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「ダノンベルーガ」 せっかくのダービーウィークなので、有力馬をテシオ理論で斬る!




皆さん、こん○○わ!
芝 燿二郎(シバ ヨウジロウ)です。
初めて当noteをご覧いただく方もいらっしゃるかも知れませんので、こちらのURLを貼っておきます。

ドルメロの魔術師ch.

記事内でバンバン飛び交うw 様々な専門用語の意味が、解り易く解説されております。
※なお、当方ドルメロさんとは(現時点では)何の関わりもありません。どころか、ドルメロさんとは    全く     異なる解釈をしている部分も多々ありますので悪しからず。

さて、早速ダノンベルーガです。

以下、血統表


父ハーツクライのミニマム活性、そして母父Tizway がMAX活性!!(※因みに、母母母父のLomitas はゼロ活性!)  よって優先祖先は、厳密に言えば母父内のアメリカ血統を

ぐい~~ん   

と深く遡る事になります(1-8 = マイナス7。よって、優先祖先は母系内の奥深く、という判定です)。
※5代表内で言うなら、母父内5代前のLonely Dancer 。厳密に7代前まで遺伝経路ルートで遡るなら、
Tizway~Tiznow~Pia Star(=母父内7代前)

このPia Star が優先祖先という事に。
(※戦績 : アメリカダート2000mの、日本で言うところのG3クラスを幾つか制している模様)


基礎体力は平均値のジャスト50

5代内アウトクロス

血統構成の特徴としては、「スピードと底力」の面で、かなりの完成形と言えそうな母(アメリカン血統同士の掛け合わせ、と思わせてのこっそりDanzig ×ミスプロのスピードニックス、Tom Rolfe × Nijinsky の底力系ニックス、となかなかに隙の無い良い配合に思います)。

そこに、「ケンタッキーダービー馬のサンデーサイレンス」× 「凱旋門賞馬のトニービン」の掛け合わせであるハーツクライが父親なのですから、血統表から感じられるスケール感はモノ凄いものが有りますね~♪
※単なる印象ではなくて、上記の母系内「スピードと底力」の血に対しても作用しうるであろう血脈が、ハーツクライの血統表(特に5~7代)に随所にちりばめられてます。つまり、母親の血統コンセプトを増幅して再現したようかのような血統構成。

加えて、

父  サンデー系(= ネアルコが途中のゼロ活性で途切れた、所謂ネオ・ネアルコ系)
母父   マッチェム系
母母父   ボールドルーラー系(=ネアルコ系)
母母母父   ゼロ活性

という、優先祖先対象となる4頭の系統が全てバラバラである、という点が素晴らしいです❗(→ サンデー系、ネアルコ系等に偏ってしまいがちな血統構成馬の中では際立って異端児、つまりボス性を獲得し得るに値する構成になっているのが良い。)

※馬は本来、一頭のボス牡馬と、そのボスの仔を産み育てる複数の牝馬、つまりボスがハーレムを従えて群れを形成しています。群れの中で、ボスの仔がある一定の割合を超えてもなお同じボスが君臨し続けた場合(=近親相姦がずっと継続すると)、その群れの中から奇形児・遺伝的疾患を抱えた個体が生じやすくなってしまい(いわゆる近交弱勢)、そのまま放置すればひいては群れ自体の絶滅へと繋がってしまいます。

なので種の絶滅を防ぐ為に、ある一定の割合を超えた時点で

群れはボスを追放し、新たなボスを迎える

そうやってウマという種の保全と、群れの繁栄を維持しようとする生き物、と言われています。


話が脱線してしまいましたが、

つまりダノンベルーガは、少なくともテシオ理論的観点からすれば、

群れのボスとなる(=ダービー、若しくは何かのG1を勝つ)に

十分ふさわしい血統構成である!

こう判断できます。



さぁ、ダービーの結果や如何に???

非常~に楽しみです!



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本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました~❗


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