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似顔絵モデルしました♪ 顔学オンラインサロン『新春似顔絵バトル』にむけて。

先日、日本顔学会のオンラインサロンのためのリハーサルで、似顔絵モデルをしました。
TVチャンピオン似顔絵職人・元チャンピオン斎藤忍さんの司会進行のもと、計6名の似顔絵作家さんに似顔絵を描いていただきました。

形式は、Zoomの画面越しにみんな一斉に数分で描き上げるというもの。
モデルをリラックスさせて自然な表情をさせたり、雰囲気やイメージを捉えやすくするためでしょうか、司会進行役の斎藤さんが私に簡単な質問をいくつか投げかけ、それに答えます。

さらに、「一番のキメ顔をして」とリクエストされ、静止画を撮影。
「一番のキメ顔」なんて言われたら、余計に顔が引きつっちゃいますね。

動画と静止画、それぞれを参考にしながら、似顔絵作家さんたちが手を動かします。
あっという間の制限時間の中で、6名の似顔絵作家さんが描き上げてくれた似顔絵がこちら!




Zoomの画面が私の似顔絵で埋まりました。
ワタシだらけ。
こんな経験はなかなかないことです。

「感想は?」
と斎藤さんに聞かれて、真っ先に思ったのは、
「みんな、作者に似てる!!」

そうなんです。自分に似てるかどうかというより、みんな描いてくれた人そっくり、って思いました。

私から見て、「わたしとは違うゾ」と感じるところが、作者さんの個性とか作風が出ている部分なんでしょうね。
なるほど。似顔絵って、描く人と描かれる人のハーフなんですね。

私が導き出した似顔絵の方程式は、これ。
似顔絵=(描かれる人+描く人)÷2
なのかなって、思いました。

今度は、似顔絵作家さんたちに斎藤さんが私の顔の特徴を尋ねると、
「明るいイメージ」とか、あとは「目が中心に寄ってる」って、皆さん仰ってました。
はい、確かにその通り。私は顔のパーツがぎゅっと中心に寄り気味です。

美人画研究会の代表で浮世絵もコレクションしている方が面白い感想くれました。
「りり子さんのお化粧が能面っぽい」

スゴイ! よく見てる!!
そうなんですよ。実は、ワタシ、最近メイクを能面風に寄せてます。
能面の切れ長で陰影のある感じとか、朧な太目眉毛とか。いいなぁ、私もこういうメイクにしよっと意識的に能面メイクしてます。
それを見破るとは、さすが! 浮世絵や美人画に見慣れているからでしょうね。


そして、司会進行役の斎藤さんはその場では描けないので、後で描いて送ってくれたのがこちら!

なんか私の頭とんがってますケド!?
顔から謎の渦巻きでてるんですケド~~~

さすが、似顔絵職人毒絵スペシャルのチャンピオン……。

ちなみに、これに対する斎藤さんのコメントは、

斎藤さん!なんか私の頭とんがってますけど!?

「気のせいかと…しずくっぽいイメージです。」

顔から謎の渦巻き出てるんですけど~~~

「錯覚ではないかと…常に何か企んでるイメージです。」


企んでるイメージっていうのはなかなか目の付け所がイイですね。
見た目以上に、内面やイメージなんかを似顔絵として表現しているんですね! 特に「毒」要素を抽出するのが斎藤さんの持ち味です。
さすがでございます。


さてさて、そんなわけで、次回の第43回顔学オンラインサロンは、似顔絵作家・斎藤忍氏の進行による『 Zoom席描き似顔絵、新春似顔絵バトル 』です。

【日時など】
日時:2023年2月7日(火)20時から(1時間半程度を予定)
会場:Zoomオンライン会議システムを用いておこないます。

【話題提供】
テーマ:『 Zoom席描き似顔絵、新春似顔絵バトル 』
話題提供:斎藤 忍 (尚美学園大学 講師)
似顔絵制作:宇田川 のり子、 阪西 明子、 高橋 エツコ、中野 英明、 吉村 まゆみ、 松永 伸子
概要:似顔絵の席描きはモデル1人(あるいは数人)を1作家が描くことが普通ですが、今回、1人のモデルを数名の似顔絵作家が同時制作するZoom画面を通じたオンライン席描きを行います。

●モデルさん募集—似顔絵を希望される方は、当日、Zoom画面越しに挙手をお願いします。
また、これ以外のギャラリーとなられる皆様は、モデルとなった方々が、似顔絵作家たちによって料理されていく様子を楽しんでいただけますとともに、並行して、
「席描きとは?」
強い女性3人☆似顔絵(https://con-sma.com/data/2022jf/)のレビュー」 「各作家のSNSページの紹介」等も解説していこうと思います。

非会員の方も参加できますので、ご興味のある方は日本顔学会HPの申し込みフォームよりお申込みください。


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