フォロワーを増やしたい心理
YouTubeやTwitter(今はX)といったSNSを初めて見た時に感じたのが、
フォロワー(YouTubeの場合は登録者数)を増やしたがっている人が多いんだな
ということ。
YouTuberの動画の最後には、「登録お願いします」という言葉が鉄板のように使われていたし、
Twitterでは、フォロワーの増やし方を情報発信している人たちもいた。
そして思った。
なぜ、フォロワーを増やしたいと感じるのか。
そして増やしたフォロワーで、何をしたいのか。
フォロワー数の多さはたしかに、そのアカウントの人気度を示す、ある程度の指標になると思う。
YouTubeのアカウントの登録者数が多いと、何となく、「このチャンネルはすごいんだな」と感じながら、動画を見る。
けれど、登録者数は文字通り数しか表せないもので、具体的にどんな人がそのアカウントをフォローしているのかまでは、見てる側にはわからない。
そのため、とりあえずフォロワー数を増やすために、過激なことをしたりして、注目を集めようとする人もいる。
「人気があると思われたい」とか「特別な存在であると思われたい」といった感情に動かされて、フォロワー数を意識するのかなって思う。人間がそう感じるのは、普通のことなのかもしれないけど。
だからなのか、増やしたフォロワーで何をしたいのか、といったことを言っている人が少ないと感じる。
「とりあえず有名になりたい」とか「インフルエンサーになりたい」という気持ちが伝わってくる。
皮肉にも、伸びているアカウントは、そのような煩悩にとらわれずに、ただひたすら「面白い」とか「役に立つ」コンテンツを発信している。
日常系というか脱力系みたいなアカウントが伸びているパターンも、最近は多いと感じる。あの親近感がいいんだろうな。
じゃあ、偉そうに言っているお前はどうなんだ。
フォロワーを増やして何をしたいのか、分かってまへん。
大ブーメラン、かましてもた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?