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モネ展に行きました

上野の森美術館にて行われている、「モネ 連作の情景」展へ行ってきました。 

印象派の画家、クロード・モネの作品を60点以上集めた「100%モネ。」の贅沢な展覧会とあって、平日でも混み合う人気ぶり。
当日券売り場は、長〜い行列ができていました。
終了間近なせいも、あるのかな。
日時指定のQRチケットを持っていると、並ばずすぐに入れますので、予約することを強くオススメいたします!


この色使いがモネですね
いいわぁ…


入口を入ると、まず睡蓮の池が現れます。
どうぞ、睡蓮の上を踏んで歩いてみて下さい…という、謎の実体験コーナー。

では、遠慮なく…
ズブズブズブ


歩くと、ちよっと沈み込むような面白い感覚。
美術館の方も、いろいろ考えますなぁ…(笑)


展示の方は、
第1章 印象派以前のモネ
第2章 印象派の画家、モネ
第3章 テーマへの集中
第4章 連作の画家、モネ
第5章 「睡蓮」とジヴェルニーの庭
という5つのコーナーに分かれています。

人が多くて列ができてしまい、なかなか前に進まず、こりゃ時間かかるなぁ…と思っていたら、案内スタッフの方の「お並びいただく必要ございませんので、ご自由にご覧ください」というナイスフォローが。
ならばと縦横無尽に歩き回り、人が少なめのところに出現しては隙間を見つけ、すかさずサッと前に出てじっくり鑑賞する、という戦法で楽しみました(笑)


モネの絵は昔から好きで、優しい色合いの穏やかな光に照らされた風景が多いので、じんわりとした心地よさがあります。

間近で見ると、いくつもの色の点や重なりでしかないのに、ちょっと離れると、生き生きとした自然の情景が広がって見えるのが、いつも不思議で感心してしまいます。
画家は、神の手を持って生まれてくるんだなぁ…。


モネは、同じモチーフや風景を、時間を変えて何度も描いていますが、今回それを並べて見比べながら見ることができたのも、よかったです。
同じ場所でも、光や影の違いで、色使いも全く変わってしまう面白さ。
それにしても、夏の積みわら、冬の積みわら、人物と積みわら…
なんで、「積みわら」がそんなに彼の絵心を刺激したんだろう(笑)


最後の方の展示だけ撮影可となっており、皆さん、こぞって写真を撮りまくっていました。
ますます混雑する人垣の隙間をぬって、じわじわと前に進みシャッターチャンスを狙う私。


「ウォータールー橋、曇り」
1900年 ロンドン


「国会議事堂、バラ色のシンフォニー」
1900年 ロンドン


「チャリングクロス橋、テムズ川」
1903年 ロンドン


「ジヴェルニーの風景、雪の効果」
1886年 ジヴェルニー


「ジヴェルニーの草原」
1890年 ジヴェルニー


「芍薬」
1887年 ジヴェルニー


「睡蓮」
1897-98年頃 ジヴェルニー
 この絵スキ!


いちばん人だかりの多かった
「睡蓮の池」
1918年頃 ジヴェルニー


「睡蓮の池の片隅」
1918年 ジヴェルニー


これだけ一度に、たくさんのモネの絵を見るのは初めてだったので、満足度の高い展覧会となりました。
各国から、よく集めたものです。


ショップは、一度出口から外に出ないといけないのですが、ここも行列で待たされました。
店内も人でぎゅうぎゅう。
そんな中でも、しっかりくまなく見て回り手に入れた戦利品は、恒例のポストカードたくさんと、ピーナッツとコラボしたトートバッグ。

スヌーピーが
睡蓮の絵描いてる(笑)


ポストカードは、写真に写っている以外にもまだ数枚。買い過ぎた…。



さてさて。
お腹が空いたので、お昼にしましょうか。
今回は、アトレにある「千疋屋」さんのランチセットにしました。

ハヤシライスと
フルーツサンドをチョイス


ハヤシライス、美味しかったなぁ。 
カレーも数種類ありました。
フルーツサンドは、クリームがメインのお店が多いけど、さすが千疋屋さんのは、フルーツがしっかりメインのさっぱり味でした。

ドリンクも、せっかくなのでフルーツティーに。
酸味があるので、ハチミツ付きです。

ナッツ入りのミニデザートも
嬉しい


パンダいた…(笑)
さすが上野



モネ展は1/28までですので、お早めにどうぞ。



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