級に合格した。その二次試験の面接の様子について書き残しておこうと思う。 面接官 2人の面接官が並んで座っており、初めに面接官から名前のみ自己紹介があった。外見と名前から判断するに一人は欧米人、もう一人は日本人だった。欧米人の面接官の英語は北米のアクセントだったと思う。ネイティブと日本人のペアで面接が行われるとは色々なところで聞いていたがその通りだった。進行も含めて欧米人の面接官が主に話していた。 スモールトーク 面接官に

          英検1級二次試験のこと その2(面接試験の内容)

          英検1級二次試験のこと その1(一次試験合否発表から面接直前まで)

          先日、2024年度第1回の英検1級に合格した。その二次試験の面接の様子について書き残しておこうと思う。このnoteの趣旨とは異なるが、細かい情報をネットで発信している人があまり多くないようなので、これからこの試験に臨む方の役に立てば嬉しいし、自分が後で「こんなこともあったなあ」と振り返ることができるようにする意味でも記録しておく。 日程 2024年度第1回英検の日程は以下のとおり(私の場合。年齢や申込み区分により異なる。) 一次試験     2024年6月2日(日) 一次

          英検1級二次試験のこと その1(一次試験合否発表から面接直前まで)

          第6回helwa新宿オフ会

          2024年6月8日に開催されたhelwaオフ会の記録です。今回のメンバーはすっかりオフ会常連になったlacolacoさん、takuさん、私の3名と、福島からいらっしゃったゆうさん、ゲストに北澤茉奈先生をお迎えして、堀田先生を含め総勢6名でのオフ会となりました。 北澤茉奈先生 北澤先生といえばオーディエンス・デザインをテーマに研究されており、いのほた言語学チャンネルやheldioでも何度か研究の内容についてお話しされている。と同時に、言わずと知れた言語学系研究者ユニット3M

          第6回helwa新宿オフ会

          写本を見て古英語を書いてみた

          前回、古英語ファンアートと称したものを記事にしたところ、堀田先生が該当部分の写本をhellogに掲載してくださった。はやり写本は筆跡や前後の文字の繋げ方や大きさのバランスも美しい。本物を拝むことができたので、早速作り直してみた。

          写本を見て古英語を書いてみた

          Procreateで古英語を書いてみた

          この数ヶ月、古英語をカリグラフィー的な感じで表現できないかと妄想していた。当初は現代風の流麗な筆記体で書いてみたいと思ったものの、いかんせん現代の英語で使われていない文字がどんな形になるのかわからないため、そう簡単な話ではない。 この悩み(でもないが)をいつかのhelwaオフ会で堀田先生に相談したところ、パレオグラフィー(Palaeography、古書体学)という学問分野があるということを教えていただいた。この分野の知見を用いて字体や筆の運びから、その書物が書かれた年代や地域

          Procreateで古英語を書いてみた

          第5回helwa新宿オフ会

          2024年5月18日に開催された第5回helwaオフ会の記録です。今回はTakuさん、lacolacoさん、私に加えてゲストとして五所万実先生が参加され、堀田先生を入れて計5人での楽しい懇親となりました。 五所万実先生 五所万実先生といえば、商標言語学の研究者としてheldioに何度も登場されている。いのほたちゃんねるのご出演回では少し改まった印象を受けるが、heldioの方ではリラックスした雰囲気でお話されており、先生の明るいお人柄が存分に伝わってくるように思う。hel

          第5回helwa新宿オフ会

          helwa合宿in長崎のおまけ〜博多での懇親会

          2024年4月12日のhelwa長崎オフ会の翌日、福岡で開催された英語史研究会の大会の懇親会にお邪魔した。アカデミアでもなく、学会の後の懇親会だけ行くって、この人なんなの?と誰もが思うだろう。我ながら大した神経をしていると思う。まあ、人にどう思われようと、はるばる長崎まで足を伸ばしたついでだと自分に言い聞かせ、勢いに任せて参加してきた。 寺澤志帆さん 会場となったのは福岡女子大学。公立大学でありながら、写真のような新しくて洗練されたキャンパスに驚く。 懇親会は大学内のカフ

          helwa合宿in長崎のおまけ〜博多での懇親会

          helwa合宿in長崎 エピローグ

          お散歩さんのお土産 充実のhelwa合宿を終えた翌日、Annaさんと私はumisioさんとみさとさんに長崎市内観光に連れて行っていただいた。 お散歩さんとは前日の夜でお別れと思いきや、この日の朝にAnnaさんが泊まっているホテルにお土産を届けていただいた。私はお会いすることができなかったが、Annaさんが預かってくださったびわゼリーを受け取った。お散歩さん、ゼリーはとても美味しくいただきました。ご馳走様でした。 長崎がびわの産地でもあることをこのときに知る。この県は、

          helwa合宿in長崎 エピローグ

          helwa合宿in長崎 第8章 懇親会

          勉強会終了 勉強会は、貸会議室の時間を予定より30分延長して終了した。時間が余った場合に備えていくつか穴埋め企画を考えておいたが、全くの杞憂だった。 お次はいよいよお楽しみの懇親会だ。プロローグから始まり第7章まで綴ってきたものの、その実、helwa合宿のメインは夜の宴であって、朝からの活動は全て序章のよのうなものかもしれない。 懇親会での話題 umisioさんが予約してくださったお店、大衆割烹樋口へ。このお店がまた小洒落ていて、お料理も一級のものばかり。helwa

          helwa合宿in長崎 第8章 懇親会

          helwa合宿in長崎 第7章 古英語音読

          helwa合宿で古英語音読を行った。こちらはvoicyのレギュラー放送なので、どなたでも無料でお聴きいただける。helwa合宿の楽しさが伝わってくることと思う。ぜひスクリプトを見ながら一緒に音読していただきたい。 全員の発表が終わったところで、貸し会議室の退出時刻までまだ少し時間がある。せっかくなので、もう1コンテンツ拵えようということになった。ちょうどその週に締め切った「”heldioの2024年第1四半期リスナー投票”の結果発表」と「古英語音読」が候補に挙げられる。

          helwa合宿in長崎 第7章 古英語音読