新キャリア2.0
こんにちは、しがサラです。
キャリアオーナーシップという言葉をご存知でしょうか?
キャリアオーナーシップとは、
このように言われています。
特に人材の流動や転職が過熱している昨今においては、キャリアオーナーシップに企業がどれぐらい取り組んでいるのかを世間から見られています。
キャリアオーナーシップに取り組む企業は、それだけ従業員のことを手厚く考えており、それを実現するだけの体力や環境があると評価され、直接的な企業価値へと繋がります。
では、キャリアオーナーシップの中心にいる私たちのキャリアとの向き合い方はどのようにすれば良いのでしょうか。
解説していきます。
2000年代初期のキャリア観
この2000年代はインターネットの普及が著しかった背景があります。
デジタル技術の急速な発展やインターネットの普及により、新たな職種やキャリアの機会が生まれました。
情報技術の進歩により、リモートワークやフリーランスとしての活動が容易になり、この業界においては自由な働き方がありました。
しかし、全体で見ると、この時代はまだまだ転職という言葉はごく一部の業界に限られていました。
それほど、世間の認知度は高くなく、終身雇用主義が染み付いていたとも言えます。
2010年代のキャリア観
この時代を象徴するのは、2008年のリーマンショックによる金融危機でしょう。
金融危機は、多くの人々のキャリア観に大きな影響を与えました。
この危機により、安定した職や終身雇用への信頼が揺らぎ、多くの人々が職を失ったり、経済的な困難に直面しました。
結果的に、多くの人々が自己実現や安定性の両方を考慮した新たなキャリアパスを模索するようになりました。
また、金融危機を通じて、リスクの分散や財務の健全性への関心が高まり、それがキャリア選択や経済的な計画に影響を与えるようになりました。
しかし、それでも転職自体が加速度的に広まることはありませんでした。
2020年代のキャリア観
一気にキャリア観が進んだ背景は2つあります。
それは【コロナ】と【政府の仕掛け】です。
コロナがもたらしたキャリア観
コロナは多くの人々のキャリア観に大きな影響を与えました。
まず第一に、リモートワークやデジタルツールの利用が急速に普及しました。
これにより、地理的な制約が緩和され、柔軟性のある働き方が一般的になりました。
また、仕事とプライベートの境界が曖昧になり、ワークライフバランスの重要性が再認識されました。
さらに、安定性やリスクの管理への関心が高まり、多くの人々が安定した収入源やキャリアパスを見直し始めました。
政府が仕掛けたキャリア観
ゆるやかな経済成長を促すために、2022年に「新しい資本主義社会の実現へ向けて」方針を打ち出しました。
詳細は割愛しますが、少子高齢化や変化が加速するグローバル社会に対応するために、人材流動を仕掛けました。
これにより、一気に転職自体がキャリアを考える手段として市民権を得ました。
このような時代の中で、私たちの立ち振る舞い方としては以下が推奨されます。
・成長環境に身を置く
・行ける準備をしておく
・自分の武器を把握しておく
すぐに転職することが正解ではありません。
自分の欲求やわがままを全て叶えるために、賢く生きることが大切です。
そのために、転職エージェントや自己分析ツールを使い事前準備をしていることが重要です。
準備無きところにはチャンスはきません。
是非、ご参考にしてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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