自身の経験から、パーソナルトレーナー職を選んだYさん
パーソナルトレーニングに通っている。
トレーナのYさんは、明るくて話しやすい女性だ。
私)フラをやってるんです
Yさん)いいですね!
私)プロテインを飲み始めました
Yさん)いいですね!
すべて、肯定してくれる。
この清々しさったら、ない。
パーソナルトレーニングを仕事にしているからには、身体についていろいろ学んでいるんだろうなぁ。
そもそも、なんでこの職業についているんだろう?
疑問がむくむくと沸いてきた私。
思い切って、Yさんにも「仕事について教えてください!」と頼んでしまった。
販売職から、スポーツジムトレーナーへ
新卒で入った会社には、特にやりがいを感じていなかったYさん。
当時通っていたジムで、パーソナルトレーニングを受けたことをきっかけに、「これだ!」と思い、転職を決意する。
きっかけが、「自身もパーソナルトレーニングを受けたこと」というのが驚きだった。
コロナ禍で、パーソナルは中止に
パーソナルトレーニングの職に就くも、奇しくもコロナに。
グループレッスンのインストラクターやキッズ水泳のコーチなどが主な業務となってしまったそう。
そして、やっぱり「パーソナルがやりたい」という気持ちから、知人に紹介してもらった現在のジムに勤務することとなった。
お客さんの変化を間近で見れることがやりがい
適職とも呼べる職に就いたYさん。
やりがいはどんなところか?を聞いてみた。
「運動が苦手な初心者さん」→まさに私のことですね。
パーソナルのメリットというか強みと、Yさんの仕事のやりがいがピタッと合っていて、良いなぁと思う。
いずれは独立も…
今後のキャリアプランについても聞いてみた。
パーソナルを受けて、これだ!と思い、転職。
そこから自身で道を切り開いてきたYさん。
Yさんならきっと、独立しても自分らしく、活躍されるのだろうなぁと思う。このお話を聞いていて、なにより私がワクワクしていた。
トレーナーとしての勉強はどうやって?
私の素朴な疑問で、トレーナーとしての知識はどうやって習得しているのかも聞いてみた。
セミナーがあるんだ!とびっくり。そりゃ、あるか。
そして今どきらしく、オンラインサロンも!
日々の勉強も頑張っているYさん。
私も頑張らないとなぁ、と励まされた。
*
「運動している人」というのは、私にとってとても遠い存在だった。
憧れの存在ではあるが、近寄りがたいというか。
けれど、パーソナルトレーニングに通うようになって「自分のペースで、自分に合った環境を選んでいけばいいんだ」と思うようになった。
そして今回、Yさんにお仕事の話を聞いたことで「Yさんも初めは初心者だったんだ」という、考えてみれば当たり前のことに改めて気づかされた。
そう思うと、初心者上等。私は初心者らしく頑張るだけだ。
Yさんは現在業務委託でお仕事をされているが、会社員から個人事業主に代わる際はやはり不安だったそうだ。
けれど、今は個人事業主という形が合っていると感じている。
それは、Yさんが自分の力で道を切り開いてきたことが大きいのだろうな、と思う。そして、自分の足でしっかり立てているからこそかな、と。
これは私の想像だが、”独立”という夢を持ったのも、個人事業主になったからじゃないかと思っている。「自分の裁量で、ここまでできる」という自信がYさんから感じられるのだ。
あぁもう、私のワクワクがとまらない。
パーソナルトレーニング、正直いつまで続けるかはわからないのだけれど、Yさんのこれからが楽しみすぎる。
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