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能面×テクノロジーのメディアアート。『インタラクション2023』にて発表。

先日、千代田区の学術センター内にある一橋記念講堂にて行われた『インタラクション2023』にて、能面×テクノロジーのメディアアートを発表いたしました。3日間にわたって開催され、私は初日と、自分の発表のある最終日に参加です。

さて、この『インタラクション』というのは何かと言いますと、一般社団法人情報処理学会のシンポジウムで、1997年より毎年開催されているそうです。その内容は、「ユーザインタフェース、CSCW、可視化、入出力デバイス、仮想/拡張現実、ユビキタスコンピューティング、ソフトウェア工学といった計算機科学、さらに認知科学、社会科学、文化人類学、メディア論、芸術といった人文科学の研究者および実務者が一堂に会し、インタラクションに関わる最新の技術や情報を交換し議論する場」となっています。英語の「インタラクション」の意味としては、「人間が何かアクション(操作や行動)をした時、そのアクションが一方通行にならず、相手側のシステムや機器がそのアクションに対応したリアクションをする」ということですね。何となくイメージつきますか?

今回は、昨年11月に『中村光江と四人の弟子展』にて展示した現代アート作品『ベクトル』をコラボ制作してくれた東京国際工科専門職大学の鈴木教授との連名でエントリー。午前中の壇上にての発表内容のプレゼンは私が担当することに。なかなかに緊張しましたが、事前に考えていた原稿通りに発表でき、会場からは笑いも起こり、順調な滑り出しにほっと一安心。


午後は各々のブースにてデモンストレーション展示。能面というのが物珍しかったのか、たくさんの方に足を止めて見ていただけました。結構いろいろ
質問をいただきました! と言いますか、説明しないとわからないという面が多分にあったせいかとも思いますが。


映像制作の東京国際工科専門職大学の鈴木教授と制作実行の栁谷さん。


他のブースのデモ展示は企業さんや研究開発者さんや理工系の学生さんなど。日頃私が接して接しているのとは違う世界、思いもよらない視点を見せていただきました。でありながら、私達の日常に変化をもたらすものがこういったところから作られていくのだなぁ、と刺激を受けた今回の経験でした。ここでの出会いから、また次の展開に期待です。


今回発表した内容はこちらでお読みいただけます。


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