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私はまた、モンゴルへ行くのだと思う。

「モンゴル人はシャイ」が覆された日々

私たちが滞在していたキャンプ地の隣には、モンゴルの子どもたちが夏休みにやってくるサマーキャンプ施設がありました。
そこに中高生の男の子が15人ほど来ていて、午後になったら1時間だけみんなに簡単な英語を教える時間があり、その後はフリータイムだったのでみんなと一緒に楽しく過ごしていました🥳

日本にいる時にモンゴルのことについて色々と調べていたら「モンゴル人はシャイな人が多い」というのをよく目にしていたので、中高生はなおさら思春期もあってあんまり話さないかな?と思っていたら、みんなびっくりするぐらいシャイでも思春期でもなかったです😂

私が初めてみんなに会ったとき、まずはお互いに名前を言って、…そのあとはどうやって仲良くなったのか忘れてしまったぐらい、気がついたらみんなといるのが当たり前になる程に仲良くなっていました😆✨

みんなものすごく人懐っこくて、会いに行くといつもニコニコしながら名前を呼んでくれるのがとても嬉しかったです🥰
話す時にはキャンプリーダーが通訳をしてくれることもありましたが、お互いに冗談を言い合ったりからかっている時にはなぜか通じ合えたり、その場の状況やジェスチャーなどで通じ合えることもあって、意外と言葉がなくても一緒に楽しめるんだ😆!と思いました。でも、みんなとモンゴル語でも会話をしたいと思って、キャンプリーダーやみんなに色んな言葉を教えてもらってはどんどん使っていました😄
他にも、限りなく広い高原を色んな方角へ散歩したり、みんなの好きな音楽をたくさん教えてもらったり、バスケやサッカーなどもして、「モンゴル人はシャイ」という情報は一体何だったのか?と思うほど、みんなお調子者で優しくて愛らしかったです🥰

午前中に作業をしていたら「手伝うよ!」と来てくれたり🥹
「山に登りたい!🤩」と言ったらみんなで近くの山に連れて行ってくれたり🏃🏽‍♂️
遠くにある井戸まで水汲みがてらみんなで散歩をしたり👣 (みんな軽々と馬を乗りこなします笑)

みんなのおかげで、私のワークキャンプ生活は本当に楽しくてワクワク続きの幸せな日々でした。

私がここに来るまでは全く違う世界をお互いに生きていたのに、2週間でこんなにもみんなのことが大好きで自分の大切な弟のような存在になったと思うと、本当に不思議ですごく素敵な巡り合わせだったと思います💫
国や言語が違うことは何の妨げにもならないのだと思いました。

ワークキャンプ生活が1日1日終わっていく度に、みんなと離れるのが寂しくて、国が同じだったらなぁと何度も思い、時間が止まってくれたらなぁと何度も思いました🥹

未だに、みんなと過ごした日々が今すぐに戻ってきたらどれだけ幸せなことだろうと思いながら、みんなは元気に楽しんでるかな〜?と考えたりしています。

私が憧れていたモンゴルで、素敵な場所だけでなく素敵な人にもたくさん出会えました。

また会いたいと心から思える人がいて、また行きたいと思える場所があるから、私はまた、モンゴルへ行くのだと思います。

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