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過去問のススメ

今日は勉強の話題です。
よくある話ですが、司法試験、予備試験、ロー入試の受験生で過去問に着手するのが遅い人がいます。私は,勉強始めたらなるべく早く過去問にあたるべきだと考えています。理由や着手時期は以下の通りです。

まずいつかから過去問に着手すべきか,というと基礎講座などを聞き始める前でもいい!と考えています。要するに法律の知識が全くない状態です。まずは、司法試験等の試験問題ってこんなに長いんだ、答案用紙で4枚〜8枚書かないといけないんだ,そのために1時間10分ないし2時間しかないんだ,,というイメージをボヤっとでもいいから持った方が,後々の勉強の役に立つからです。こうしたイメージをもって表現できる情報をインプットする,表現できるようにインプットするということを最初からできなくてもいいから,意識してほしいからです。
基礎講座等が終わってる人は,言わずもがなすぐに着手してください。論文講座などをこれからやるから後回し…ってい理由はなしです。やはり過去問を見て、どんな設問でどんな論点が問われ,どの程度かけないといけないのか,そのためにはどういう勉強をしていくべきか,確認してから勉強す必要があります。

そもそも,司法試験でも予備試験でもまず過去問を見ておかないと,何をインプットすれば良いのか、どうインプットすればいいか、言い換えれば、アウトプットを意識したインプットをするにはどうしたらいいのか?という指針がわからないからです。

 最近は減りましたが、今の知識では過去問は歯が立たず解けないからもったいないし後にとっておく…という人もいますが、問題の先送りになっているだけだと思います。あくまで試験ですから、試験の傾向は早く分析しいかに得点を稼ぐか、稼ぐためにどうしたらいいかを早く考えるべくです。その考えをベースに知識をインプットするべきです。

もちろんこれは問題毎に場当たり的に知識を得ればよいというわけではありません。問題を解いたらしっかりベースになるテキストや基本書に戻って確認して欲しいです。

また過去問をいきなりやると言ってもいきなり起案する必要はないと思います。書けるのが理想ですが、書けない自分を認識するのが重要です。まずは今年の問題を少し余裕を持ちながら見てみるといいと思います。

長くなりましたが、要するに過去問には早めに着手しましょうというはなしです。過去問をどう分析するかは別途記事にしようと思います。

ともしび

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