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中学校3年間で4回いじめ冤罪にあった話。

1回目のいじめ冤罪はAさん。

Aさんは小学校4年生くらいから休みがちになっていました。
その理由は小3のときに転校してきた子が前の学校でも不登校気味だったから「学校に来ない」という行為に憧れを持ったからです。Aさんとは小学校の頃から喧嘩ばかりで、バスの中で顔にお茶を吹きかけられたり、私と仲がいい後輩に私の悪口を言ったり(その後輩もAさんのことが嫌いだから私にこっそり教えてくれました)、私の容姿(胸が揺れてる)を男子の前でイジったりしてきたので仲良くはできていませんでした。

問題が起こったのは中2のときです。

中学校には毎年5月に行われる恒例行事のスケッチ大会(写生大会)というものがありました。
その頃は比較的Aさんとの関係が少し良い時期で、私とAさんとクラスの男の子1人の3人でスケッチをしていました。
Aさんは集中力が切れやすい子なので、スケッチをしている私に何度も話しかけてきたり、「みんなの絵を見に行こうよ!」と言ってきたりしていました。
スケッチ会が終わりAさんとは特に問題がないままその日は下校しました。
それから数日間も特に問題はなく、普通にお話したり、お互いの推しについて楽しくお話したりもしてました。

しかし、5月の後半〜6月の前半頃にAさんは学校に来なくなりました。
Aさんのことはあまり好きではなかったですが、「どうしたんだろう」とたまに考えることはありました。
そして7月15日、私は担任と生徒指導の先生に呼び出されました。

「Aさんに向かって「修学旅行に来るな」って言いましたよね?」と担任に言われました。
私は、「Aさんに向かっては言ってないですけど、○○(クラスのある女の子)さんがAさんが学校に来なくなったときに「ここまで来たらAちゃん修学旅行来なくてよくね?」って言ってたのに対して「まあ確かに…」って言ったことはあります。」と本当のことを言ったら、「おかしいねぇ…。Aさんはみんなの前であなたに言われたって言ってるんだけど、だったらAさんは誰の言葉を聞いたんだろうね?」と半ば脅しのような口調で聞かれました。
私は「修学旅行に来るな」何て言ってもないし、そもそも修学旅行は8~9月頃の予定だったので、Aさんが学校に来なくなった5〜6月頃はまだ修学旅行の話も出ていないし、修学旅行を意識する生徒はいませんでした。と、そのことを伝えても、「本当のこと言ったほうが楽になるよ?」と何回も言われ、「Aさんが来なくなってから○○さんが「修学旅行来なくてよくね?」と言っていたのは聞いていますし、私がみんなの前で言っていたと言うならばみんなに聞いたらいいと思います。」と言っても「まだ嘘を付き続けるの?」と言われ、最終的に押し問答が面倒くさくなった私は「私が本人の前て言いました。」と嘘を付きました。
すると担任は、
「なんでそんなことをしたの?」や「あなたがそれを言ったとき周りの人たちはどう思っただろう?」と聞いてきました。
言ってもないことを先生の圧力に負けて「言った」と嘘をつき、「何故言ったのか」や「周りの人たちは…」と永遠責められるのはとても辛かったです。
「その時Aさんは何をしてた?」と聞かれ、Aさんはいつも絵を描いているので、「自席で絵を描いていました。」と作り話をしました。その後も「Aさんに聞こえてないとでも思ったの?」等と責められました。
私はこの一連の流れを〇〇さんや他の友達に相談しました。その友達たちは、
「え、(私)ちゃんがそういうこと言ってるの私聞いたことないし、しかも5~6月って修学旅行の話出てないよね?」や「え、Aちゃんが来なくなってから私が言い始めたのに(私)ちゃんが言ったことになっとるん?」と混乱している様子でした。
「(私)ちゃんは言ってないんだから謝る必要なんてないよ!」と言ってくれたり「なんで「言いました。」なんて嘘ついたん?!本当はやってないじゃん!」と励ましてくれたりもしました。
母親にも一連の流れを話したあと、「先生の圧がすごくてやってもないことをやったって認めちゃった。」と泣きながら話しました。その日に学校から電話がかかって来て、「(私)さんがAさんに向かって「修学旅行に来るな」と言いました。
それでAさんは学校に来れなくなっていて、制服を見ただけで苦しくなるとも言っています」と言われたそうです。
母親は私が本当は言っていないことを知っているので、私が相談したことを学校にそのまま伝えてくれました。
その次の日に私はまた呼び出され、「お母さんのお話は嘘ですよね?」と担任、学年主任に詰められました。
私は、「圧力に負けてやってもないことを認めてしまった」けど、もう信じてもらえないだろう。と諦めていたので「あ〜。嘘だと思います。」と適当に話を終わらせました。

これが一回目に私の身に起こったいじめ冤罪です。

2回目のいじめ冤罪は次回出します。

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